話題の中心は3D対応
低価格IPSモデルの登場にも注目
液晶テレビと同様に、PC向け液晶ディスプレイで現在もっとも注目されているのが立体視への対応だ。半年ほど前まで、3D表示に対応する製品はごくわずかだったが、ここに来て3D表示に必要な120Hzのリフレッシュレートをサポートした製品が続々と登場している。
そのほかのトピックとしては、画面サイズの大型化が挙げられる。従来、ミドルレンジ以下は21~24型が中心だったが、27型の大型パネルを採用する製品が登場。また、IPSパネルを採用しながらミドルレンジに迫る価格を実現したモデルなど、注目すべき話題は多い。
高級45,000円以上
表示品質と色再現性、使い勝手にこだわるなら
- 表示品質の高い液晶パネルを採用
- 充実の画質調整機能
- 充実した調整機構を持つスタンドを装備
- プロ向け、エンタテイメント向けで二分化
- フルHD以上の解像度を持つ製品も
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VA/IPSパネル採用で高い表示品質
高級モデルは広視野角のパネルを採用するなど、画質にこだわったものが多い
中核35,000円以上~45,000円未満
付加価値を重視した個性的なモデルが多いカテゴリー
- 3D表示対応製品が登場
- IPSパネル採用モデルも存在
- Windowsタッチをサポートした製品も
- 消費電力削減機能を搭載する製品が増加
- コントラスト補正など画質調整機能が充実
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120Hz入力に対応した製品に注目が集まる
NVIDIA 3D Visionの要件である120Hz入力をサポートし、立体視に対応したモデルが登場
低価格35,000円未満
27型の大型パネルを採用したモデルも低価格化が進む
- パネルはTNが主流
- 大型パネル採用モデルが登場
- 3系統入力を装備した製品が多い
- 画質調整は基本機能のみ
- 解像度はフルHDが基本
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低価格化の波が27型モデルにも
激しい価格競争によって、27型フルHDのモデルで2万円台という製品も登場している