中核
SSDにとにかくコストパフォーマンスを求めているなら
JMicron製のコントローラを搭載した最新モデル
- Jmicron JMF612
- Trim対応
- Serial ATA 2.5
- 2.5インチ
CFD 販売
SSD WJ3
問い合わせ先:052-619-1560 URL:http://www.cfd.co.jp/LINEUP
型番 | 容量 | 外部キャッシュ | 実売価格 |
---|---|---|---|
CSSD-SM64WJ3 | 64GB | 128MB | 14,000円前後 |
CSSD-SM128WJ3 | 128GB | 128MB | 30,000円前後 |
CSSD-SM256WJ3 | 256GB | 128MB | 60,000円前後 |
基板にシルク印刷が入っていることから、バッファローオリジナルの基板を採用していることが分かる。フラッシュメモリは従来製品では東芝製だったが、本製品ではIntel製を採用している
低価格SSDの代名詞となったJMicron製の最新コントローラ「JMF612」を搭載したモデル。128MBと大容量の外部キャッシュを搭載している
採点:7
メリット:SSD全体でも安価な製品
SandForce製コントローラを搭載し、速度と信頼性が高いレベルで両立されている。
デメリット:突出した性能がなく無難
同じ価格帯の製品と比べると、性能面で特別何かが優れているところはない。とはいえ、“プチフリ”を起こしていたコントローラの搭載製品とは隔世の感がある
高い性能とお手頃価格のスーパーベストセラー製品
- Intel PC29AS21BA0
- Trim対応
- Serial ATA 2.5
- 2.5インチ
Intel
X25-M Mainstream SATA SSD
問い合わせ先:0120-868686(インテル) URL:http://www.intel.co.jp/LINEUP
型番 | 容量 | 外部キャッシュ | 実売価格 |
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SSDSA2MH080G2C1 | 80GB | 32MB | 23,000円前後 |
SSDSA2MH160G2C1 | 160GB | 32MB | 42,000円前後 |
片面に10個、両面で最大20個の34nmのフラッシュメモリを搭載できる。コントローラは10チャンネル並列アクセスを採用したIntel純正。そのすぐ下に32MBの外部キャッシュを配置
性能の高さとコストパフォーマンスのよさから、登場から2年経過した今でも、売り上げランキングの上位を占める人気製品
採点:9
メリット:超鉄板、超定番のSSD
ベンチマークからも分かるように、同じクラスの中では頭一つ抜けた性能を持ちながら、価格も低く抑えられおり、とてもお買い得な製品だ
デメリット:けなすところがない
128GB程度の容量が欲しいのに80GBか160GBモデルしかない、搭載コントローラが登場してから2年とだいぶ経っている、といった辺りが気になると言えば気になる
Indilinxコントローラ採用のスタンダードなSSD
- Indilinx Barefoot
- Trim対応
- Serial ATA 2.5
- 2.5インチ
HANA Micron
Forte plus
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク) URL:http://www.hanamicron.co.kr/eng/LINEUP
型番 | 容量 | 外部キャッシュ | 実売価格 |
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HMSM032G-10 | 32GB | 64MB | 12,000円前後 |
HMSM064G-10 | 64GB | 64MB | 17,000円前後 |
HMSM128G-10 | 128GB | 64MB | 31,000円前後 |
HMSM256G-10 | 256GB | 64MB | 100,000円前後 |
コントローラの横に64MBの外部キャッシュを配置したスタンダードな構成だが、基板はオリジナル設計。フラッシュメモリは、34nm世代のものが採用されている
昨年、もっとも多くのSSD製品に採用された、Indilinx製Barefoot搭載のSSD。発売から1年以上経過したが、その性能は、最新製品と比較しても見劣りしない
採点:8
メリット:バランスのよさがウリ
半導体メーカーである長所を活かして開発から製造までを自社で行ない、品質の向上と低価格化を実現している。ベンチマークからは、4KBリードに優れているところが読み取れる
デメリット:数少ないBarefoot搭載製品
昨年までの人気もひと段落した感のある、Indilinxのコントローラ「Barefoot」を搭載しているのが少し懐かしい印象。ただしチップは最新リビジョンのものが搭載されている
価格、容量、性能のバランスに優れたミドルレンジクラス
このクラスの製品の最大の特徴は、性能と価格のトータルバランスが圧倒的に優れている点にある。これは、採用されているコントローラが、登場してからある程度の時間が経過し、価格的にこなれてきているからだ。ただし、少し前の製品だからと言って性能が劣っているわけではない。ベンチマーク結果を見てもらうと分かるが、どの製品もCrystalDiskMarkのシーケンシャルリードで230MB/sを超える速度を実現しており、十分に速い。
さらに注目したいのは、今年登場して人気を集めている、低価格クラスで紹介しているKingstonのSNV125-S2/30GBとの比較だ。リード速度こそなかなか迫られているが、シーケンシャルライトで2倍~3倍と、ライト速度では圧倒的な差が付いている。このクラスの製品は、リードだけでなくライトも高速で、しかもギガバイト単価にも優れた製品が集まっているわけだ。100GB前後のSSDを2、3万円で購入できる、非常に魅力的な製品群と言えるだろう。
こんなパーツと組み合わせたい!
コストパフォーマンスに優れているのでもう1台買ってしまう
ある程度の容量があり、速度もあり、安いとなると、2台購入するのもありだ。2台の高速SSDでRAID 0を構築して、さらなる高性能化を目指すこともできる。たとえば、128GBのSSDが欲しいなら、64GBの製品を2台購入し、RAID 0で使用するという方法もある。幸いこの価格帯のSSDは、128GBの製品1台と64GBの製品2台分の価格差がそれほどない。検討する価値はある。