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高級vs中核vs低価格パーツ ベストバイ価格帯はココだ!!

マザーボード編

TEXT:滝 伸次
低価格
予算を抑えながらも高性能なPCを実現可能
  • Intel P55
  • LGA1156
  • DDR3
  • ATX

GIGABYTE

GA-H55-USB3(rev. 1.0)

実売価格:15,000円前後

問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)
URL:http://club.gigabyte.co.jp/

旧環境のリプレースに最適なH55マザー

チップセットにIntel H55を採用したATXマザーボード。映像出力ポートとして、HDMI、DVI-D、Dsub 15ピンに加え、DisplayPortを装備。グラフィックス機能を内蔵したClarkdaleコアのCore i5-661などを用いれば手軽にPCを作成することができる。本機の特徴の一つは、Core iシリーズ対応のマザーボードとしてはめずらしくPCIスロットを3本搭載する点。PCIカード資産を活かしながらCore iシリーズ環境へ移行したいと思っている人に最適な1枚となっている。2オンスの銅箔層を採用した基板に高性能なパーツを用いることで信頼性を確保する独自の品質規格「Ultra Durable3」にも準拠、長期間の使用でも安心感がある。予算をあまりかけずに、堅実仕様のPCを作りたい人は要注目のマザーボードだ。GIGABYTE製品ならではの手厚いサポート体制も高評価のポイント。

Specification

●対応CPU:Core i7、Core i5、Core i3、Pentium(LGA1156)
●メモリスロット:PC3-13300/10600/8500/6400 DDR3 SDRAM×4(最大16GB)
●グラフィックス機能:Intel HD Graphics(対応CPUが必要)
●サウンド:Realtek Semiconductor ALC889(High Definition Audio CODEC)
●LAN:Realtek Semiconductor RTL8111D(1000BASE-T)
● ベースクロック:100~500MHz(1MHzきざみ/ Core i5-661使用時)
●動作クロック倍率:9~26(1倍きざみ/ Corei 5-661使用時)
●拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1(2.5GT/s)×3、PCI×3
●ストレージインターフェース:Serial ATA 2.5×7、eSATA(Serial ATA 2.5)×1、Ultra ATA/133×1
●主なインターフェース:USB 3.0×2、USB 2.0×4、eSATA×1、IEEE1394(S400、6ピン)×1、HDMI ×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1、DisplayPort ×1、LINE IN×1、LINE OUT×1、マイク×1、センタースピーカー×1、リアスピーカー×1、サイドスピーカー×1、S/P DIF OUT(光角型)×1、1000BASE-T×1

インターフェースが充実したバックパネル。Clarkdaleの映像出力ポートとして、HDMI、DVI-D、Dsub 15ピンに加え、DisplayPortも装備する

【検証環境】マザーボード:Intel DP55KG(Intel P55)、メモリ:Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM、CL=9、2GB×4 ※2枚のみ使用)、グラフィックス機能(ビデオカード):Core i5-661内蔵(Intel HD Graphics /割り当てメモリ130MB[UMA])、NVIDIA GeForce 8800 GTリファレンスカード、HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST3500320AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)、OS:Windows 7 Ultimate 64bit版

Clarkdaleのグラフィックス性能を試す

本機を使ってClarkdaleのグラフィックス性能を試してみた。テストしたのは、Core i5-661(3.33GHz)とPentium G6950(2.8GHz)。比較対象として、現在5,000円以内で購入できるATI Radeon HD 4350搭載ビデオカードの性能も計測した。結果は下のグラフのとおり、Core i5-661はATI Radeon HD 4350におよばないまでも、今までのチップセット内蔵グラフックスと比べると格段に進歩しており、軽い3Dゲームならそこそこ遊べるレベルだ。一方、Pentium G6950はお世辞にも3D性能がよいとは言えない結果だ。Pentium G6950は、3D性能を必要としない一般的な用途向けと考えたほうがよいだろう。

ココがポイント

Clarkdaleの映像出力に対応
グラフィックス機能を搭載したIntel初のCPUであるClarkdaleに対応したチップセットIntel H55を搭載。バックパネル部に多彩な出力ポートを装備する

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GIGABYTE SATA2チップを搭載
GIGABYTE SATA2チップをオンボード搭載、RAID 0/1に対応する2基のSerial ATA 2.5ポートが用意されている

画像

青いSerial ATAポートはH55に接続
H55は6基のSerial ATA 2.5ポートをサポートするが、1基はeSATAポートとしてバックパネルに装備しているため、基板上には5基しか搭載されていない

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USB 3.0に対応
NECのコントローラチップ「μPD720200」が搭載されておりUSB 3.0に対応する。H55のPCI Express 2.0バス(2.5GT/s)に接続されているため、転送速度は2.5Gbpsに制限されている

画像

DualBIOSを搭載
メインBIOSが損傷してもバックアップBIOSから復旧できるGIGABYTEマザーではおなじみのDualBIOS機能を本機も搭載している

こんなパーツと組み合わせたい!

3D性能は高くないが内蔵グラフィックス機能は魅力
グラフィックス機能を内蔵しながら1万円以下で購入できるPentium Gのコストパフォーマンスは高い。これを使えば格安でWindows 7 PCを構築することも可能だ。3D性能こそ高くないが、ゲームなどを一切しないのであれば、問題となることはないだろう。セカンドPCの構築用にも最適だ。

画像

CPU
Intel Pentium G6950
(2.8GHz)
実売価格:9,000円前後

メモリ
PC3-10600 1GB×2
(バルク品)
実売価格:5,500円前後

HDD
Seagate Barracuda 7200.12
ST31000528AS(Serial ATA2.5、7,200rpm、1TB)
実売価格:7,000円前後

映像出力端子はHDCP対応
本機のHDMIおよびDVI-D端子はHDCP出力に対応しているので、Blu-rayなどの著作権保護されたHDコンテンツの映像出力も可能。Core i5-661ならばHD動画の再生にも不安がないのでオススメだ。Blu-ray対応ドライブはBD再生用途だけであれば、読み出し専用モデルで十分だ。

画像

CPU
Intel Core i5-661
(3.33GHz)
実売価格:20,000円前後

画像

スーパーマルチドライブ
(Blu-ray読み出し対応)
LITE-ON IT IHES208-41
実売価格:11,000円前後

採点:7

メリット:旧資産の活用に最適
PCIスロットを3本搭載するので、旧資産を活かしながらCore i シリーズ環境へ移行したい人に最適。USB 2.0、USB 3.0対応ポートともに規格の3倍の電力供給ができるようなっている点もUSB機器をたくさん使う人には心強い仕様だ。

デメリット:オーバークロックなどの遊び的用途には向かない
全面に採用された固体コンデンサやチョークコイルなど、それなりのパーツが使われているが、VRM部の冷却などには不安が残る。定格で使用する分にはもちろん問題はないが、オーバークロック用途には決して適しているとは言えない。

【検証環境】CPU:Core i5-661(3.33GHz)、メモリ:Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM、CL=9、2GB×4 ※2枚のみ使用)、ビデオカード:ATI Radeon HD 4350リファレンスカード、HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST3500320AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)、OS:Windows 7 Ultimate 64bit版

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