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高級vs中核vs低価格パーツ ベストバイ価格帯はココだ!!

マザーボード編

TEXT:滝 伸次
中核
AMD製CPUで3Dゲームをしっかり楽しめる
  • AMD 890FX+SB850
  • Socket AM3
  • DDR3
  • ATX

GIGABYTE

GA-890FXA-UD5(rev. 2.0)

実売価格:25,000円前後

問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)
URL:http://club.gigabyte.co.jp/

AMD CPUを用いて 高性能PCを作成するのに最適

6コアのPhenomII X6に対応するSocket AM3マザーボード。チップセットにAMD 890FX+SB850が搭載されており、x16+x16およびx16+x16+x8のATI CrossFireXに対応するのが特徴となる。冷却機構を除けば、ハイエンド機種並みの装備を持つので、AMD CPUを用いて高性能PCを作成したい人は要注目の1枚だ。South BridgeのSB850 がサポートするSerial ATA 3.0に加え、コントローラチップを搭載することによりUSB 3.0機能に対応するなど、拡張機能が充実しているのも本機の特徴。電源OFF状態でもiPodの充電が可能な「ON/OFF Charge」、2コアなどのCPUを4コアで使用できるようにする「Core Boost」など、GIGABYTEマザーならではの魅力的な機能も満載されている。AMD CPUの愛好家でなくてもぜひ注目してほしいマザーボードだ。

Specification

●対応CPU:PhenomII、AthlonII
●メモリスロット:PC3-14900/10600/8500 DDR3 SDRAM×4(最大16GB)
●サウンド:Realtek Semiconductor ALC889(High Definition Audio CODEC)
●LAN:Realtek Semiconductor RTL8111D(1000BASE-T)
●ベースクロック:200~500MHz(1MHzきざみ/ PhenomII X4 965 Black Edition使用時)
●動作クロック倍率:5~35倍(0.5倍きざみ/ PhenomII X4 965 Black Edition使用時)
●拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×2、PCI Express 2.0 x8(x16形状)×1、PCI Express 2.0 x4(x16形状)×1、PCI Express 2.0 x1×2、PCI×1
●ストレージインターフェース:Serial ATA 3.0×6、Serial ATA 2.5×2、eSATA(Serial ATA 2.5)×2、Ultra ATA/133×1
●主なインターフェース:PS/2×1、USB 3.0×2、USB 2.0×6、eSATA/USB 2.0コンボ×2、IEEE1394(S400、6ピン)×1、IEEE1394(S400、4ピン)×1、LINE IN×1、LINEOUT×1、マイク×1、センタースピーカー×1、リアスピーカー×1、サイドスピーカー×1、S/P DIF OUT(同軸)×1、S/P DIF OUT(光角型)×1、1000BASE-T×2

2基のUSB 3.0ポート、eSATA/USB 2.0コンボポートなどを備えるバックパネル。IEEE1394(S400)は4ピンと6ピンの両方が装備されている

【検証環境】マザーボード:Intel DP55KG(Intel P55)、メモリ:Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM、CL=9、2GB×4 ※2枚のみ使用)、ビデオカード:NVIDIA GeForce 8800 GTリファレンスカード、HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST3500320AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)、OS:Windows 7 Ultimate 64bit版

SB850のSerial ATA 3.0を試す

本機の特徴は、オンボードチップによってではなく、チップセットレベルでSerial ATA 3.0に対応していること。そこで、その効果をCrystalDiskMarkで試してみることとした。使用したHDDは、Western Digital WD Caviar BlackシリーズのSerial ATA 3.0 HDDとSerial ATA 2.5 HDD。結果は下のグラフのとおり、読み出し性能、書き込み性能ともにSerial ATA 3.0 HDDのほうがよい数値となっており、とくに書き込み性能ではそれなりの差が出ている。この結果を見ると、SB850のSerial ATA 3.0 機能は有効であり、本機を使用するなら、HDDはSerial ATA 3.0対応のものを選んだほうがよいと思われる。

ココがポイント

Serial ATA 3.0にネイティブ対応
South BridgeのSB850はSerial ATA 3.0にネイティブ対応しており、SB850がサポートする6基の青いSerial ATAポートは6Gbps転送に対応している

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VRMは8+2フェーズ構成
8+2フェーズ構成のVRMを搭載。日本メーカー製の長寿命固体コンデンサなど、パーツにも高性能なものが使用されており、安心感が高い

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Core Boostチップを搭載
サポート対象外となるが、本機は2コアのCPUなどを4コアCPUとして動作させるCore Boost機能が採用されており、専用のチップが搭載されている

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Windows上からCore Boostを設定可能
Core Boost機能はBIOSで設定できるほか、各種クロックや電圧を設定できるEasyTune6に設定項目が追加されており、Windows上からも設定可能

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ON/OFF Charge機能に対応
このUSBポートに接続した場合のみとなるが、PCの電源がOFFの状態でもiPodなどの充電ができるON/OFF Chargeに対応している

こんなパーツと組み合わせたい!

ハイエンドPCプラン
PhenomII X6と高性能ビデオカードのマルチGPUでハイエンドゲームにも対応する高性能PCが作成可能だ。

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CPU
PhenomII X6 1090T
Black Edition(3.2GHz)
実売価格:35,000円前後

ビデオカード
GIGABYTE GV-R585D5-1GD-B
(ATI Radeon HD 5850)×2
実売価格:30,000円前後×2

画像

HDD
Western Digital WD Caviar Black
WD1002FAEX(Serial ATA 3.0、7,200rpm、1TB)
実売価格:10,000円前後

メモリ
Corsair Memory
CMX4GX3M2A1600C
(PC3-12800 2GB×2)
実売価格:14,000円前後

バランスPCプラン
PhenomII X4とミドルレンジクラスのビデオカードを用いれば、性能と価格のバランスのよいPCが作成可能。

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CPU
PhenomII X4 965
Black Edition(3.4GHz)
実売価格:17,000円前後

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ビデオカード
玄人志向
RH5770-E512HD/G2
(ATI Radeon HD 5770)
実売価格:13,000円前後

HDD
Western Digital WD Caviar
Black WD1002FAEX(SerialATA 3.0、7,200rpm、1TB)
実売価格:10,000円前後

メモリ
Corsair Memory
CMX4GX3M2A1600C9
(PC3-12800 2GB×2)
実売価格:14,000円前後

採点:8

メリット:ハイエンド仕様に対応している
AMDの最上位チップセット搭載マザーなので、TDPの大きいCPUの使用やフルレーンのATI CrossFireXなどを想定した設計がなされているのが魅力。

デメリット:用途によっては過剰装備
マルチGPUが必要なければスロット構成が減点材料になるし、搭載機能が多過ぎる点も消費電力面などにおいては逆にマイナス要因となり得る。

【検証環境】メモリ:Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM、CL=9、2GB×4 ※2枚のみ使用)、ビデオカード:NVIDIA GeForce 8800 GTリファレンスカード、HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST3500320AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)、Western Digital WD Caviar Black WD1002FAEX(Serial ATA 3.0、7,200rpm、1TB)、Western Digital WD Caviar Black WD2001FASS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、2TB)、OS:Windows 7 Ultimate 64bit版

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