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マザーボード100選 2010
TEXT:鈴木雅暢
最新CPUの登場で情勢は大きく変化
Intel&AMD環境を総括 イマドキのマザーボード事情
image今年も本誌恒例のマザーボード100選をお届けする。基幹パーツであるマザーボードの仕様には、PCを構成するあらゆる技術トレンドが反映されるが、2009年は大きな動きが多くあり、それに合わせて注目度の高い製品が出揃った。
Windows 7が登場した今がPCの更新にうってつけの時期
 Windows 7の登場によって自作市場が再び盛り上がりを見せており、この機会にPCを自作をしてみようというユーザーも多いことだろう。その上で重要になるのが、マザーボード選びだ。マザーボードはPCシステムを構成するほぼすべてのパーツとつながる基幹パーツだけに、これによって使えるパーツや使い勝手が大きく変化する。そして、一口にマザーボードと言ってもあまりにも多くの製品が存在するため、たとえ常にトレンドを追っている熱心なユーザーでも1枚の製品を選び出すのは容易ではない。

 本特集では、現行マザーボードの中から100枚を厳選して価格帯別に掲載しつつ、本誌ライター陣および編集者の投票によってオススメ製品を決定している。これらは厳しい審査によって選ばれた製品であり、一つの基準としてかなり参考になるはずだ。
多様化するCPUソケット
 ここでは、実際にマザーボードを見ていく前の予備知識として、CPUとメモリのトレンドについてまとめてみよう。CPUとメモリ、そしてマザーボードというのは相互に密接な関係があり、これらのトレンドをおおまかにでも理解することが、マザーボード選びをスムーズに進めるための近道となる。

 さて、現在のCPU市場では、この秋から登場した開発コードネーム「Lynnfield」こと、IntelのLGA1156版Core i7とCore i5が中心的存在だ。LGA1366版Core i7ゆずりの高い性能を備えつつ、システムレベルでCore 2 Quadシステムと同等の低消費電力を両立しているのが大きな特徴で、このLGA1156ソケットに対応したP55チップセットを搭載したマザーボードが続々と登場してきている。そして、現在のIntel CPUは、よりハイパフォーマンス志向のLGA1366、従来の主力で現在はミドルレンジの下位からローエンドまでをカバーするLGA775と、3種類のソケットが混在している。

 一方、AMD CPUではハイエンドからローエンドまで、従来のSocket AM2から新しいSocket AM3への移行が完了しており、低価格クアッドコアのAthlon II X4などに注目が集まっている。ここで注意したいのが、Socket AM3のCPUはSocket AM2マザーボードでも使える一方、Socket AM2のCPUはSocket AM3マザーボードで使えないことだ。AM2からAM3へと環境を移行する際には、過去の資産の引き継ぎに限界があるということを知っておこう。
Intel CPU向け最新ソケット
image
最高性能を追求するなら
LGA1366
対応CPU
Core i7シリーズ
対応チップセット
Intel X58
対応メモリ
DDR3 SDRAM
image
7時代をになう主力CPUをサポート
LGA1156
対応CPU
Core i7/i5シリーズ
対応チップセット
Intel P55
対応メモリ
DDR3 SDRAM
AMD CPU向け最新ソケット
image
DDR3対応の新ソケット
Socket AM3
対応CPU
Phenom IIシリーズ、Athlon IIシリーズ
対応チップセット
AMD 790FX、790GX、785Gなど
対応メモリ
DDR3 SDRAM
DDR3メモリがついに主流に
 LGA1156、Socket AM3が主力となったことに伴い、メモリの主力もDDR2 からDDR3へと急速に移行している。LGA1366やLGA1156ではDDR3しか使えず、またSocket AM3のCPUでも高速なDDR3を使ったほうがパフォーマンスが明らかによいということも大きく影響しているだろう。さらに、人気の高い2GBクラスのモジュールではDDR3とDDR2の価格差はかなり縮まりつつあり、DDR2のお買い得感は薄れてきている。

 この変化はマザーボード選びにも当然影響してくる。LGA1366やLGA1156ではDDR3しか選択肢がないが、Socket AM3対応CPUのようにDDR3/DDR2両方のメモリコントローラを内蔵する場合や、DDR2対応マザーが多いLGA775の存在があるからだ。将来性も性能もDDR3が有利ではあるが、過去のシステムからの流用を考え、あえてDDR2に対応した製品を選ぶという手もあるだろう。
メモリの最新トレンドを把握しよう
imageDDR2との価格差が縮まりDDR3が主流に
LGA1366に続き、LGA1156もDDR3のみの対応となり、DDR3の需要が急増。その変化を受けてDDR2とDDR3の価格差も縮小傾向が顕著で、世代交代が急速に進行している
imageLGA1366はトリプルチャンネル対応
メモリはデュアルチャンネルアクセスが有効となる2枚1組で使うのが一般的だが、LGA1366では唯一トリプルチャンネルアクセスに対応しており、3枚1組で使うことでさらに高速転送が可能だ
旧世代マザーボードを選ぶ際の注意点
LGA775マザーボードなど、Windows Vista全盛期のころに登場した製品を購入する場合には、ドライバに注意したい。旧世代製品は付属ディスクにWindows 7用のドライバが収録されていないことがほとんどだからだ。よほど古い製品でなければメーカーのWebサイトでドライバが配布されているはずだが、LANコントローラのドライバがなければダウンロードもできない。Windows 7自体が持つドライバで対応できるものも多いが、念のためほかのPCなどであらかじめチップセットやLANコントローラのドライバを用意しておくとよいだろう。
image必ずしも最新がよいとは限らないが……
たとえば、すでにDDR2メモリを持っているなら、DDR3対応マザーボードよりもDDR2メモリが流用できる旧世代の製品を選んだほうがコスト的には有利と言えるが、将来性は……
image旧世代製品はWindows 7用ドライバ未収録
Windows 7の発売間近もしくは発売以降の製品であれば、大抵は付属ディスクに7用ドライバが収録されている。それ以前の旧世代製品となると7用ドライバはまず同梱されていない
掲載マザーボード問い合わせ先一覧
AOpen 問い合わせ先:Webサイトのフォームから
ASRock 問い合わせ先:03-5295-3435(ドスパラ秋葉原本店)
ASUSTeK 問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ)
BIOSTAR 問い合わせ先:info@mvkc.jp(エムヴィケー)
DFI 問い合わせ先:052-619-1560(CFD販売)
ECS 問い合わせ先:ecsinfo@ecsjpn.co.jp(日本エリートグループ)
FOXCONN 問い合わせ先:03-5295-3435(ドスパラ秋葉原本店)
GIGABYTE 問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)
Intel 問い合わせ先:0120-868686(インテル)
J&W Technology 問い合わせ先:inf@fastcorp.co.jp(ファスト)
Jetway 問い合わせ先:052-619-1560(CFD販売)
MSI 問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン)
SUPERMICRO 問い合わせ先:Webサイトのフォームから( [サンウェイテクノロジー])
ZOTAC 問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
玄人志向 問い合わせ先:購入店舗にて対応
 
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