その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
TEXT:宇野貴教 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windows 7のインストールプロセスはシンプルで迷うことなく作業を進められる。しかしインストールをはじめる前に知っておくべきことは多い。ここからは、Windows 7を実際に導入する際に注意すべきポイントを紹介していく。 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windows 7を実際にインストールするにあたり、事前に検討しておきたいことの一つがインストール方法である。 インストール方法は3種類ある。一つはまっさらなHDD、あるいはパーティションにWindows 7をインストールする「クリーンインストール」。二つ目は従来使っていたOSが入っているHDD(パーティション)に、Windows 7を新規にインストールするやり方だ。本特集では、クリーンインストールと区別するため、これを「準クリーンインストール」と呼ぶ。この方法を選んだ場合、これまでの「Windows」や「Program Files」といったフォルダの中身はすべて「Windows.old」というフォルダに移動されるが、旧OSの設定は引き継がれない。 三つ目は「アップグレードインストール」で、従来のOSの設定を引き継いだ状態でWindows 7がインストールされる。環境を構築し直す手間がなく、スムーズにWindows 7環境に移行できるのがメリットだが、アップグレードインストールを行なうにはいくつかの条件をクリアしなければならない。 まず事前に使っていたOSがWindows XPの場合は、エディションにかかわらずアップグレードインストールは利用できない。また、現在32bitのWindows Vistaを使っていて、64bitのWindows 7に移行する、あるいはその逆で64bit Vistaから32bit 7という場合もアップグレードインストールは行なえない。 ここまでの条件をクリアしても、エディションによってはアップグレードインストールができないので注意したい。たとえばWindows Vista Ultimateからインストールメディアを立ち上げ、Windows 7 Home Premiumなど下位エディションにアップグレードインストールしようとしても、エラーメッセージが表示されて実行できない。 ちなみにWindows Vista Home Basic/Home Premiumから、Windows 7 Professionalへのアップグレードパスは用意されていない。ただ、どうしてもProfessionalを使いたい場合は、まずWindows 7 Home Premiumにアップグレードしてから「Windows Anytime Upgrade」でProfessionalに移行する方法がある。 このようにWindows 7のアップグレードインストールの条件は複雑になっている。Windows Vistaからのアップグレードを考えている場合には、まず自分の環境がアップグレードインストール可能かどうかを事前に確かめてほしい。 |
||||||||||||||
Windows 7アップグレードチャート 現状使っているOSのバージョンとエディション、そして移行先のWindows 7のエディションでアップグレードインストールが可能かどうかをまとめた |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windows 7のインストールメディアはDVDで提供される。そのため、光学ドライブを内蔵しないPCには、そのままではインストールできない。そこでぜひ試したいのが、USBメモリによるインストールだ。 必要なものは、Windows 7のインストールメディアの内容がすべて収められる4GB以上のUSBメモリ。また、インストールするPCがUSBメモリからのブートに対応している必要がある。BIOS画面で確かめられるので、チェックしてほしい。ここ2、3年以内に発売されたPCであれば、大半がサポートしている。 USBメモリを使ってPCを立ち上げるためには、ブートセクタをUSBメモリに書き込まなければならない。そのためのコマンドとして、Windowsには「bootsect」というコマンドがあり、これを利用すれば起動可能なUSBメモリを作成できる。ただ、コマンドラインで作業する必要があり煩わしいのが難点で、さらに間違えるとWindowsが立ち上がらなくなる危険性も伴う。そこで今回は、フリーソフトを使ってWindows 7のインストールに使えるUSBメモリを作成してみよう。 利用するのは「A Bootable USB」というフリーソフトだ。これを使えば簡単にWindows 7をインストールできるUSBメモリを作成できる。 作業手順は、まず利用するUSBメモリを指定してフォーマットする。続けてWindows 7のインストールメディアを選択すれば、ファイルのコピーとブートセクタの書き込みが自動的に行なわれて完了する。 Windows 7インストール用のUSBメモリが作成できたら、実際にインストールするPCのBIOSでUSBメモリから起動するように設定しよう。USBメモリを装着して電源を投入すれば、DVDと同様にWindows 7のインストールプロセスが始まるはずだ。 |
||||||||||||||
BIOSを設定 起動ドライブの設定で、USBデバイスを最優先にする。なおPCによっては、BIOSの設定とは別に起動ドライブを選択できる |
||||||||||||||
「1」A Bootable USBのメイン画面 「Check USB」をクリックすると、PCに接続されているUSBメモリを認識する |
||||||||||||||
「2」USBメモリを選択 Windows 7のインストールメディアとして使うUSBメモリをリストの中から選択。別のメディアを選択しないように注意したい |
||||||||||||||
「3」フォーマットを実行 「Format USB」を押して、USBメモリをフォーマットする。データが入っているのなら、事前に待避しておくこと |
||||||||||||||
「4」メディアを選択 「Check DVD」を押すと、光学ドライブ内のメディアが認識される。事前にインストールディスクを入れておこう |
||||||||||||||
USBメモリを作成 最後に「Start DVD」を押すと、ファイルのコピーとブートセクタの書き込みが行なわれる。これでA Bootable USBでの作業は完了だ |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください