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第1部:Windows 7時代のPC自作術
TEXT:芹澤正芳
Windows 7時代の目的別自作レシピ
imageWindows 7の登場に合わせて、自分のPCを新たに組もうと考えている人も多いだろう。ここでは、スタンダード、ゲーム、低価格、省スペースと目的別に四つのテーマを設け、PC自作のレシピを用意してみた。目的にマッチするレシピを見付けて、自分流にアレンジしてほしい。
Reipe 1
スタンダードPC
Core i5搭載PCを10万円で仕上げる
Core i5とDDR3メモリ 最新パーツでも低価格は可能!
image Windows 7時代の自作では、「Intel Core i7/i5」、「DDR3デュアルチャンネルメモリ」、「SSD」、「64bit」がキーワードになるだろう。パフォーマンスを求めるならば、この条件をすべて満たすパーツを揃えたいところだが、そこまでコストをかけたくないと思う人も多いはず。そこでここでは、「10万円」をキーワードに、一般的な用途をそつなくこなせる、スタンダードなPCのレシピを考えていきたいと思う。

 とくに注目度が高いのは、2009年9月に発売されたばかりのLGA1156プラットフォームのCore i7/i5だ。対応チップセットは、2009年10月現在ではP55のみだが、DDR3メモリと合わせてトレンドをキッチリと押さえられる。さらに、P55マザーボードはメーカー各社から30製品以上登場しており、高機能製品や低価格製品などバリエーションも豊富で、予算の調整がしやすい。そこでCPUにはCore i5-750、マザーボードにP55という組み合わせをチョイスした。
主要パーツと実売価格
種別 メーカー名/製品名 実売価格
CPU Intel Core i5-750(2.66GHz) 20,000円前後
マザーボード ASUSTeK P7P55D (Intel P55) 19,000円前後
メモリ UMAX Cetus DCDDR3-4GB-1333(PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×2) 9,500円前後
ビデオカード ECS N9800GTE-512MX-F (NVIDIA GeForce 9800 GT) 12,000円前後
HDD Seagate Barracuda 7200.12 ST31000528AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、1TB) 8,500円前後
光学ドライブ バッファロー DVSM-U24FBS-BK(DVDスーパーマルチ) 5,000円前後
PCケース アビー balance Light B640L-BK(ATX、付属電源なし) 10,000円前後
電源 玄人志向 KRPW-V560W(560W) 6,500円前後
CPUクーラー サイズ KABUTOクーラー 3,500円前後
OS Microsoft Windows 7 Home Premium 32bit版(DSP版) 13,000円前後
合計 107,000円前後
クアッドコアCPUにIntel最新のチップセット搭載マザーボード、4GBのDDR3メモリと最新のパーツを揃えながら、控えめな予算に収まっているのが魅力。ただし、ビデオカードのランクを下げる程度しか、これ以上の低価格化は難しい。逆に性能アップを狙うならば、CPUをクロックが高く、Hyper-Threadingにも対応するCore i7に変更するのがもっとも手軽で効果的だろう
求める能力
マルチコアCPUを採用し、ゲームやエンコード、動画編集など多くの処理をそつなくこなせる性能

OS込みの合計が約10万円と高過ぎない価格で、バランスのよいパーツ構成であること

Windows 7が快適に動作して、さらにDirectX 10に対応したAe
roなど、新機能を活かせること
 Core i5は上位モデルのCore i7シリーズに比べて、Hyper-Threadingを備えていないものの、状況に合わせて自動で動作クロックを高めるIntel Turbo Boost Technologyをサポートしている。ベースとなるクロックは2.66GHzとそれほど高くはないが、Turbo Boost動作時は最高で3.2GHzとなる。これは、Core 2 Duoなどの上位モデルにも引けを取らない数字。「クアッドコアCPUはクロックが低いため、マルチタスクに対応していないアプリケーションでは高クロックのデュアルコアCPUに劣る」と語られることもあるが、Turbo Boostによって、それは払拭されたと言ってよいだろう。

 CPUがデュアルチャンネルをサポートするLGA1156のCore i5と決まったので、メモリは2GBのDDR3を2枚とした。こうなると悩ましい問題は、Windows 7のエディションと、32bit/64bit版の選択だ。ここでは予算面と一般用途という目的から、32bit版のWindows 7 Home Premiumを選択しているが、将来的に4GB以上のメモリの搭載を考えているなら、Professional以上のエディションの64bit版を選ぶとよいだろう。

 ビデオカードはミドルレンジで省電力版のNVIDIA GeForce 9800 GT搭載製品を選択している。補助電源がいらないタイプで、PCI Express x16スロットに挿すだけでOKと手軽なのが魅力だ。処理能力も高く、ほとんどの3Dゲームを快適に遊べる性能を備え、もちろん、Windows 7のAeroを活用するためのDirectX 10もサポートしている。また、Windows 7では、ビデオカードによるハイビジョン映像の再生支援機能に標準で対応している。CPUに負荷をかけることなく、映像を楽しめるのもポイントだ。ストレージに関しては、SSDを選びたいところだが、容量あたりの単価で見ると、まだまだ高価。コストパフォーマンスに優れる1TBのHDD、Seagate Barracuda 7200.12を選択した。電源は560Wとそれほど大出力ではないが、マルチGPU環境を構築しなければ十分に事足りる。将来的に3D性能の強化を考えている場合は、700W前後の、もうワンランク上の製品を検討しよう。

 これだけのスペックを揃えて10万円強。向こう数年は十分快適に使えるだろう。ただしこのレシピの難点は、安価なCPUの選択肢が少ないこと。今はデュアルコアCPUでよいけど、クアッドコアCPUにおいおい乗り換えたい、という場合は、AMD CPU環境も検討してみたいところだ。
チェックポイント
image(1)マザーボード
チップセットにP55を採用し、独自の12+2フェーズ給電回路「Hybrid Phase」を備えた、ASUSTeKのP7P55D
image(2)CPUクーラー
12cm角の大型冷却ファンを採用する静音CPUクーラー、サイズのKABUTOクーラーを選択。LGA1156に対応し、ファンの回転数を制御する機能も備える
image(3)CPU
クアッドコアCPUのCore i5-750。動作クロックは2.66GHzで、Turbo Boostにより、状況に応じて自動的に3.2GHzまでオーバークロックする
image(4)ビデオカード
省電力版のGeForce 9800 GTを搭載する、ECSのN9800GTE-512MX-Fを選択。補助電源が不要なのがうれしい
imageWindows 7のエクスペリエンスインデックスは、ほとんどが「7」前後と高い数値を記録している。PCとしてのバランスの高さが分かる結果だ。さらにスコアを伸ばすにはSSDの導入が必要だろう
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