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第1部:Windows 7時代のPC自作術
Windows 7アップグレード攻略法
TEXT:保坂陽一
典型的な環境からのアップグレード 3
2年前のスタンダードCore 2 Duoマシン
Before
CPU Intel Core 2 Duo E6600(2.4GHz)
マザーボード ASUSTeK P5K-E(Intel P35)
メモリ バッファロー FSX1066D2C-K2G(PC2-8500 DDR2 SDRAM 1GB×2)
ビデオカード Leadtek WinFast PX9600 GT(GeForce 9600 GT)
HDD Seagate Barracuda 7200.11 ST3500320AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)
まだ最近買った気がする現役バリバリのマシン
 3台目はCore 2 Duo登場後のマシン。この世代はWindows Vistaが快適に動くスペックであり、現在も多くの人がメインマシンとして使っているのではないだろうか。ビデオカードのGeForce 9600 GTは、コストパフォーマンスの高さで今でも定評のあるものだ。これならVistaよりも軽いWindows 7が快適に動かないはずはない、といったところで、エクスペリエンスインデックスでも最低が5.5という、それを裏付ける高い値が出ている。

 これをあえてアップグレードするとなると、LGA1366/1156などの環境も候補に入ってきそうだが、P35チップセット搭載マザーボードなら、45nmプロセスのCore 2 Quadにも対応しているので、価格もこなれてきたそちらも魅力的だ(これがP965チップセットだと、同じLGA775マザーボードでも対応CPUが限られてくるので、注意しなくてはならない)。ここではCPUの換装に加えて、メモリを4GB(2GB×2)追加し、合計6GBに増強。64bit版Windows 7を活かすなら、4GBオーバーのメモリはぜひ欲しいところだろう。さらに、システムドライブとして、値下がり気味のIntel製SSDを用意し、これまでのHDDをサブドライブとして活用することにした。こちらはフォーマットせずにデータを残しておけば、もとのOS環境をすぐに復旧できるというメリットもある。まだSSDは高価なので、万人にお勧めとは言わないが、マシンのパフォーマンスに不満があるなら、ぜひ試していただきたいアイテムだ。
image不満はないがもっと上を狙う!
最低スコアがメモリの5.5。DSP版Windows 7を手に入れる際に、ついでにメモリ増強というのもよいだろう。Vista で快適なら、7はもっと快適、ということがよく分かるマシンである
まだまだ十分なスペックだが、強化するなら本気でいこう
imageデュアル→クアッドでさらに快適
初期のCore 2 Duoから現行のCore 2 Quadへ換装。Windows 7ならよりこの差を体感できる?
imageプラス4GBで64bit環境へ
メモリは1GB×2に、2GB×2を追加。ちなみに、このマザーボードでは最大8GB利用可能である
imageSSDで体感速度大幅アップ!
Intelの80GB SSD。入手しやすくなった型落ちモデルだが、それでもHDDとは段違いの性能を見せる
→After これならあと数年は余裕!?
これはもはや昔には戻れない快適さ。Core 2 Quadやメモリに関しては、それなりに重い作業で使用しないと差が感じられないかもしれないが、SSDはOSの起動速度から即座に速さが体感できる。ただし、製品寿命などは未知数であり、信頼し過ぎるのも怖いところ。クアッドコア+メモリ増強だけでもよいかもしれない。
image最低がグラフィックスの6.9という、かなりの快適度。3Dゲームや動画編集もまず問題なく楽しめる
【交換パーツ】
CPU:Intel Core 2 Quad Q9550(2.83GHz) 22,000円前後
【追加パーツ】
メモリ:Patriot Memory PSD24G800KH(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2) 8,000円前後
SSD: Intel X25-M Mainstream SSD SSDSA2MH080G1C5(Serial ATA 2.5、MLC、80GB) 22,000円前後
合計 52,000円前後
エクスペリエンスインデックスと実際の速さの違いを見る
 最後に各マシンのアップグレード前後で測定した、PCMark Vantageの値を掲載しておこう。あくまでエクスペリエンスインデックスはWindows 7の動作の快適度を測るものなので、アプリケーションを利用する際は違った部分も出てくるからだ。

 残念ながら6年前PCではほぼ計測不能となっているが、アップグレード後の性能は総合値のPCMarkで、2年前PCに迫るものになっているのが分かる。6年前PC、3年前PCともに3万円程度のアップグレードではあるが、いずれもマザーボードごと換装しているので、エントリークラスのマシンを新規に導入する際の参考にもなるだろう。

 また、3年前PCのAfter(Athlon II X4 630)と2年前PCのAfter(Core 2 Quad Q9550)のパフォーマンスを比較すると、かなりの差が付いているが、エクスペリエンスインデックスで見ると両者のプロセッサやグラフィックスの値は僅差にとどまっている。SSDの効果が大きいとしても、この二つのCPUのパワー差がそれなりにあるのは間違いなく、エクスペリエンスインデックスではCPUのコア数をかなり重視してスコアを決定しているのも読み取ることができる。
image
OSはすべてWindows 7 Ultimateだが、6年前PCのBeforeとAtom 330マシンのみ32bit版、そのほかは64bit版を使用

【Atomマシン環境】
CPU:Intel Atom 330(1.6GHz、オンボード)
マザーボード:Intel D945GCLF2(Intel 945GC+ICH7)
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2
HDD:Western Digital WD Caviar Green WD10EADS(Serial ATA 2.5、5,400rpm、1TB)
OS:Windows 7 Ultimate 32bit版
昨年作ったAtomマシンは……?
 最新OSを使うのに6年前のPCじゃパワーが足りない、というのは当たり前のような気もするが、最近のマシンでも低スペックなものが存在する。そう、昨年一気に普及したMini-ITXのAtom搭載マシンなどがそれだ。この手のデスクトップPCの場合、チップセットに945GCを採用したものが大半であるが、下のエクスペリエンスインデックスを見ても分かるとおり、快適環境と言うにはかなり厳しい。Aeroも動かないわけではないが、少しでもCPUパワーを有効に使うためにはOFFにするのがお勧めである。むしろ、プロセッサの値がこちらのPentium 4 2.8GHzマシン(6年前PC)の3.9に対して3.3となっているのは健闘している気もする。

 ただ、マシンパワーはともかく、省電力性能では申し分がなく、古くて消費電力の大きいマシンをファイルサーバーや、インターネット専用マシンなどとして延命するくらいなら、Atomマシンのほうが経済的とも言える。オンボードCPUなので、アップグレードを考えると、マザーボードごと交換になるが、システムドライブにSSDを使用するなどというのもおもしろそうだ。Windows 7環境でも使い方しだいで活かしていけるだろう。
imageHDDの値だけは引けを取らないが、ほかはなかなか厳しい。CPUパワーは6年前のPCにも劣るものであるというのは認識しておきたいところだ
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