その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:宮崎真一 | ||||||||||||||
内蔵GPUでもゲームもBDだって楽しめる | ||||||||||||||
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グラフィックス機能搭載タイプのマザーボードを選ぶなら、まずは3Dグラフィックス性能について注目しておきたい。チップセット内蔵タイプと言えどもその性能は世代を重ねるたびに向上しており、最近の3Dゲームでも低画質モードまで設定を落とせばビデオカードを増設せずに遊べるものもある。 さらに注目すべきなのが、動画再生支援機能だ。Blu-ray DiscなどいわゆるHDコンテンツの動画を再生する際には、デコードなどの処理でCPUにかなり負荷がかかる。そのため、性能の低いCPUを使用している場合、動画のコマ落ちが起きる可能性がある。そこで同機能により、処理の一部を内蔵グラフィックスに割り振ることで低性能なCPUでもスムーズな再生を実現できるわけだ。 これら二つについて好評を博しているのが、AMD 7シリーズのチップセットである。とくに最上位モデルのAMD 790GXは、1世代前のローエンドビデオカードをしのぐほどの描画性能を備えている。そのAMD 7シリーズの中でも、Windows 7の利用を考えるのであれば、DirectX 10.1をサポートするAMD 785Gがオススメだ。Windows 7の画面描画はDirectX 10ベースで行なわれており、これに対応していればCPUによるエミュレーション処理が必要なくなり、CPU負荷を低減できる。また、AMD 785GはSocket AM3とAM2に対応しており、安価なCPUとメモリを組み合わせて、トータルコストを抑えることも可能だ。 一方、Intel製チップセットではG45が主流。G45はP45のグラフィックス機能搭載モデルという位置付けで、動画再生支援機能もサポートしている。そのほかの仕様はP45に準じており、P45と同じく幅広いCPUを利用できる。さらに、Intel CPU向け環境でグラフィックス性能にこだわるなら、NVIDIAのGeForce 9300搭載マザーボードが候補に挙がる。ただし採用製品が少なく、あまり選択肢がない点が問題だ。 ディスクリートタイプの場合と同じくPCMark Vantageで各チップセットの性能を比較してみたところ、AMD 785Gが優れたスコアを見せた。Intel CPU環境のG45とGeForce 9300に関しては、お互いに近いスコアで、CPUも同じことからほぼ互角の性能と言えるだろう。 |
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【検証環境】 CPU:AMD Phenom II X4 965 Black Edition(3.4GHz)、Intel Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)、AMD Athlon X2 BE-2350(2.1GHz) マザーボード:ASUSTeK M4A785TD-M EVO(AMD 785G+SB710)、GIGABYTE GA-EG45M-UD2H(rev. 1.0)(Intel G45+ICH10R)、MSI P7NGM Digital(NVIDIA GeForce 9300)、ASUSTeK M2A-VM HDMI(AMD 690G+SB600) メモリ:Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM、CL=9、2GB×4 ※M4A785TD-M EVOでは2枚のみ使用)、Corsair Memory TWIN2X4096-6400C5(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=5、2GB×2) HDD:日立GST Deskstar 7K1000.B HDT721032SLA360(Serial ATA 2.5、7,200rpm、320GB) OS:Windows 7 Ultimate 64bit版 |
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旧環境でもWindows 7を使い続けられるか? 旧環境として用意したAMD 690G搭載のASUS TeK M2A-VM HDMIでもWindows 7を使うことができた。ドライバもとくにインストールする必要はなく、最初から適用される標準ドライバでなんなく動作。と言っても使えるCPUの世代が古く、内蔵グラフィックス性能も低いので、用途はかなり限定されてしまうだろう |
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動画再生支援機能を有効化するには チップセットの動画再生支援機能を利用するには、対応した再生ソフトを使う必要がある。CyberLinkのPowerDVD 9 Ultraでは、下記三つのチップセットでの動画再生支援機能を利用できた |
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DirectX 10.1を備え、Windows 7に向けて死角なし | ||||||||||||||
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組み合わせるCPU Phenom II/Athlon II Socket AM3とAM2の両方に対応しており、Phenom IIやAthlon IIといった最新CPUを利用可能 |
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組み合わせるメモリ DDR3/DDR2 SDRAM Socket AM3はDDR3、AM2ではDDR2をサポート。メモリのアクセス効率を上げるUngangedモードにも対応する |
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グラフィックス機能 Radeon HD 4200 AMD 785Gは、Radeon HD 4200と呼ばれるGPUを内蔵し、内蔵タイプのGPUの中では唯一DirectX 10.1をサポート |
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Intel向けCPU対応マザーはもっともスタンダードな存在 | ||||||||||||||
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組み合わせるCPU Core 2シリーズ P45と同じく、LGA775に対応するCPUと組み合わせることができ、汎用性はかなり高い |
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組み合わせるメモリ DDR3/DDR2 SDRAM DDR3-1066またはDDR2-800に対応している。この辺りの仕様はP45とまったく同じだ |
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グラフィックス機能 GMA X4500HD 内蔵GPUには、GMA X4500HDを内蔵し、Intel Clear Video Technologyという動画再生支援機能を備えている |
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Intel向けCPUが使えてグラフィックス性能も優秀 | ||||||||||||||
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組み合わせるCPU Core 2シリーズ Core 2などシステムバス 1,333MHzまでのLGA775版CPUに対応。豊富なCPUを利用可能だ |
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組み合わせるメモリ DDR3/DDR2 SDRAM DDR3-1333またはDDR2-800までをサポート。とはいえ、日本ではDDR3対応モデルは販売されていないようだ |
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グラフィックス機能 GeForce 9300 マルチGPU機能のHybrid SLIや物理演算のPhysXをサポートするなど多機能。グラフィックス性能もかなり優れているs |
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:12,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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LFB搭載やDirectX 10.1サポートで強力なグラフィックス性能を実現 ビデオメモリとして128MBのローカルフレームバッファ(LFB)を搭載し、性能は高い。ローエンド向け製品ながらも省電力機能を備え、静音PCにも向く。 |
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GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:14,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル) URL:http://club.gigabyte.co.jp/ |
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バランスの取れた機能が魅力 HDMIも備えたスタンダードモデル Intel CPUを搭載可能なmicroATXマザー。映像出力端子にはDsub 15ピンとDVI-DのほかHDMIを備え、メモリは独自にDDR2-1066をサポートしている。 |
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MSI | ||||||||||||||
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実売価格:12,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp (エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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ビデオカードを使わずにCUDAやPhysXに対応可能 NVIDIAが推進するGPGPU環境のCUDAを利用可能。ボード上のコンデンサはすべて固体電解タイプのものを採用するなど品質も高い。 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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