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第1部:Windows 7時代のPC自作術
ビデオカード編
TEXT:Jo_Kubota、石川ひさよし、西川善司
Direct2D&DirectWriteで2D描画もキレイに、快適に
これからの2Dアプリケーションはこうなる
 Windows Vistaが持つデスクトップ描画システムのAeroでは、Direct3Dの採用によってGPUがウィンドウの描画処理をになうようになった。しかし、すべてがGPUによって置き換わったわけではなく、2Dベクトルグラフィックスやビットマップ、テキスト描画といったウィンドウ描画に関する一部の処理がCPUによって処理されてきた。これに対し、Windows 7から実装された「Direct2D」は、VistaがCPUで処理していたウィンドウ描画もGPUで処理可能とするAPI(アプリケーションとOS間で命令をやり取りするためのインターフェース)だ。GPUを用いることでCPU負荷を軽減、描画が高速化されるほか、3D画像に用いられるアンチエイリアスなどの処理を、描画したオブジェクトに対して施すといったことも可能とする。

 また、もう一つ「DirectWrite」という新たなテキストレンダリング用APIがDirectX上に実装されている。これは従来のGDIによるテキストレンダリングに代わる新たな手法であり、表示品質を大きく向上させることができる技術である。テキストフォントにアンチエイリアスを施したり、文字の間隔を自然に調節することで読みやすくしたり、あるいはテキストにデコレーションしたりすることなどが可能となる。(石川ひさよし)
imageDirect2D対応なら
左がDirect2Dの機能をOFF、右が機能をONにしたグラフ。赤と青のライン部を見ると、右はなめらかに描画できており、効果が確認できる
imageClearTypeにDirectWriteを使用
左がDirectWriteを用いない従来のClearTypeフォント、右がDirectWriteを用いた同フォントのクローズアップだ。旧来の手法でもClearTypeには水平方向のアンチエイリアス処理がかけられるが、DirectWriteの場合は水平方向に加え、垂直方向にもアンチエイリアス処理が適用され、テキスト表示はよりなめらかなものとなる
imageDirectWriteのアプリケーション使用例
これはテキストに複数のエフェクトを適用し、さらにDirect2Dの図形に変換、イメージブラシで塗るという処理を施したサンプル(下)だ。DirectWriteとDirect2Dを活用することで、質素なフォントからインパクトあるレタリングを制作することも可能。DirectWriteもDirect2Dもアプリケーション側の対応が必須だが、それらが登場するまでにはまだしばらく時間を要するだろう
Sapphire
HD 5750 1G GDDR5 PCIE DUAL DVI-I/HDMI/DP
実売価格:18,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.sapphiretech.jp/
Radeon HD 5750 GDDR5 SDRAM 1GB
グラフィックス 6.0 ゲーム用グラフィックス 6.0
imageオリジナルクーラーを搭載したDirectX 11対応ビデオカード
DirectX 11対応の最新GPU、Radeon HD 5750を搭載したビデオカード。大型ファンを装備したオリジナルクーラーが特徴。現在市場で販売されているHD 5000シリーズの中では最下位だが、ビデオメモリは1GBも搭載している。
Specification
コアクロック:700MHz
ビデオメモリバス幅:128bit
メモリクロック:4.6GHz
接続インターフェース:PCI Express 2.0 x16
出力インターフェース: HDMI×1、DisplayPort×1、DVI-I×2
玄人志向
GF9800GT-E512HD/GE
実売価格:10,000円前後
問い合わせ先:購入店舗にて対応
URL:http://kuroutoshikou.com/
GeForce 9800 GT 66W版 GDDR3 SDRAM 512MB
グラフィックス 6.8 ゲーム用グラフィックス 6.8
image1万円前後で手に入る省電力性に優れたビデオカード
PCI Express電源コネクタなしで使えるGeForce 9800 GT 66W版搭載ビデオカード。従来のGeForce 9800 GT 109W版と比べ、動作クロックなどが引き下げられているが、Streaming Processor数は変わらないため、性能の低下も少ないのが特徴。
Specification
コアクロック:550MHz
ビデオメモリバス幅:256bit
メモリクロック:1.8GHz
接続インターフェース:PCI Express 2.0 x16
出力インターフェース: HDMI×1、DVI-I×1、Dsub 15ピン×1
今回検証したすべてのRadeon HD 5000シリーズ搭載製品のエクスペリエンスインデックスのグラフィックス関連項目のスコアが6.0でした。ドライバまわりなどでなんらかの問題が起きている可能性がありますので、参考値としてください。
DXVA-HDを利用して快適動画再生
動画再生支援機能がより身近に
 ATI(AMD)であればUVD2、NVIDIAであればPureVideo HD、IntelであればClear Video Technologyと、GPUが持つHD動画再生支援機能はさまざまだが、従来のWindowsでこれらを利用するためにはサードパーティ製のHD動画再生支援機能対応アプリケーションが必要だった。

 しかし、Windows 7からは上記のHD動画再生支援機能にまとめて対応するAPIとして「DXVA-HD」が用意されており、各アプリケーションはこのDXVA-HDに対応するだけでGPUの違いを意識することなく再生支援の恩恵を受けられる。そして7に搭載されているWindows Media Player 12などもこのDXVA-HDに対応している。これらのプレイヤーでは、GPUのHD動画再生支援機能がサポートするフォーマットで、7がサポートしているコーデックを利用する場合は追加投資なしに、GPUの機能を用いて低CPU負荷で映像を楽しむことが可能だ。

 DXVA-HDによるHD動画再生支援は、搭載するGPUと、そのHD動画再生支援機能がサポートするフォーマットにも左右されるが、GeForce 8000シリーズ以降、Radeon HD 2000シリーズ以降の製品であればCPU使用率を大きく削減できる。下のベンチマーク結果では、GeForce GT 220に搭載されているDivXに対する最新の動画再生支援機能はWindows Media Player上でも有効で、コーデックを持ってさえいれば効くため、今後対応コーデックが増えた際にも安心。旧世代のビデオカードでは、一部もたつきが見られるため、前項のWDDM 1.1の効果を合わせて得るためにも、7の導入を機に最新のビデオカードを選ぶことをオススメしたい。(石川ひさよし)
image
【検証環境】
CPU:Intel Celeron E3200(2.4GHz)
マザーボード:GIGABYTE GA-G41M-ES2L(Intel G41+ICH6)
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2
HDD:Western Digital VelociRaptor WD3000GLFS(Serial ATA 2.5、10,000rpm、300GB)
OS:Windows 7 Ultimate 64bit版
imageFlash Player 10.1で再生支援機能が有効に
次期バージョンのFlash Player 10.1からは、H.264フォーマットを利用したFlash形式の動画に対して動画再生支援機能を利用できるようになる
imagePureVideo HDが新たなコーデックに対応
従来同様のPureVideo HDだが、GT 220/210では新たにMPEG4 ASP準拠のDivX形式などのコーデックが追加でサポートされている
玄人志向
RH4350-LE256HD/HS
実売価格:3,500円前後
問い合わせ先:購入店舗にて対応
URL:http://kuroutoshikou.com/
Radeon HD 4350 DDR2 SDRAM 256MB
グラフィックス 3.6 ゲーム用グラフィックス 5.8
image4,000円を切る価格で入手可能な激安ビデオカード
動画再生支援機能のUVD2を搭載、大型ヒートシンクを装備することでファンレス動作を可能にしたRadeon HD 4350搭載ビデオカード。ファンレスのため動作音は無音、Low Profileに対応し、小型マシンにも向く。
Specification
コアクロック:600MHz
ビデオメモリバス幅:64bit
メモリクロック:800MHz
接続インターフェース:PCI Express 2.0 x16
出力インターフェース: HDMI×1、DVI-I×1、Dsub 15ピン×1
MSI
N210-MD512H
実売価格:5,000円前後
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp
(エムエスアイコンピュータージャパン)
URL:http://www.msi-computer.co.jp/
GeForce 210 DDR2 SDRAM 512MB
グラフィックス 4.5 ゲーム用グラフィックス 5.5
image NVIDIAの最新GPUを採用
NVIDIAのリテール向けGPUとしては初めて40nm製造プロセスを搭載したGeForce 210を搭載するビデオカード。新たにDivXに対応したPureVideo HDを装備することで動画再生マシンとしても最適。
Specification
コアクロック:589MHz
ビデオメモリバス幅:256bit
メモリクロック:800MHz
接続インターフェース:PCI Express 2.0 x16
出力インターフェース: HDMI×1、DVI-I×1、Dsub 15ピン×1
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