その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:Jo_Kubota、石川ひさよし、西川善司 | ||||||||||||||
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Windows Vistaが持つデスクトップ描画システムのAeroでは、Direct3Dの採用によってGPUがウィンドウの描画処理をになうようになった。しかし、すべてがGPUによって置き換わったわけではなく、2Dベクトルグラフィックスやビットマップ、テキスト描画といったウィンドウ描画に関する一部の処理がCPUによって処理されてきた。これに対し、Windows 7から実装された「Direct2D」は、VistaがCPUで処理していたウィンドウ描画もGPUで処理可能とするAPI(アプリケーションとOS間で命令をやり取りするためのインターフェース)だ。GPUを用いることでCPU負荷を軽減、描画が高速化されるほか、3D画像に用いられるアンチエイリアスなどの処理を、描画したオブジェクトに対して施すといったことも可能とする。 また、もう一つ「DirectWrite」という新たなテキストレンダリング用APIがDirectX上に実装されている。これは従来のGDIによるテキストレンダリングに代わる新たな手法であり、表示品質を大きく向上させることができる技術である。テキストフォントにアンチエイリアスを施したり、文字の間隔を自然に調節することで読みやすくしたり、あるいはテキストにデコレーションしたりすることなどが可能となる。(石川ひさよし) |
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Direct2D対応なら 左がDirect2Dの機能をOFF、右が機能をONにしたグラフ。赤と青のライン部を見ると、右はなめらかに描画できており、効果が確認できる |
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ClearTypeにDirectWriteを使用 左がDirectWriteを用いない従来のClearTypeフォント、右がDirectWriteを用いた同フォントのクローズアップだ。旧来の手法でもClearTypeには水平方向のアンチエイリアス処理がかけられるが、DirectWriteの場合は水平方向に加え、垂直方向にもアンチエイリアス処理が適用され、テキスト表示はよりなめらかなものとなる |
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DirectWriteのアプリケーション使用例 これはテキストに複数のエフェクトを適用し、さらにDirect2Dの図形に変換、イメージブラシで塗るという処理を施したサンプル(下)だ。DirectWriteとDirect2Dを活用することで、質素なフォントからインパクトあるレタリングを制作することも可能。DirectWriteもDirect2Dもアプリケーション側の対応が必須だが、それらが登場するまでにはまだしばらく時間を要するだろう |
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Sapphire | ||||||||||||||
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実売価格:18,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク) URL:http://www.sapphiretech.jp/ |
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オリジナルクーラーを搭載したDirectX 11対応ビデオカード DirectX 11対応の最新GPU、Radeon HD 5750を搭載したビデオカード。大型ファンを装備したオリジナルクーラーが特徴。現在市場で販売されているHD 5000シリーズの中では最下位だが、ビデオメモリは1GBも搭載している。 |
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玄人志向 | ||||||||||||||
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実売価格:10,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:購入店舗にて対応 URL:http://kuroutoshikou.com/ |
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1万円前後で手に入る省電力性に優れたビデオカード PCI Express電源コネクタなしで使えるGeForce 9800 GT 66W版搭載ビデオカード。従来のGeForce 9800 GT 109W版と比べ、動作クロックなどが引き下げられているが、Streaming Processor数は変わらないため、性能の低下も少ないのが特徴。 |
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※今回検証したすべてのRadeon HD 5000シリーズ搭載製品のエクスペリエンスインデックスのグラフィックス関連項目のスコアが6.0でした。ドライバまわりなどでなんらかの問題が起きている可能性がありますので、参考値としてください。 | ||||||||||||||
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ATI(AMD)であればUVD2、NVIDIAであればPureVideo HD、IntelであればClear Video Technologyと、GPUが持つHD動画再生支援機能はさまざまだが、従来のWindowsでこれらを利用するためにはサードパーティ製のHD動画再生支援機能対応アプリケーションが必要だった。 しかし、Windows 7からは上記のHD動画再生支援機能にまとめて対応するAPIとして「DXVA-HD」が用意されており、各アプリケーションはこのDXVA-HDに対応するだけでGPUの違いを意識することなく再生支援の恩恵を受けられる。そして7に搭載されているWindows Media Player 12などもこのDXVA-HDに対応している。これらのプレイヤーでは、GPUのHD動画再生支援機能がサポートするフォーマットで、7がサポートしているコーデックを利用する場合は追加投資なしに、GPUの機能を用いて低CPU負荷で映像を楽しむことが可能だ。 DXVA-HDによるHD動画再生支援は、搭載するGPUと、そのHD動画再生支援機能がサポートするフォーマットにも左右されるが、GeForce 8000シリーズ以降、Radeon HD 2000シリーズ以降の製品であればCPU使用率を大きく削減できる。下のベンチマーク結果では、GeForce GT 220に搭載されているDivXに対する最新の動画再生支援機能はWindows Media Player上でも有効で、コーデックを持ってさえいれば効くため、今後対応コーデックが増えた際にも安心。旧世代のビデオカードでは、一部もたつきが見られるため、前項のWDDM 1.1の効果を合わせて得るためにも、7の導入を機に最新のビデオカードを選ぶことをオススメしたい。(石川ひさよし) |
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【検証環境】 CPU:Intel Celeron E3200(2.4GHz) マザーボード:GIGABYTE GA-G41M-ES2L(Intel G41+ICH6) メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2 HDD:Western Digital VelociRaptor WD3000GLFS(Serial ATA 2.5、10,000rpm、300GB) OS:Windows 7 Ultimate 64bit版 |
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Flash Player 10.1で再生支援機能が有効に 次期バージョンのFlash Player 10.1からは、H.264フォーマットを利用したFlash形式の動画に対して動画再生支援機能を利用できるようになる |
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PureVideo HDが新たなコーデックに対応 従来同様のPureVideo HDだが、GT 220/210では新たにMPEG4 ASP準拠のDivX形式などのコーデックが追加でサポートされている |
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玄人志向 | ||||||||||||||
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実売価格:3,500円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:購入店舗にて対応 URL:http://kuroutoshikou.com/ |
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4,000円を切る価格で入手可能な激安ビデオカード 動画再生支援機能のUVD2を搭載、大型ヒートシンクを装備することでファンレス動作を可能にしたRadeon HD 4350搭載ビデオカード。ファンレスのため動作音は無音、Low Profileに対応し、小型マシンにも向く。 |
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MSI | ||||||||||||||
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実売価格:5,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp (エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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NVIDIAの最新GPUを採用 NVIDIAのリテール向けGPUとしては初めて40nm製造プロセスを搭載したGeForce 210を搭載するビデオカード。新たにDivXに対応したPureVideo HDを装備することで動画再生マシンとしても最適。 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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