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Core i7/i5全貌解明
TEXT:橋本新義
Turbo Boost時は4GHzオーバー!
Lynnfieldでオーバークロックする
image新しいアーキテクチャ/プラットフォームのCPUが登場すると、やはり気になるのはオーバークロックの方法と、その性能だろう。早速、LynnfieldでのOC方法と注意点について調査してみた。
Turbo Boostの登場でOCの常識が変化する?
 ここ最近はますます身近になった感のあるオーバークロック(OC)。新しいCPUが登場すると、OCの耐性(OCによってどれだけ高いクロックで動作するか)が気になる方も多いのではないだろうか。

 とくにLynnfieldの場合、基本的な構造が共通しているBloomfield(LGA1366版Core i7)が常用レベルで4GHz超えを狙えるほど優秀なOC耐性を持つため、大きな期待が寄せられていた。

 結論から言えば、LynnfieldでのOC耐性は、Bloomfieldに準じてかなり優秀だ。ただし、従来のCPUにはなかったLynnfieldならでは注意点がある。それはTurbo Boostに関するものだ。

 Turbo Boostは、特定のコアに負荷が集中し、アイドル状態のコアがあるような場合に、負荷のかかったコアの動作クロックを自動的に定格より上げるというものだが、実はOC時にも(BIOSで無効にしない限り)Turbo Boostが動作する。そしてLynnfieldのTurbo Boostは、四つのコアのうち二つまでが動作している状態の場合に、とくに大きくクロック倍率が上昇する。つまり、シングル/デュアルスレッド対応アプリケーションの実行速度が向上する効果を持ち、この効果はかなり大きい。しかし、Turbo Boost有効時にベースクロック(略称BCLK。Bloomfield/Lynnfieldでは基準クロックをこう表現する)を高く設定し過ぎると、Turbo Boostが動作した瞬間にPCが停止してしまう可能性もある。

 こうした特性があるため、LynnfieldでのOCは、マルチスレッド対応アプリを優先する場合(=Turbo Boost OFF)と、マルチレッド非対応のアプリとのバランスを取る場合(=Turbo Boost ON)とで、結果が大きく変わる。どちらを優先するかで、Turbo Boostの有効/無効を使い分ける必要があるのだ。
imageCPUは下位2モデルを使用
使用したCPUは、売れ筋となりそうなCore i5-750(左)と、Core i7-860(右)の2モデルだ。実は、Turbo Boost時の倍率設定にかなりの違いがある
imageLGA1156対応クーラーを用意
オーバークロックで重要になるのが冷却。今回はThermalright製「MUX-120」(左)を使用したが、結果から言うと、リテールクーラー(右)でもある程度のOCは可能のようだ
今回の検証環境
マザーボード:
ASUSTeK Maximus III Formula(Intel P55)
メモリ:
Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB×4のうち2枚を使用、CL=9)
ビデオカード:
HIS H485QS512P(ATI Radeon HD 4850)
HDD:Western Digital WD VelociRaptor WD3000HLFS(Serial ATA 2.5、10,000rpm、300GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP2
マザーボード付属のユーティリティはますます重要に
image今回使用したマザーボードのASUSTeK「Maximus III Formula」には、「Turbo V EVO」というユーティリティが付属する。これはWindows上でベースクロックや各種電圧を設定可能なOC用のツールだ。少し前までは、マザーボードメーカーのこうしたユーティリティは実用性に乏しいものが多かったが、このソフトは設定項目の多さ、操作性ともに優れており、実用性は高い。
Lynnfieldのオーバークロックでも、基本の手順は従来と同じ
うまくOCできない場合は一度EISTを無効に設定してみる
 LynnfieldでのOCを実行する際に注意すべきは、いくつかのBIOS設定項目の名称が従来のCPUから変更されている点だ。ただし、これを除けば、基本的には極限まで詰めたOCでない限り、LGA775版のCPUと同じような感覚で実行できる。

 名称が変更されたBIOS設定項目の中で、もっとも重要になるのは「BCLK Frequency」だ。これはASUSTeK製マザーボードでの呼称だが、他社製品でも「BCLK」という表記は共通。このベースクロックは従来FSBクロックと呼ばれていたもので、定格は133MHz。Core 2シリーズに比べて遅いが、これが正常値である。また、今回は設定していないが、電圧設定項目に「IMC」という用語が新設されている。これはIntegrated Memory Controllerの略で、Lynnfield内蔵のメモリコントローラを指す。

 さて、OCの基本的な手順は、冒頭で述べたように従来のCPUと基本的には変わらない。とくに今回使用したASUSTeK製マザーボードの場合は、デフォルトで各種電圧が自動で設定される(必要な場合は上がる)ため、下に示したようにBCLKの設定とWindows上での負荷テストの繰り返しとなる。

 ただし、今回は発売間もないためか、原因不明の現象に見舞われた。と言うのも、どんな設定を試しても少しBCLKを上げると安定動作をしなかったのだが、一度EISTを無効にしたところ、嘘のように安定したのだ。BCLK上昇後にEISTを有効に戻しても、安定して稼働した。現状のLynnfieldのOC報告では、ほとんどOCできないというユーザーもいるようだが、その場合はぜひ一度この設定を試してみてほしい。
imageまずはクロックを手動設定に
まずは「Ai Overclock Tuner」を「Manual」に設定し、BCLK Frequencyの設定項目を表示する。これはASUSTeK製マザー共通の設定だ
image
imageメモリクロックを下げる
次に、あらかじめメモリのクロックを下げておく。基本的には最下限まで下げておき、BCLKを決定後に1段階ずつ上げていく
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imageベースクロック(BCLK)を上昇
次にBCLKを少し上昇させる。まずは150MHz付近から試してみよう。少し上げただけでシステムが停止する場合は、下記手順を参照
image
imageWindows起動後にテスト
Windows起動後に、CPUやメモリに負荷をかけて安定動作を確認する。今回は定番のOCCT Perestroika v3.0.1を使用した
image
基本的にはBCLK上昇→OCCTのテストを繰り返して安定限界を探る。コア電圧などは最初は自動でOKだ。
imageEISTの設定を無効に
今回は、BCLKを少し上昇させただけでもOCCTが停止するという事態に。対策として有効だったのは、EIST(Intel(R) SpeedStep(TM) Tech)の無効化だった
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imageEIST無効化でTBも自動的に無効に
注意点としては、EISTを無効にするとTurbo Boostも自動的に無効化される点が挙げられる。前の画面から項目自体が消えている点に注目
image
思うようにBCLKが上がらない場合は、EISTを一時的にOFFにすることで解決できる。BCLK上限到達後にONにしても問題なく動作した。
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