一方、6月下旬に行なわれたCore 2 Quadの価格改定の影響で注目度がグンと増しているのが2万円台前半の価格帯。数カ月前は3万円クラスで行なわれていた戦いがそのまま下りてきた格好で、実にハイレベルな内容となっている。
なかでも真っ向勝負の様相を見せているのが、Core 2 Quad Q9550(実売価格2万2,500円前後)とPhenom II X4 945(実売価格2万1,500円前後)。PCMark VantageのスコアはCore 2 Quad Q9550のほうが若干上だが、得意不得意でいくらでも前後しそうで、より多くのテストで比較していく必要がありそうだ。
また、AMDがPhenom II X4の廉価版やトリプルコアのPhenom II X3などといったさまざまなSocket AM3対応CPUを追加してきたことで、力関係が混沌としている1万円台からは、Core 2 Duo E7500(実売価格1万4,000円前後)とPhenom X3 720 Black Edition(実売価格1万4,000円前後)を取り上げる。IntelとAMDのアーキテクチャの違いだけでなく、デュアルコアとトリプルコアという違いもあり、総合テストのスコアだけでは分からないことが多い。さまざまなジャンルのテストで比較することで、より具体的な実力や得意不得意の特徴が見えてくるだろう。
そして、1万円前後のローエンドモデルはさらに熱い。数カ月前まではPentium E5000番台×Athlon X2という構図だったのだが、今ではPentium E6300(実売価格8,500円前後)、新コアのAthlon II X2 250(実売価格9,000円前後)へと、わずかな期間で一気にレベルアップした。さらに、AMDからはPhenom II X2 550 Black Edition(実売価格1万1,000円前後)という新たな選択肢も登場し激戦区となっている。このローエンドモデルの詳細な力関係は実に興味深いところ。ぜひ注目してもらいたい。