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最新・クアッドコア自作の極意
賢い電源選び
TEXT:長畑利博
出力別電源比較
ここでは電源を容量ごとに分け、CPUへの負荷の違いでどれくらい安定性に差が見られるかをチェックした。また、Core i7-920の定格動作のほか、3.6GHzにオーバークロック(OC)した状態での電圧変化もチェックしている。
850Wクラスの高級電源(Seasonic M12D SS-850EM)
安定性・効率ともによし 末永く使える安心の1台
「M12D SS-850EM」は、定評のあるSeasonicのフラグシップモデルだけあって、ATX12V、EPS12Vともにブレ幅が小さく安定性が高い。CPUのOC時は、0.04V前後の電圧の低下が見られるが十分安定している。80PLUS Silver認証取得モデルだけあり、ほかの構成より消費電力も抑えられている。
定格動作
アイドル時129W 高負荷時263W
image
ハイスペックパーツ中心の構成でもブレ幅は小さく安定性は高い
OC動作
アイドル時160W 高負荷時378W
image
定格時と比べると全体で若干の電圧低下が見られるが、ブレ幅自体は少なく安定度も高い
750Wクラスの低価格電源(恵安 GORI-MAX KT-750BJ)
コストを抑えた分、安定性に難あり
常時稼働には向かないが出力は魅力
750Wと比較的出力が大きいながらも低価格な「GORI-MAX KT-750BJ」。グラフを見ると定格、OC時ともにほぼ同じような波の描き方をしている。効率面でも80PLUSに対応していないこともあり、ほかの製品よりも定格時の消費電力が大きい。長時間の高負荷運用には向いていない印象だ。
定格動作
アイドル時139W 高負荷時301W
image
低価格電源ということもあり、高負荷時には12Vを切ることがあり、また電圧のブレが大きい
OC動作
アイドル時168W 高負荷時436W
image
定格と比べて電圧が全体的に低下することはなかったが不安定さは変わらない
650Wクラスのミドルレンジ電源(Corsair Memory CMPSU-650TXJP)
安定性は十分だがハイエンド構成時には注意
+12Vを1系統にまとめたゲーマー向け電源として売り出していることもあり、全体的な電圧の安定度は高い。ただ、OC時はM12D SS-850EMと同様に定格時よりも全体的な電圧が低くなる傾向が見られた。周辺機器を増設すると出力的にもやや厳しめになるだろう。
定格動作
アイドル時135W 高負荷時282W
image
電圧のブレは少なめで安定している。あらゆる用途でも安心して使用できる
OC動作
アイドル時168W 高負荷時392W
image
定格と比べて全体的に電圧が低下しているがブレ自体は少なく安定度は十分
500Wクラスのスタンダード電源(玄人志向 KRPW-J500W)
オーバークロックではブレが大きい
出力的にスタンダードな用途に向く
価格を抑えつつも品質を重視したと言う「KRPW-J500」。定格での安定性は十分だが、オーバークロック、高負荷時の消費電力は389Wで、+12V出力は定格ギリギリの状態。これよりも動作クロックを上げるとベンチマーク中に落ちてしまう。出力的にもハイエンド環境で動かすにはキビシイと言える。
定格動作
アイドル時132W 高負荷時287W
image
消費電力の大きなシステムにつないでいることもあり、全体的に電圧が低い
OC動作
アイドル時166W 高負荷時389W
image
定格と比べて全体的に電圧が低下している。ギリギリの状態で動作しているものと思われる
【検証環境】
CPU:Intel Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz)
マザーボード:ASUSTeK Rampage II Extreme(IntelX58+ICH10R)
メモリ:Kingston Technology KHX16000D3T1K3/3GX(PC3-16000 DDR3 SDRAM、CL=9、1GB×3)
ビデオカード:ASUSTeK ENGTX295/2DI/1792MD3(NVIDIA GeForce GTX 295)
SSD:Intel X25-M Mainstream SSDSA2MH080G1C5(Serial ATA 2.5、MLC、80GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
Seasonic
M12D SS-850EM
実売価格:35,000円前後
問い合わせ先:046-236-3522(オウルテック)
URL:http://www.seasonic.com/
850W 80PLUS Silver
image安定性/信頼性重視のSeasonicフラグシップモデル
80PLUSの上位規格である80PLUS Silver認証を取得した高品質電源。電源の負荷を監視するDC/DCコンバータを搭載することで、負荷の増減による電圧変化を最小限に抑え、安定性を高めている。このほか、1/2次側回路に耐久性の高い105℃対応の日本メーカー製のアルミ電解コンデンサを採用、ファンについても耐久性で定評のある山洋電気製のものを採用するなど、品質面の高さをウリにしている。+12Vは2系統で出力はそれぞれ38A。プラグインケーブルを搭載し、機能面でも充実している
Specification
搭載ファン:12cm角×1(底面)
電源コネクタ:ATX20/24ピン×1、ATX12V×1、EPS12V×1、ペリフェラル×8、Serial ATA×11、PCI Express6+2ピン×4、FDD×2
恵安
GORI-MAX KT-750BJ
実売価格:8,000円前後
問い合わせ先:03-3980-6442
URL:http://www.keian.co.jp/
750W
image安価・大出力を実現した高コストパフォーマンスモデル
750Wという大出力を実現しつつも実売価格8,000円前後という低価格を実現した電源。台湾製の105℃アルミ電解コンデンサを採用するなど、コストを削減しつつも一定の動作品質を確保しているのがウリ。80PLUSなどの認証は取得していないが、独自に変換効率80%以上をうたうほか、90Vの低電圧環境でも動作する国内専用設計を採用。そのほか、Serial ATAコネクタを8基用意するなど、出力に見合った拡張性を備えている。+12Vは24Aを2系統装備。PCI Expressの8(6+2)ピンは1基という構成になっている
Specification
搭載ファン:12cm角×1(底面)
電源コネクタ:ATX20/24ピン×1、ATX12V/EPS12V×1、ペリフェラル×4、Serial ATA×8、PCI Express6ピン×1、PCI Express6+2ピン×1、FDD×2
Corsair Memory
CMPSU-650TXJP
実売価格:13,000円前後
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.corsair.com/
650W 80PLUS
imageゲーマー向けに設計された電源ユニット
ハイエンドゲーマー向けをウリにした電源ユニット。最大の特徴は+12Vを一つにまとめたコンバイン設計で、1系統52Aの大出力を実現している点。そのため、ハイエンドビデオカードでも安定した動作を期待できる。また、マルチGPU機能のSLIとCrossFireXの対応をうたっており、PCI Express 6+2ピンを2本用意している。このほか、80PLUS認証取得の高効率設計に加えて、Serial ATA、ペリフェラルコネクタともに8基用意されているなど、拡張性も高い。日本メーカー製のアルミ電解コンデンサを採用するなど、品質面もウリの1台だ
Specification
搭載ファン:12cm角×1(底面)
電源コネクタ:ATX24ピン×1、ATX12V/EPS12V×1、ペリフェラル×8、Serial ATA×8、PCI Express6+2ピン×2、FDD×2
玄人志向
KRPW-J500W
実売価格:9,000円前後
問い合わせ先:なし(初期不良交換のみ購入店舗にて対応)
URL:http://kuroutoshikou.com/
500W 80PLUS
image低価格ながら80PLUS準拠の品質の高さがウリ
実売9,000円前後と低価格モデルながら、日本メーカー製105℃品電解コンデンサを搭載し、Active PFC対応、80PLUSを取得しているなど、注目点の多い電源。PCI Expressは6ピン×2と、このクラスでは充実しているが、安定性重視のためペリフェラルやSerial ATAコネクタなどは少なめになっている。これは1本のケーブルに接続されるデバイスの数を制限することで出力の安定性を高めるための工夫だが、ユーザーにとっては一長一短の仕様と言える。+12V出力は18A+18Aの2系統構成で、このクラスとしては標準的な構成だ
Specification
搭載ファン:12cm角×1(底面)
電源コネクタ:ATX20/24ピン×1、ATX12V/EPS12V×1、ペリフェラル×5、Serial ATA×4、PCI Express6ピン×2、FDD×1
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