その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:宮崎真一 | ||||||||||||||
BIOS設定のココに注目! | ||||||||||||||
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クアッドコアCPUを利用するのであれば、マザーボードに用意されたBIOS設定項目も有効に活用したいところ。とくに、Core i7がサポートしているHyper-Threading(以下HT)という機能は、4コアのCPUで論理的に8スレッド分の処理を同時にこなすことができ、マルチスレッド対応アプリケーションにおいて、そのメリットは大きい。 しかし、用途によってはHTを無効にしたほうがパフォーマンスが向上する場合がある。まずは、TMPGEnc 4.0 XPressを用いて、HTを有効にした場合と無効にした場合とで、各動画形式のエンコードに要する時間の比較をしてみた。MPEG2からMPEG4/AVCへのエンコードでは、HTを無効にするとスレッドが減ったためかパフォーマンスが低下している。逆に、WMVへのエンコードでは38秒も速くなった。これは、HTを有効にした場合、コアごとのキャッシュの取り合いなどのオーバーヘッドが発生するためではないかと考えられる。 同時に、それぞれのエンコードを行なった際のシステム全体の最大消費電力も測定した。まず、MPEG4/AVCではHT無効でCPUの処理能力が落ちるとともに消費電力が低下している。逆に、DivXへのエンコードでは消費電力が上昇してしまっている。これは、HTを無効にすることで、CPUのリソースの利用度が増えてしまったのではないだろうか。 以上から、エンコードを行なう内容によって、HTを有効/無効に切り換えることで、より高いパフォーマンスが得られるということが分かった。 また、FPSゲームのCrysisの場合は、マルチスレッド非対応と言われるゲームということで、HTを無効にしたときのほうが多少フレームレートが上昇したが、最大でも0.4程度と誤差と言える範囲の結果となった。シングルスレッド処理とはいえ、必ずしもHTを切ったほうが有利というわけでもないようである。 |
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BIOSでHyper-Threadingを有効に HTの設定は、大抵はBIOS設定内のCPUに関するメニューの中に用意されており、ユーザー側で任意にON/OFFを切り換えることができる |
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【検証環境】 CPU:Intel Core i7-920(2.66GHz) マザーボード:ASUSTeK Rampage II Extreme(Intel X58+ICH10R) メモリ:OCZ Technology OCZ3B2000LV6GK(PC3-16000 DDR3 SDRAM、CL=7、2GB×3) ビデオカード:玄人志向 GF9800GT-E512HW(NVIDIA GeForce 9800 GT) HDD:Western Digital WD Caviar Blue WD5000AAKS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 |
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:43,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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豪華な16フェーズVRMを搭載したOC向きの1枚 オーバークロッカーおよびゲーマー向けのX58マザーボード。基板上に実装されたボタンやトグルスイッチで手軽にオーバークロックを行なえるTweakItや、稼働フェーズ数を制御することで省電力化を実現するEPU-6 Engineなど、豊富な独自機能を備える。CPU用のVRMは16フェーズ構成を採用するのに加えて、メモリやチップセットの電源回路も3フェーズ構成と、かなり豪華な作りになっており、オーバークロックに最適だ |
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GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:15,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル) URL:http://club.gigabyte.co.jp/ |
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手堅い構成で価格を抑えたお買い得モデル CPU周辺部に2オンス銅箔層と呼ばれる冷却層を実装し、冷却能力を高めたP45搭載マザーボード。VRMの省電力機能であるDynamic Energy Saver Advancedもサポートしている。また、BIOS ROMを多重化して安全性を高めたDual BIOSも装備。スタンダードモデルという位置付けのため、VRMは6フェーズ構成だが、通常用途ならこれで十分。実売価格1万円台半ばとリーズナブルな点も魅力だ |
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MSI | ||||||||||||||
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実売価格:22,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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DrMOSなどハイエンドモデル並みの実装で低価格を実現 X58チップセットを搭載した低価格ハイエンドマザー。PCI Express 2.0 x16スロットを3本備え、うち1本が4レーン動作となる。VRMにはPower MOSFETとドライバICを一つのチップに統合したDrMOSを備えており、従来のVRMに増して高効率化が図られ、発熱を低減できると言う。省電力機能のGreenPower Centerとあわせ、さらに消費電力を抑えることが可能だ。バックパネルにはeSATAポートを1基装備している |
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MSI | ||||||||||||||
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実売価格:21,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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拡張性と機能に優れたAM3マザーのフラグシップモデル 高効率化チップのDrMOSを搭載したPhenom II対応マザーボードで、DDR3メモリをサポート。ユニークな独自機能を備え、基板上のダイヤルでベースクロックの変更が行なえるOC Dialやベースクロックの上限を自動的に検出し、適用させるMAX FSBを搭載。さらに、BIOS設定からBIOSアップデートが可能なM-Flashも備える。拡張スロットのほか、バックパネルインターフェースも充実しており、非常に拡張性が高い |
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【省略記号】 C2D:Core 2 Duo、C2Quad:Core 2 Quad、C2XE:Core 2 Extreme、Pentium XE:Pentium Extreme Edition |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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