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高級パーツ vs. 低価格パーツ 2009
TEXT:北川達也
ストレージ対決
高級ストレージを選ぶ理由
低価格ストレージを選ぶ理由
高級ストレージは、高速、大容量、高信頼性という点がメリット。高速であれば、それだけストレスなく使用できる。とくにハイエンドSSDの高速性は魅力。2TBクラスのHDDはフルHD時代の動画データ保存用に最適だ。 低価格ストレージでも用途を考慮すれば十分快適に使うことができる。たとえば、データの保存用など高速性が必要でない場合は、容量が同じなら低価格な製品でも十分だ。また、低価格HDDでもプラッタ密度の増加により速度が向上している。
ROUND1 パフォーマンスの差を検証
ハイエンドSSDの圧倒的な高速性 HDDは500GBプラッタ品が優秀
image HDDやSSDなどのストレージの速度は、PCを使用する上での使い勝手に直結する。これは、現在のPCの速度面でのボトルネックがストレージにあるからだ。このため、HDDやSSDを購入する場合は、それをどのような用途に使用するかを考慮する必要がある。とくに、PCを快適に使いたいのであれば、OSなどの起動に使用されるシステム用のストレージは、なるべく高速なほうがよい。

 また、ストレージの速度は、いくつかの要素で決定され、HDDの場合は、プラッタと呼ばれる記録媒体の記録密度と回転速度、SSDの場合は、キャッシュ容量や採用されているNAND型フラッシュメモリの種類、コントローラの性能によって決まる。そして、HDDでもSSDでも高速なものほど高価になってくる。

 ここでは、さまざまな価格帯のHDDやSSDを集め、その速度を検証した。CrystalDiskMark 2.2、Iometer、PCMark VantageのHDD Test Suiteなどによるベンチマークの測定とWindows Vistaの起動時間の計測を行なっている。

 HDDやSSDの速度を比較する場合に最初に注目されるのが、リード/ライトの性能である。まず、シーケンシャルリード/ライトから見ていくが、CrystalDiskMark 2.2の結果から分かることは、大容量キャッシュを搭載した最新世代SSDの驚異的な性能であろう。IntelのX25-E Extreme SATA SSD、OCZ TechnologyのVertex SATA II やPhotoFastのG-Monster V3、の3製品は、いずれもシーケンシャルリードで220MB/sオーバーを記録し、ライトでも約140MB/s以上を実現しており、性能的には、ほぼ同程度となっている。この速度は、SeagateのBarracuda 7200.12やWestern DigitalのWD VelociRaptorなどのHDDの性能を凌駕しており、4KBのランダムリード/ライト性能でも上記HDD2製品を上回る。最新の大容量キャッシュ搭載SSDはHDD以上の性能を実現し、現在のストレージの中でも最高性能を実現していると言える。

 一方、JMF602搭載のCFD販売のSSD-Jは、シーケンシャルリードこそ約156MB/sを記録し、Barracuda 7200.12の約136MB/sやWD VelociRaptorの約116MB/sよりも高速だが、シーケンシャルライトは約93MB/s止まりで、いずれも120MB/sオーバーの速度を実現している上記2製品よりも遅い。しかも、4KBのライトは、1.74MB/sで、上記2製品と同程度にとどまる。低価格な製品では、SSDと言えどもHDDに劣る場面があるということだ。

 逆に考えると、Barracuda 7200.12のやWD VelociRaptorなどのHDDは、旧世代の安価なSSDに近い性能を持つ製品と考えることもできる。Barracuda 7200.12は、7,200rpmのHDDながら最新の500GBプラッタを採用したことにより、シーケンシャルアクセス速度が低価格のSSDと同等近くに達している。また、WD VelociRaptorは、Barracuda 7200.12と比較すると、シーケンシャル性能で見劣りするが、これは、採用しているプラッタ技術が500GBプラッタ世代と比較して1世代前になることと、小型の2.5インチプラッタを採用しているためだ。
image
【共通検証環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E4500(2.2GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5Q(Intel P45+ICH10R)
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2
ビデオカード:NVIDIA GeForce 8600 GTリファレンスカード
システムHDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
AHCIモードにて計測
暗騒音:28.1dB
騒音測定距離:HDD前面から約2cm
image高級 HDD
記録容量が多い(2TBクラスが存在する)
低価格SSDを上回る性能を持つものもある
信頼性は高め
image高級 SSD
記録容量は少なめ
最速クラスの性能を実現
価格は非常に高い
Intel
X25-E Extreme SATA SSD SSDSA2SH064G1C5
実売価格:90,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
64GB SLC Serial ATA 2.5
imageSLCチップ採用のサーバー向けSSD
SLCタイプのNAND型フラッシュメモリを採用したサーバー向けのハイエンドSSD。10チャンネル並列アクセスの自社製NANDメモリコントローラを採用し、キャッシュも搭載する
Western Digital
WD VelociRaptor WD3000HLFS
実売価格:28,000円前後
問い合わせ先:なし
URL:http://www.wdc.com/jp/
300GB 10,000rpm Serial ATA 2.5
image10,000rpmのハイエンド向けHDD
高信頼性、高性能を特徴としたハイエンドHDD。回転数は10,000rpmで、高性能を実現するために容量を抑えた2.5インチタイプとして設計されている
image低価格 HDD
記録容量は普通(1TBクラスが1万円以下で手に入る)
回転数が低く、性能が低い
信頼性は普通
image低価格 SSD
記録容量が少ない
性能は高め(とくにランダムアクセス)
プチフリーズの危険性がある
CFD販売
SSD-J CSSD-SM64NJ
実売価格:14,000円前後
問い合わせ先:052-619-1560
URL:http://www.cfd.co.jp/
64GB MLC Serial ATA 2.5
image容量単価重視の低価格SSD
低価格SSDの代名詞的存在となったJMicronのNANDメモリコントローラ「JMF602」を採用したMLCタイプのSSD。8チャンネル並列アクセスで高速化を図っている
Seagate
Barracuda 7200.12 ST3500418AS
実売価格:6,000円前後
問い合わせ先:なし
URL:http://www.seagate-asia.com/japan/
500GB 7,200rpm Serial ATA 2.5
image500GBプラッタ採用のHDD
現時点での最大となる「500GB」の記録容量のプラッタを採用した最新世代の3.5インチHDD。回転数は7,200rpmで、安価ながら現在のHDDの中では最速クラスの性能を実現している
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