その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:Jo_Kubota | ||||||||||||||
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ROUND1 GPU別性能対決 | ||||||||||||||
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ビデオカードにおける「高級」、「低価格」の位置付けは、ほかのジャンルよりも少々複雑だ。と言うのも、GPUの性能の違いに起因する高級、低価格と、同じランクのGPUを搭載した製品間で、基板設計やクーラーなどの違いから生まれる高級、低価格という二つの見方があるからである。 このラウンドでは、まず前者の視点から、各GPUを搭載したビデオカードの基本性能をもとにしたお買い得度のチェックを行ないたい。 性能を重視するユーザーがビデオカードを買う一番の理由は何と言っても3Dゲームだろう。基本的に、ビデオカードの価格が高いほどゲームにおける3D性能も高くなる。ただ、数年前はミドルレンジ製品を手放しでお勧めすれば問題なかったのだが、現在は、ゲームによってはハイエンドモデルの単体使用でも性能が足りないことがあったり、逆にローエンドモデルでも性能を持て余すことがあったり、そのユーザーに最適な製品を選ぶことが難しくなってきているのが実情だ。今回の検証の分析を通じて、筆者なりの目安もお伝えしていこう。 なお、このラウンドでは、高級パーツは2万円を超える製品、低価格パーツは2万円より安い製品としている。 |
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PCI Express補助電源コネクタに注意 ミドルレンジ以上のGPUを搭載するモデルでは6+8ピンや6+6ピンのPCI Express補助電源コネクタを必要とするものが多い |
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カードの長さは価格帯によってばらばら ハイエンド製品ほどカード長が長く、ローエンド製品ほど短くなる傾向がある。PCケースの奥行きを事前に確認しておこう |
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テストに用意したビデオカードは、GeForce 9500 GTから最新のGTX 275、GTX 295までを含むNVIDIA製GPUを搭載した8製品、そしてRadeonはHD 4350からHD 4870 X2までのATI製GPUを搭載した7製品、さらに、グラフィックス機能内蔵チップセットを加えた計16製品をテストし、製品間でどの程度の性能差があるのかを比較してみた。計測に用いたのは3DMark Vantageで、「Performance」とより負荷が高い「Extreme」のスコアを取得している。その結果が下のグラフだが、ExtremeのスコアにおいてGeForce 9500 GTとGTX 295は約10倍、Radeon HD 4350とHD 4870 X2のオーバークロックモデルでは約8倍という開きが出ている。高級パーツと低価格パーツでは、まるでパフォーマンスが違うことが分かるだろう。スコアのおおまかな指標としては、人気の最新作でもゲーム性を損なうことなく遊べるのがP5000以上になる製品、Crysisといった重いゲームならX4000以上の製品を選ぶのがよいだろう。また、モンスターハンターフロンティア オンラインといった軽めのオンラインゲームなら、P2000以上の製品が目安になる。なお、もっとも下のクラスのローエンドビデオカードとなると、内蔵グラフィックス機能とあまり変わらないことにも注意したい。ゲームを遊ばず、Windows Aeroや動画再生支援機能目当てであれば内蔵グラフィックス機能でも十分だろう。 | ||||||||||||||
【検証環境】 <単体ビデオカード環境> CPU:Intel Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz) マザーボード:FOXCONN Flaming Blade(Intel X58+ICH10R) メモリ:OCZ Technology 3X1600LV6GK(PC3-16000 DDR3 SDRAM 2GB×3) <内蔵グラフィックス環境> CPU:Intel Core 2 Quad Q9650(3GHz) メモリ:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2) <共通環境> HDD:Western Digital WD VelociRaptor WD3000HLFS(Serial ATA 2.5、10,000rpm、300GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 室温:18℃、暗騒音:36.5dB 動作音測定距離:ファンの正面から約10cm |
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MSI | ||||||||||||||
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実売価格:56,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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絶対性能で選ぶならコレ!快適なゲームライフを約束 GPUを2基搭載することで、内部的にSLIを構成し、パフォーマンスを極限にまで高めた製品。とにかくゲームを快適に遊びたいというのであれば、選んで損はない |
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エルザ ジャパン | ||||||||||||||
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実売価格:36,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5765-7615 URL:http://www.elsa-jp.co.jp/ |
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新たなハイエンドの定番!? 最新GPU搭載ビデオカード GeForce GTX 285とGTX 260の中間に位置するGTX 275を搭載する製品。GPUのキモとなるStreaming Processor数はGTX 285と同じ240基のため、高い性能を発揮する |
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:35,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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消費電力を抑えつつ性能向上 CrossFireXで最速を狙え Radeon HD 4870と同程度の消費電力ながら性能を向上させたHD 4890搭載製品。HD 4890はオーバークロック耐性の高さも評判で、遊び用途でも◎ |
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XFX | ||||||||||||||
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実売価格:15,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:info@synnex.co.jp(シネックス) URL:http://www.xfxforce.jp/ |
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コストパフォーマンス重視なら コレだ! 性能と価格のバランスがよく、2万円以下で高性能なものを選ぶなら最有力候補となるだろう。アイドル時、高負荷時の消費電力も標準的で扱いやすい製品だ |
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HIS | ||||||||||||||
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実売価格:11,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-3980-6442(恵安) URL:http://www.hisdigital.com/ |
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補助電源コネクタなしのオリジナルクーラー搭載モデル 補助電源コネクタが不要で、アイドル時の消費電力も最低限に抑えられている扱いやすい製品。独自の外排気クーラーを備え、高い冷却性能と静音性がウリ |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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