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高級パーツ vs. 低価格パーツ 2009
マザーボード対決
TEXT:鈴木雅暢
ROUND7 消費電力の違い
メーカー独自機能の定番 省電力機能の実力は?
 主要メーカーは高級品を含めたミドルレンジ以上の主力製品にメーカー独自機能を搭載して他社との差別化を図っている。なかでも最近の製品で定番となっているのが、省電力機能だ。電源回路のフェーズ数などを負荷に応じて制御するなどして、ムダな電力消費を省く機能が中心となっている。というのも、電源回路のフェーズ数の増加は高負荷時の安定電流供給や回路の発熱低減などには効果的だが、部品点数が多くなることから低負荷時にはムダが多く変換効率も低下する。低負荷時には使わないフェーズを休止させたほうが効率がよく、消費電力も低くできるということだ。

 各社の電力機能の概要をざっと説明しておくと、ASUSTeKの「EPU-6 Engine」ではCPUだけでなく、ビデオカード、チップセット、メモリ、HDD、CPUファンと、六つのデバイスを一括して制御することで消費電力を保つとしている。また、GIGABYTEのDynamic Energy Saver Advancedでは、CPU負荷に応じて6段階にフェーズ数を切り換えるほか、電圧をアグレッシブに変化させるDynamic VoltageやCPUを積極的に休ませるCPU Throttling機能も持つ。さらに、MSIのDrMOSはDC-DCコンバータを形成するドライバICと二つのMOSFETを一体化することで変換効率を高めるとともに、細かいフェーズ数制御も可能にしている。GreenPower機能により、CPU、メモリ、North Bridge、それぞれのフェーズ制御が行なえる。

 こういった省電力機能を搭載したASUSTeK、GIGABYTE、MSI各社の主力マザーボードと、とくに省電力機能を持たない低価格マザーボードで消費電力はどのくらい違うのか、比較してみたのが下のグラフである。低価格マザーボードはBIOSTARのTPower I45を利用し、チップセットはすべてIntelのP45+ICH10Rで統一している。計測はサンワサプライのワットチェッカーで行なっており、中負荷時はInternet Explorer 7でAdobe Flash Player 10のWebサイトにアクセスし、Flashムービーを再生しているときの平均値だ。また、高負荷時は3DCGベンチマークテスト「CINEBENCH R10」でのレンダリング(x CPU)中のピーク消費電力を掲載している。
imageMSIの「GreenPowerCenter」。マニュアルモードではCPU、メモリ、チップセットのフェーズ数や電圧などを任意に指定可能。CPU消費電力なども確認できる
imageGIGABYTEのDynamic Energy Saver Advancedユーティリティ。電圧制御のレベルなどオプション設定の選択などができ、CPUの電力もリアルタイムで確認できる
 省電力機能の効果は各社とも設定しだいのところがあって単純には比較できないため、不安定になったり、パフォーマンス低下が確認できる設定は除外し、複数の設定での結果を掲載している。もっとも電力が低かったのが、GA-EP45-UD3PでDynamic Voltageのレベルを3にした場合で、TPower I45と比べると、アイドル時と中負荷時で4W、高負荷時で12Wの効果があった。P45 PlatinumのGreenPower(Optimize)もそれに近い電力まで下がった。これくらい下がれば、積極的に選択する理由になると言える。

 ASUSTeKのP5Q Deluxeは、もともとフェーズ数が16と多いことやオンボード機能の多さ、またEPU-6 Engineの「Auto」設定では高負荷時にはわずかにオーバークロックされることもあって高負荷時では不利な面があるが、アイドル時や中負荷時でTPower I45と同等という結果は健闘していると言える。

 いずれにしても、ユーティリティでの設定しだいのところがあり、これらのユーティリティで消費電力やフェーズ数の推移がモニタできたり、あれこれ設定するのが楽しいというユーザーもいれば、めんどうというユーザーもいるだろう。豪華装備と省電力性を両立する手段として有効であることは間違いないが、省電力化だけが目的ならば、簡易装備のマザーボードを使い、自らBIOSなどで設定して低電圧駆動などをしたほうが早くて確実だという見方もできなくはない。
image
【検証環境】
CPU:Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)
メモリ:Team Elite TEDD4096M800HC5DC(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2)
ビデオカード:Radeon HD 4890リファレンスカード
HDD:Western Digital WD Caviar Black WD1001FALS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、1TB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
ASUSTeK
P5Q Deluxe
実売価格:21,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ)
URL:http://www.asus.co.jp/
LGA775 P45+ICH10R
image16フェーズ電源回路搭載のデラックスモデル
16フェーズの電源回路を搭載するハイエンドP45マザー。CPUのほか、チップセット、ビデオカードなど六つのデバイスを総合的に制御することで省電力効果を高める「EPU-6 Engine」を搭載する
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MSI
P45 Platinum
実売価格:20,000円前後
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン)
URL:http://www.msi-computer.co.jp/
LGA775 P45+ICH10R
imageDrMOSを初採用したハイエンドP45マザー
P45+ICH10R搭載のハイエンドマザー。ドライバICと二つのMOSFETを一体化したDrMOSによりVRMの高変換効率・低発熱を実現。メモリ/North Bridge(MCH)も2フェーズ化し発熱を抑えている
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GIGABYTE
GA-EP45-UD3P(rev. 1.0)
実売価格:18,000円前後
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)
URL:http://club.gigabyte.co.jp/
LGA775 P45+ICH10R
image信頼性抜群の高品質設計売れ筋P45マザーボード
日本製固体コンデンサ、2オンス銅箔層などからなる高品質設計「Ultra Durable3」に準拠。CPU負荷に応じてフェーズ数を6段階に切り換えるDynamic Energy Saver Advanced(DESA)に対応する
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結論
設定しだいで効果はあるが実用性は微妙
各メーカーとも省電力機能の効果は見られたが、低価格マザーは装備がシンプルなこともあってかそれほど大きな差ではない。設定しだいの面もあり、いろいろ試すのを楽しいと思うか、めんどうで実用性が今一つと見るか、好みは分かれそうだ。
高級vs.低価格 買うならどちら
高級マザーボードが備える各種機能は特定の目的を持ったもので、万人向けではないため、必要かそうでないかは人によって意見が分かれるのはしかたない。しかし、品質の面では低価格製品を遥かにしのいでおり、安定した環境を求めるのであれば、高級マザーボードを利用するメリットは多いにあると言えるだろう。
高級を選ぶなら
ASUSTeK
Rampage II Extreme
ゲーマー、オーバークロッカー向けをうたっているが、ASUSTeKの技術を結集した現在最高峰の製品と言え、高い拡張性もあいまって用途を選ばず活用できる。
低価格を選ぶなら
GIGABYTE
GA-EG45M-UD2H
低価格ながら、品質と拡張性をうまくバランスさせている印象を受ける。安価に実用的なマシンを作るベースとして多くのユーザーにお勧めしたい。
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