その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||
ROUND6 インターフェースの種類 | ||||||||||||||
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地味だが自作PCの使い勝手に大きく影響する部分が、ストレージ用インターフェースやバックパネルI/O部で、製品によってかなり差がある部分でもある。 ストレージに関しては、低価格品では基本的にチップセットの機能そのままであり、とくにIntelチップセット搭載の低価格品ではSerial ATAのポート数も少なく、AHCIやRAIDにも対応しない製品が多い。高級品ではチップセットの機能に加えてさらにRAIDコントローラを搭載しており、Serial ATAを10ポート以上搭載するような製品もある。 高級品はオンボードデバイスの数が多い分、バックパネルのインターフェースも充実している。一般的なミドルレンジクラスの内容としては、6~10基のUSB 2.0ポート、eSATA、PS/2、有線LAN、サウンド端子としてアナログで8チャンネル出力と光角型のS/P DIF出力を備えるのが標準的な構成。高級品ではさらに追加の有線LAN、無線LANアンテナ端子、複数のeSATAポート、IEEE1394(4ピンあるいは6ピン)、S/P DIF入力、CMOSクリアスイッチなどが加わる。複数の有線LAN(1000BASE-T)を束ねて高速通信を可能にするTeaming機能のサポートも流行している。また、USBポートなどがチップセットやオンボードデバイスのサポート数上限まできっちりとブラケットケーブルで追加できるようになっていることが多い。ただ、ブラケットは拡張スロットのスペースを占有してしまうし、ケース内部でよけいなケーブル接続が発生するためエアフローの妨げにもなり、単純に多ければよいというものではないだろう。 |
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:35,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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ストレージ機能が充実のハイエンドマザー X58+ICH10Rを搭載したハイエンドマザーボード。eSATA/IDEコントローラを搭載しており、6ポートのSerial ATA 2.5ポート、eSATA/IDEを各1ポートと充実のストレージインターフェースを備える |
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Serial ATA HDD、SSD、光学ドライブなど、あらゆるストレージの主力となっている。ポートの数だけでなく、AHCI対応、RAID対応もチェックしたい |
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SAS Serial ATAと物理的に互換性を持つSCSIベースのインターフェース。サーバー向けの信頼性が高い高速HDDが利用できる点が魅力 |
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IDE かつての主力ストレージインターフェース。Intelのサポートから外れて久しいが、多くの製品で別途オンボードチップでフォローされている |
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eSATA Serial ATAの外付け版。内蔵用Serial ATAと同等の速度で外部ストレージ機器と接続が可能な点がメリット。ノートPCでも採用が進んでいる |
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LAN 有線LAN用コネクタ。ギガビットLAN(1000BASE-T)対応が主流。複数ポートを同時利用し、数倍の速度を実現する機能を持つものもある |
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サウンド ライン入力、ライン出力、マイク入力に、センター/サブ、サイド、リアのサラウンド出力の計6コネクタが基本。S/P DIF出力付きも多い |
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CMOSクリアボタン オーバークロック用途を強く意識した製品の中には、CMOSクリア作業がやりやすいようCMOSクリア用のボタンを装備する製品もある |
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一方、低価格品は、比較的新しいチップセットを搭載した製品であればミドルレンジクラスに近い構成であることもあるが、激安クラスではチップセット、マザーボード基板設計ともに旧世代からの流用であることが多く、旧来のシリアルやパラレルといったポートが残っていたり、USB 2.0ポートが少ないなど古さを感じる構成となっていることがある。 グラフィックス機能を内蔵するチップセットを搭載したマザーボードの場合は、映像出力にも注目したい。これは高級品・低価格品の差と言うよりもチップセットの差によるところが大きいが、製品選びの際の非常に重要なポイントであることは間違いない。というのも、デジタルで表示する液晶ディスプレイの場合、デジタル→アナログ→デジタルの変換が必要なアナログ出力ではどうしても画質が劣化してしまい、デジタルで直接接続するほうが画質が格段にクリアであるからだ。 AMDやNVIDIAのグラフィックス機能内蔵型チップセットの多くは、UVD/UVD2、そして第2世代PureVideo HDといったH.264などのハードウェアデコード機能を含むHD動画再生支援機能を持つ。標準で著作権保護機能のHDCPにも対応し、デジタル出力用のトランスミッタも内蔵しているため、低価格でもHDMIやDVI出力を持つ製品が多い。一方、Intelのチップセット搭載製品でそれと同等の機能を持つのは比較的高価なG45チップセット搭載製品のみであり、安価なG31チップセットなどを搭載した製品では映像出力がアナログ出力のみという製品も少なくない。DVIの後継に期待されているDisplayPortを備える製品はマザーボードに限らずまだ少ないが、液晶ディスプレイ側の普及状況と合わせて今後の動向が注目される。 |
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Dsub 15ピン PC用ディスプレイへのアナログ出力用の標準的なコネクタ。アルファベットの「D」の字を横にしたような台形状のシールドが名称の由来 |
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DVI PC用ディスプレイへのデジタル出力用のコネクタ。アナログ信号も送れるDVI-I(29ピン)とデジタルのみのDVI-D(25ピン)の2種類がある |
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HDMI 家電機器向けの標準デジタルインターフェース規格。映像と音声両方の信号を伝送でき、著作権保護技術のHDCPに標準対応している |
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DisplayPort DVIの置き換えを目的として開発された新世代のPC用ディスプレイ向けデジタルインターフェース規格。映像/音声信号を高速に伝送可能 |
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GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:15,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル) URL:http://club.gigabyte.co.jp/ |
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映像出力端子を3系統備えた充実のmicroATXマザー G45+ICH10Rチップセットを搭載するmicroATXマザー。バックパネルには6基のUSB 2.0、eSATA、IEEE1394、S/P DIF出力に加え、Dsub 15ピン、DVI-D、HDMIと3系統の映像出力を備える |
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GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:7,500円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル) URL:http://club.gigabyte.co.jp/ |
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バックパネルがちょっと寂しい激安マザーボード G31+ICH7チップセットを搭載する激安microATXマザーボード。バックパネルはシリアル、パラレルなど旧世代を感じさせる最小限の内容で、映像出力はDsub 15ピンのみ、USB 2.0ポートも4基のみ |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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