その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||
ROUND2 実装部品の品質の違い | ||||||||||||||
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高級と低価格マザーボードの大きな差別化要因の一つが、実装部品の品質だ。電源回路のフェーズ数、そしてそれを構成するコンデンサ、チョークコイル、MOSFET、それぞれに高品質部品を採用し、高信頼性やオーバークロック耐性の高さをアピールする製品は多い。 最近では高級品だけでなく、低価格品でも高品質部品採用のトレンドは見られるようになってきており、数千円クラスの激安品はともかく、1万円クラスの製品でもボード全体に固体電解コンデンサを実装する製品はめずらしくなくなってきている。コンデンサはマザーボードの中でももっとも熱に弱く、故障しやすい部品と言えるだけに、固体コンデンサの搭載はメリットには違いない。 最上位クラスの高級品となると、さらにその上を行く高品質な部品が採用されている。ASUSTeKのR.O.G.シリーズや、MSIの最上位クラスの製品などにはサーバークオリティのポリマータイプのコンデンサが採用されている。高級コンデンサは応答性能などにも優れており、消費電力がとみに高いCore i7用マザーボードでは、とくにオーバークロック耐性の向上に有効だろう。 コストのかかる多フェーズの電源回路を搭載していることもまた高品質の目安と言える。理屈の上ではフェーズ数を増やすほどに安定した電流が作れ、また抵抗などによる損失や電源回路への負荷も低減でき、結果として長寿命化やオーバークロック耐性向上などのメリットがある。ただし、必要以上の多フェーズ化は回路の大型化により逆に消費電力増となってしまうし、部品点数が増えた分だけ故障確率が増えるという見方もある。 |
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ROUND3 付属品の違い | ||||||||||||||
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高級と低価格の分かりやすい差と言えるのが付属品である。低価格マザーの付属品は必要最小限で、マニュアル、ドライバディスク、ケーブル1、2本といったところ。Serial ATAポートの数などに関係なく、PC一式を組み立てるために必要な最小限に絞られる傾向がある。パッケージもシンプルなものが多い。 一方、高級なマザーボードはまずケーブルの本数が圧倒的に多い。Serial ATAやIDEのケーブルなどはボード上のポートの数だけ用意される。そのほか、バックパネルではフォローし切れないUSB 2.0ポートやIEEE1394ポートなどのインターフェースを背面に引き出すブラケットケーブルなども付属する。これらは別途購入するとそれなりの出費になるので、ストレージを多数接続することが前提なら、ある程度上位の製品を購入したほうがめんどうが少ないだろう。 また、ゲーマー向け、オーバークロッカー向けなどにテーマを絞ったプレミアム製品ではより付加価値の高い付属品が同梱されている。追加の冷却パーツだったり、豊富な入出力端子を備えたサウンドカードなどさまざま。製品パッケージも大型で豪華、所有欲を満たされる感覚が味わえる。 |
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:44,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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これぞ全部入りのCore i7向け豪華マザー 大型のパッケージに大量のケーブル、ブラケットに加え、3-way SLI/CrossFireX用コネクタ、POST表示用液晶、VRM冷却用のオプションファン、サウンドカードなどを同梱している |
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MSI | ||||||||||||||
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実売価格:10,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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必要最小限のシンプルな付属品 シンプルな薄型のパッケージにドライバCDとマニュアル、バックパネル、Serial ATAとIDEのケーブルが1本ずつという必要最小限の内容となっている |
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サウンドカード プレミアム系の製品でよく見られる。アナログ部分を基板上のノイズから分離し、多数の端子を提供する |
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小型液晶デバイス POST状態を表示し、オーバークロック時などにシステムの起動失敗の原因を切り分ける手がかりとなる |
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ブラケットケーブル USB 2.0ポートやIEEE1394ポートをチップの制限最大まで使えるようにするブラケット固定用ケーブル |
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冷却パーツ ヒートパイプでの冷却をフォローする着脱式のファンを同梱する製品は数が多い |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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