その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||||||||||||
ROUND4 コストパフォーマンスを比較 | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
次の対決は、コストパフォーマンスの勝負。CPUの購入時には、絶対的な性能のみならず、コストパフォーマンスを重視するというユーザーも多いだろう。 今回は、コストパフォーマンスの一端を探るべく、PCMark Vantageの総合結果を、1,000円あたりのCPU価格で割った値を算出してみた。注意が必要なのは、参考値であるAtom 330の値。ビデオカードが搭載できないことからスコア自体が低い上、CPU単体では販売されていないことからD945GCLF2の実売価格8,500円で計算しており、不利となっている。 ただし、実際に自作PCでCPUを交換しようとする際は、マザーボードやメモリごと交換する場合が多い。こうした「セット価格」で考えると、Atomの価格の安さは際立っている(上の表参照。なおPhenom II のAM3版は、DDR3環境での価格で算出)。 結論としては、Pentium Dual-Core E5200を頂点とし、安価なCPUのほうがコストパフォーマンスでは有利という妥当な結果となった。その一方でCore 2 Quad Q9650に比べてCore i7-920のほうがコストパフォーマンスが高い点にも注目したい。基本的にコストパフォーマンスがよいCPUのパターンとして、「新シリーズでクロックの低いモデル」が挙げられるが、こうしたモデルがやはり狙い目であることを示した一例と言える。ただ、マザーボードとメモリが割高なので、新規に自作する場合、インパクトはやや薄れる。 |
||||||||||||||||||||||||
【検証環境】 [Core i7環境] マザーボード:ASUSTeK Rampage II GENE(Intel X58+ICH10R) メモリ:Corsair Memory TR3X3G1333C9(PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×3) [LGA775環境] マザーボード:MSI P45 Platinum(Intel P45+ICH10R) メモリ:Team Elite TEDD4096M800HC5DC(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2) [Atom 330環境] マザーボード:Intel D945GCLF2(Intel 945GC+ICH7) メモリ:Team Elite TEDD4096M800HC5DC(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2のうち、1枚を使用) [Socket AM3環境] マザーボード:MSI 790GX-G65(AMD 790GX+SB750) メモリ:Corsair Memory TR3X3G1333C9(PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×3のうち、2枚を使用) [Socket AM2環境] マザーボード:BIOSTAR TA790GX3 A2+(AMD 790GX+SB750) メモリ:Team Elite TEDD4096M800HC5DC(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2) [共通環境] ビデオカード(グラフィックス機能):NVIDIA GeForce GTX 285リファレンスカード、Intel 945GC内蔵グラフィックス機能(Atom 330のみ) HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST3320613AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、320GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 ※Atom 330のみD945GCLF2の内蔵グラフィックス機能を使用のため参考値 |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
※メモリは2GBを目安にしている | ||||||||||||||||||||||||
Intel | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
実売価格:8,500円前後 | ||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:0120-868686(インテル) URL:http://www.intel.co.jp/ |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
デュアルコアAtom搭載のIntel純正マザー マザー込みで1万円を大きく切る低価格で市場を席巻するデスクトップ向けのデュアルコア版Atom 330をオンボード搭載したMini-ITXマザー。チップセットは945GC |
||||||||||||||||||||||||
Intel | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
実売価格:7,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:0120-868686(インテル) URL:http://www.intel.co.jp/ |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
Pentium DC初の45nmモデル Pentium Dual-Coreブランド初の45nmプロセスルール採用モデル。1万円以下クラスの決定版と言える存在で、消費電力やオーバークロック耐性の高さも光る。2次キャッシュは2MB |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
ROUND5 オーバークロック耐性の差は? | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
対決の最後として、CPUの人気に影響する隠れたポイント(?)であるオーバークロック耐性と、その際の性能向上に着目してみた。 今回は、OC耐性で評価の高いCore i7-920とPentium Dual-Core E5300、そしてクアッドコア化で話題を呼ぶPhenom II X3 720 Black Editionの3種類のCPUを用い、PCMark Vantageで性能を比較してみた(なお、これまでの対決とは使用している機材が異なるので、結果の直接比較はできない)。 CPUへのダメージを考慮し、今回はコア電圧+0.1Vまでを動作条件とした。Core i7-920ではベースクロック185MHzの20倍動作となる3.7GHz(Turbo Boost時では185MHz×21=3.85GHz)、Pentium Dual-Core E5300は285MHz×13=3.705GHzと、双方とも定格+1GHzオーバーである3.7GHz超えを達成。対してPhenom II X3 720 BEは、動作実績のある機材を揃えたこともあり、4コアでの動作に成功した(ただ、その状態でのクロック上昇は残念ながらできなかった)。 実際の性能はグラフを参照いただきたいが、OC時には着実な伸びが確認できた。とくにi7-920は圧倒的だ。X3 720 BEでは、マルチスレッド性能を見るためにCINEBENCH R10でも測定してみたが、1 CPUの2,534に対し、3コア動作時のx CPUが6,945、4コア動作時には9,146と、大幅な伸びが確認できた。あくまでも自己責任ではあるが、試す価値は間違いなくある結果だ。 |
||||||||||||||||||||||||
【Core i7-920環境】 マザーボード:ASUSTeK Rampage II GENE(Intel X58+ICH10R) メモリ:Kingston Technology KHX16000D3K3/3GX(PC3-16000 DDR3 SDRAM 1GB×3、CL=9) 【Pentium Dual-Core E5300環境】 マザーボード:MSI G45M-FIDR(Intel G45+ICH10R) メモリ:Transcend JM4GDDR2-8K(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2、CL=6) 【Phenom II X3 720BE環境】 マザーボード:GIGABYTE GA-MA790GP-DS4H(AMD 790GX+SB750) メモリ:Transcend JM4GDDR2-8K(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2、CL=6) 【共通】 ビデオカード:Leadtek WinFast PX9600 GT S-FANPIPE 512MB(GeForce 9600 GT) HDD:Western Digital WD Caviar Blue WD7500AAKS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、750GB) CPUクーラー:サイズ 峰クーラー Rev.B OS:Windows Vista Ultimate SP1 |
||||||||||||||||||||||||
Intel | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
実売価格:29,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:0120-868686(インテル) URL:http://www.intel.co.jp/ |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
Core i7シリーズの下位モデル 最新クアッドコアブランドCore i7の最安値モデル。クロックあたり性能の高さと、価格対性能比のよさが魅力だ。Hyper-Threadingに対応し、仮想ながら8コア動作が可能となっている |
||||||||||||||||||||||||
AMD | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
実売価格:15,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:0053-165-0441(日本AMD) URL:http://www.amd.co.jp/ |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
一部マザーのみで可能な4コア化で人気 倍率変更も可能なトリプルコアCPU。オーバークロックもさることながら、一部のマザーに限られるもののコア自体を四つにして利用できる点で人気を集めたが、新ロットでは動作しない場合も |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください