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マザーボード100選 2009
TEXT:鈴木雅暢
最適なマザーボード選びの基礎知識
imageすべてのPCパーツを接続し、それらをコントロールする役割を持つマザーボードはまさにPCの根幹を支える最重要パーツだ。ここではマザーボードの役割や機能をおさらいしつつ、基本的な選択のポイントを考えていこう。
その1 対応CPUをまず確認しよう
ソケットでの分類が基本 システムバスなどにも注意
 マザーボード選びの際に、まず確認しておきたいのが対応CPUである。近年はCPUの種類が増えてきており、またCPUのブランドが同じでも対応するモデルと対応しないモデルがあったりして、対応状況はそう単純ではない。

 まず、もっとも基本的な要素としては「ソケット」の存在がある。CPUによって対応するソケットは決まっており、IntelのCore i7なら「LGA1366」、IntelのCore 2 DuoやCore 2 Quad、Pentium Dual-Coreなどであれば「LGA775」、AMDのPhenom/Athlon X2は「Socket AM2」に対応する。また、Phenom IIは、「Socket AM2」対応版と「Socket AM3」対応版の2種類がある。もっとも、ソケットは単純に物理的な形状のみの区別であり、ソケットが一致していることはおおまかな目安でしかない。

 たとえば、IntelのLGA775は数世代前のPentium 4の時代から使われているが、当時のマザーボードでCore 2 DuoやCore 2 Quadが動くわけではない。システムバスや電気的な仕様が変更されているためである。また、現行製品でも安価なLGA775マザーボードは1,333MHzのシステムバスに対応していなかったり、電源部などの関係でハイエンドのCore 2 Quadを使うことができなかったりする場合がある。こういった極端な組み合わせ以外は基本的には対応するが、発売されたばかりのCPUだったり、CPUとマザーボードの世代が異なっていたりする場合はメーカーWebサイトで対応CPUを確認しておきたい。

 また、AMDのSocket AM2に関しては、「AM2プラットフォーム」と「AM2+プラットフォーム」の2種類がある。ちょっとややこしいが、ソケット自体の名称と形状は同じまま、システムバス(HyperTransport)や省電力関連の仕様が変更されたためこういう表現で区別されている。なお、プラットフォームが異なっていても使えないわけではなく、使うこと自体はできるが、機能が制限される。
imageimageimage
Socket AM3とSocket AM2の違いに注意!
 AMDのPhenom IIに、新たにSocket AM3という新ソケットに対応するモデルが登場した。新しいSocket AM3対応Phenom IIの機能面での特徴は、CPU内蔵のメモリコントローラがDDR2-1066だけでなくDDR3-1333 SDRAMにも対応したことだ。

 Socket AM3対応のCPU側の形状は、Socket AM2の940ピンから2ピン減らされ、938ピンとなっている。右に掲載している写真でマークしてある右上と左下の部分が1ピンずつ減っているのが分かるだろう。組み合わされるSocket AM3のソケット側も、Socket AM2とはふさがれたピン穴の位置が異なる。このためAM2/AM2+プラットフォームのCPUはSocket AM3には物理的に挿さらず、利用できない。しかし、Socket AM3のCPUは、既存のSocket AM2マザーボードにも装着して利用することが可能となっている(BIOSの対応が必要)。その場合は当然、対応メモリはDDR2となる。この辺りは注意が必要だ。
imageピン数は2ピン減って938ピンに
Socket AM3のCPU(右)ではピン数がSocket AM2のCPUよりも2本減って938ピンとなっている
imageピン穴の配置が異なるSocket AM3
Socket AM3のソケットは、鍵となるピン穴の配置が従来のSocket AM2と異なるため、AM3対応のCPUしか挿さらない
image
Socket AM3のCPUは、AM2+プラットフォーム対応マザーボードでも使うことができる(その場合はメモリはDDR2となる)が、その逆でAM2/AM2+プラットフォームのCPUをSocket AM3マザーで使うことはできない
その2 対応メモリはDDR2?DDR3?
DDR2かDDR3か ソケット本数にも注目
 マザーボードの基本機能としてはまずメモリの仕様をチェックしたい。対応メモリはDDR2 SDRAMか、DDR3 SDRAMかが大きなポイント。両者に互換性はないので、マザーボードを選ぶ際に決める必要がある。Core i7の場合、CPU自体にDDR3のメモリコントローラを内蔵しているためそれ以外のメモリは使えないが、Socket AM3版のPhenom IIはDDR2/DDR3両方に対応するし、Core 2シリーズの主力チップセットであるP45もまたDDR2/DDR3両対応なので、どちらのメモリを使いたいかで選ぶマザーが変わってくる。転送レートはDDR3のほうが高速だが、メモリは速さよりも容量のほうが重要だ。どちらがよいとは言えないが、速度よりも入手のしやすさや価格、将来の使い回しやすさなどの事情を優先したほうが後悔は少ないだろう。

 メモリソケットの本数は、Core i7は6本、Core 2系やPhenom系は4本が一般的だが、廉価版や小型のマザーボードではもっと少ない場合がある。とくに廉価版ではソケットの本数にかかわらず最大容量が小さい場合もあることに注意。
imageチップセットの制限
Core 2用マザーボードのメモリ仕様はチップセットの制限も絡んでくる。各チップセットの仕様、性能に関してはこちらを参照していただきたい
image image
DDR3 SDRAM
DDR2を超える高速データ転送ができるようにDDR2を改良した新しいメモリ規格。DDR2よりやや割高だが、価格差は縮まっている
DDR2 SDRAM
現在主流となっているメモリ規格。2007年後半以来ずっと低価格で流通しており、大容量を安価に入手できる
 
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