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驚愕性能 Core i7マシン自作のすべて
TEXT:橋本新義
Core i7でこう変わる!!BIOS設定の新常識
imageCore i7+X58コンビでPCを組む際に、注目したいのがBIOSのセットアップだ。ここでは、Core i7の性能と機能を活かすための設定項目について紹介しよう。
Core i7+X58への大進化により、小幅ながらBIOSセットアップにも変更が
 ついに発売されたIntel Core i7とIntel X58チップセット搭載マザーボードだが、自作する上で見逃せない変更点の一つが、BIOSセットアップまわりだ。
 Core i7とX58の組み合わせは、メモリコントローラをCPUに内蔵するなど、Core 2シリーズから大幅なアーキテクチャ変更がなされている。そのため、これらのハードと密接に関係しているBIOSセットアップにも影響が出ているのだ。とは言っても、BIOSの変更点はCPUの動作や、メモリに関連する設定項目が中心。BIOS全体の構成が大きく変わり、従来の設定テクニックの多くが使えなくなるというワケではない。この点は安心してほしい。

 しかし、従来のBIOSでは見慣れない項目が登場してくるのも事実。これらの中にはCore i7の性能を活かし切るために重要な項目や、知らないと最悪Core i7を破壊してしまう可能性がある項目もあるので、自作するにあたって見過ごせない点と言える。そこで今回は、特徴的なポイントに絞って、新しく追加された項目や従来からの機能で大きく変更された項目について解説しよう。
Intel

DX58SO
image独特のメニューに豊富なオーバークロック機能を搭載
 Intel純正X58マザーボードである「DX58SO」。BIOSは、Intelオリジナルの画面デザインとメニュー構成が特徴的だ。オーバークロック機能も搭載されており、CPUなどの機能に関する設定は豊富。しかし一方でメモリアクセスタイミング設定などは使用頻度の高い項目に絞り込まれており、不慣れなユーザーでも比較的扱いやすくなっている。また、電源管理設定が詳細な点も特徴的だ。
ASUSTeK

Rampage II Extreme
image実用的かつ幅広いユーザー層に向けたオーバークロック設定が魅力
 ASUSTeKのRampage II Extremeは、オーバークロッカー/ヘビーゲーマー向けシリーズ「R.O.G.」に属する製品である。同シリーズの特徴であるCPUの(コア電圧上昇を含めた)オーバークロックを手早く実行可能なCPU Level UP機能から、過剰なまでに詳細な各種電圧・メモリアクセスタイミング設定まで、幅広いユーザー層がオーバークロックを楽しめる機能を搭載する。
GIGABYTE

GA-EX58-EXTREME(rev.1.0)
image基本構成は従来製品を引き継ぐものの、詳細設定を分かりやすく再設計
 GIGABYTEの「GA-EX58-EXTREME(rev.1.0)」のBIOSは、同社製マザーではおなじみのAward BIOSを採用。基本的な画面やメニュー構成は従来製品に近く新鮮味は少ないものの、裏を返せば従来の経験が活かしやすいと言える。
 一方で詳細設定では、CPUやメモリなど、各部の電圧を一括して設定できるページが新設されるなど、より素早く、確実な設定が行なえるように配慮されている。
MSI

Eclipse SLI
image待望のBIOS上でのBIOSアップデートなど、多くの新機能を搭載
 MSIの「Eclipse SLI」のBIOSも、基本的には従来の同社製品を引き継ぐ設計だ。
 同社製BIOSの特徴的な機能である、VRM部の消費電力や変換効率を表示する「Green Power Genie」やDIMMのSPD情報を詳細表示する「Memory-Z」など、従来機で評価の高かった独自機能を継続して搭載する。こちらも詳細設定項目は再分類がなされており、オーバークロック関連設定などは分かりやすくなっている。
“新”常識その1:Turbo Boostでお手軽オーバークロック
Intel Turbo Boost Technologyを使いこなす
 Core i7+X58搭載マザーにおけるBIOSセットアップで、もっとも大きな特徴と言えるのが、Intel Turbo Boost Technologyに関する設定だ(機能の詳細はp.37を参照)。とくにCore i7-965 Extreme Edition(以下、XE)を使う場合には、Core i7-920/940では設定できない下記・の最大コア倍率の設定が可能となる(ただし、マザーボードによっては指定できない場合もある)。今回は、Core i7-965 XEとIntel DX58SOを例に、基本的な方法を紹介しよう。

 ポイントとなるのは、2の最大TDC(熱設計電圧)とTDP(熱設計電力)の設定だ。設定したTDC値で動くかどうかはマザーのVRM部と電源ユニットの性能に左右される。TDP値の場合はCPUクーラーの冷却能力に影響される。これらの値を上げればTurbo Boost時の性能が上昇する可能性があるが、現状では値の目安が付けにくいため、トライ&エラーが必要だ。自信がない場合はデフォルト設定がよいだろう。
image(1)Turbo Boostの機能をEnableに
Dynamic Speed Technologyの項目をEnableにすることでTurbo Boostが有効となる
image(2)コアの最大TDC/TDPを設定
Turbo Boost時に許容するTDCならびにTDPを設定。慣れるまでここは標準のままでよいだろう
image(3)コアの最大倍率を設定
Turbo Boost時にCore i7-965 XEのみ、どのコアを最大何倍に上げるか設定することが可能
image(4)CPU-Zで動作確認
Turbo Boostが機能しているか確認。アプリによっては最大倍率で動作しないこともある
image
Core i7-965 XEを用いてTurbo Boostを最大28倍に設定し、FFベンチマークを実行した。結果は約7%のスコアアップ。負荷の高いアプリケーションでは大きな性能向上が期待できる
【検証環境】
CPU:Intel Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz)
マザーボード:Intel DX58SO(Intel X58+ICH10R)
メモリ:ノーブランド PC3-8500 DDR3 SDRAM 1GB(CL=7)×3
ビデオカード:ATI Radeon HD 4830リファレンスカード
HDD:Western Digital WD VelociRaptor WD1500BLFS(Serial ATA 2.5、10,000rpm、150GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
ASUSTeK Rampage II Extreme
の場合
image設定は非常にシンプルで、965 XE搭載時でも有効/無効の切り換えしかできない。ASUSTeKによると、現状では上限倍率の設定を変更するメリットがないと判断したためとのこと
GIGABYTE GA-EX58-EXTREME(rev1.0)
の場合
imageASUSTeKと同様に、965 XE搭載時でも、設定項目は有効/無効のみとシンプルだ。定格以上の性能向上に関しては、オーバークロックを基本と考えているとも言える
MSI Eclipse SLI
の場合
imageTurbo Boostに積極的なのがMSI。DX58SOと同等の設定項目を有しており、さらに専用のサブメニューで一括設定できるため、設定の分かりやすさは4機種中ピカイチだ
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