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驚愕性能 Core i7マシン自作のすべて
TEXT:鈴木雅暢
Core 2超えの実力を見よ! ベンチマーク検証
imageこれまで見てきたように魅力的な新フィーチャーを実装したCore i7。そのトータルとしての性能や消費電力はいかほどのものなのか。ベンチマークテストでその実力を明らかにする。
 
Core i7の実力を定番テストで検証
 まずはFuturemarkのPCMark Vantageのスコアから見てみよう。内容はWindows Vista環境でのコンピューティングをシミュレートする内容となっている。結果は、とにかくCore i7シリーズの高性能が目立つ。Core 2のフラグシップであるCore 2 Extreme QX9770よりも、Core i7最下位モデル920のほうがよいスコアをマークしており、完全にCore i7がCore 2シリーズを圧倒している。同水準のクロック同士で比較すると、2.93GHzのCore i7-940は、3GHzのCore 2 Quad Q9650よりも14%、3.16GHzでデュアルコアのCore 2 Duo E8500より35%もよいスコアをマークしている。

 次は3D描画性能の定番ベンチマークテスト3DMark Vantageの結果を見てみよう。解像度やエフェクト、画質設定をまとめたプリセットが四つ用意されているが、今回は1,280×1,024ドットで標準画質の「Performance」と1,920×1,200ドットで最高に近い画質の「Extreme」をそれぞれデフォルトのまま実行している。PerformanceとExtremeでは小テストの重み付けが異なっており、後者はCPUの依存度が低く設定されている。結果はコアの数も動作クロックもあまり関係なく、誤差と言えるような範囲内で上下している。ただ、その中でもCore i7のスコアはワンランク見劣るものとなっている。チップセットのドライバ、PCI Expressまわりのチューニングなどの原因が考えられなくはないが、これだけでは正直よく分からない。一方、Performanceでは逆にわずかながらCore i7勢が優秀な傾向を収めている。ただ、こちらもCore 2 Quadのスコアがクロックどおりに並ばないなど揺れは大きく、今一つ説得力に乏しい。
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 そこで実際のゲームタイトルの代表として、カプコンのDirectX 10対応アクションシューティング「ロスト プラネット コロニーズ」を利用した。用意されているベンチマークモードを利用し、Area1のスコアを掲載した。

 ロスト プラネットシリーズは物理演算やAIなど、マルチコアへの最適化度合いの高いタイトルとして知られているが、Hyper-Threadingの効果か、Core i7勢の好成績が目立ち、Core i7の最下位モデルであるCore i7-920のほうがCore 2 Quadの最上位モデルであるQ9650を上回っている。同水準のクロック同士で比較すると、2.93GHzのCore i7-940は、3GHzのCore 2 Quad Q9650よりも10%、3.16GHzのCore 2 Duo E8500より54%もよいスコアをマークしている。

 次は3DCGのレンダリング性能を「CINEBENCH R10」で見てみよう。MAXON Computerの3DCGソフト「CINEMA 4D」をベースにしたテストで、最大16wayまでのマルチスレッド処理に対応している。ここでは1コアのみで処理を行なう「1 CPU」と使用可能なコア(論理コア含む)をすべて利用する「x CPU」のスコアを掲載している。

 1 CPUのスコアで見るとほぼ動作クロックどおりの序列となっているが、Core i7ではTurbo Boostの分、ワンランク上のスコアをマークしている。そして、4コア+Hyper-Threadingがフルに使えるx CPUでは断然の強さを見せており、Core i7の最下位モデルである920でも従来フラグシップのCore 2 Extreme QX9770を軽く上回るスコアをマーク。同水準クロック同士で比較すると、Core i7-940は、Core 2 Quad Q9650に対して22%、Core 2 Duo E8500に対して114%という圧倒的な差を付けている。
image美麗なグラフィックスに加え、AIや物理演算をを駆使することで、リアルな世界観を楽しめる「ロスト プラネット コロニーズ」

Character Wayne by (C) Lee Byung Hun/BH Entertainment CO., LTD,(C) CAPCOM CO., LTD. 2008 ALL RIGHTS RESERVED.
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【検証環境】

[Core i7環境]
マザーボード:ASUSTeK Rampage II Extreme(Intel X58+ICH10R)
メモリ:Corsair Memory TR3X3G1333C9(PC3-10600 DDR3 SDRAM 1GB×3)

[Core 2 Extreme環境]
マザーボード:ASUSTeK P5E3 Premium/WiFi-AP@n(Intel X48+ICH9R)
メモリ:Corsair Memory TW3X2G1600C9DHX(PC3-12800 DDR3 SDRAM 1GB×2)×2

[Core 2 Quad/Duo環境]
マザーボード:ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)
メモリ:Team Elite TEDD2048M800HC5(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2)

[Phenom X4環境]
マザーボード:GIGABYTE GA-MA790GP-DS4H(rev. 1.0)(AMD 790GX+SB750)
メモリ:Team Elite TEDD2048M800HC5(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2)

[共通環境]
ビデオカード:NVIDIA GeForce GTX 280リファレンスカード
HDD:Western Digital VelociRaptor WD3000GLFS(Serial ATA 2.5、10,000rpm、300GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
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