その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:目黒廣道 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
これで安心 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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長期間メインストリーム向けCPUとして活躍してきたPentium 4/Dを現在でもメインマシンのCPUとして活用しているユーザーは多いだろう。だが、さすがに今となっては性能不足の感は否めないここでは、Pentium 4/Dおよび、初期Core 2 Duo世代のCPUから、45nm版Core 2シリーズに移行するアップグレード術を伝授しよう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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パフォーマンスの高さから人気のあるCore 2シリーズ。2008年前半には45nmプロセス製品へ移行し、さらなる低消費電力化や高性能化を実現。その人気は衰える気配がない。 しかし、Pentium 4/D世代のCPUを、現役で活用しているユーザーも多いだろう。そろそろCore 2シリーズにアップグレードしてみたい、と思ったときに、どのようにすればよいか? すべてのパーツを新しくするのであれば、話はシンプルだ。最新のパーツでPC一式分揃えれば、確実に45nm版Core 2を使用できる。 しかし、今あるパーツを流用しつつ、コストを最小限に抑えたいとなると、少少やっかいである。それは使用しているPCのパーツによって、流用できるパーツに大きな違いがあるからだ。 そこで、ここではPentium 4/D、初期のCore 2シリーズから、最新の45nm版Core 2シリーズにアップグレードするためのノウハウを、チップセットの世代別に紹介してみよう。 |
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Intel 3シリーズ※1 Intel 4シリーズ NVIDIA nForce 600iシリーズ※2 NVIDIA nForce 700iシリーズ ※1:P31/G31はシステムバス1,066MHzまでの対応 ※2:Core 2 Quad(Yorkfield)は正式サポートなし |
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Intel 965シリーズ Intel 945シリーズ NVIDIA nForce 600iシリーズ※3 NVIDIA nForce 7000シリーズ ※3:Core 2 Duo(Wolfdale)は正式サポート |
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(1)電源 定格出力300W(ビデオカードを搭載するなら400W)以上で、ATX電源コネクタが24ピン、PCI ExpressやSerial ATA用の電源コネクタを搭載していればOK |
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(2)メモリ DDR SDRAMは流用不可能。DDR2 SDRAMはPC2-6400ならOK。PC2-5300以下も流用可能だが、若干パフォーマンスが落ちる。DDR3 SDRAM対応マザーを使う場合はどちらも流用できない |
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(3)ビデオカード AGP対応カードは流用不可能。PCI Express x16カードなら流用OK |
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(4)光学ドライブ IDEでもSerial ATAどちらでも流用可能だが、交換するマザーによっては、IDEでは起動ドライブとして利用できない可能性がある |
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(5)マザーボード 搭載しているチップセットによっては、BIOSをアップデートすることにより、そのまま流用できることもある |
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(6)HDD 基本的にIDEでもSerial ATAどちらでも流用は可能。IDEのポート数や起動に問題が発生した場合は、IDEーSerial ATA変換アダプタを使用すれば問題を回避できる |
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現在使用しているパーツを流用しつつ、45nm版Core 2シリーズにアップデートするには、どのパーツが使えて、どのパーツを新しく用意しなければならないのかを知っておく必要がある。 そこで、ここではチップセットの世代別に、流用可能なパーツやアップグレードのコツを紹介してみよう。 上の表は、Pentium 4/Dおよび初期のCore 2シリーズに対応した主なチップセットから、最新の45nm版Core 2シリーズにアップグレードする場合の、チップセットごとの流用可能なパーツのリストだ。すべてのパーツについて流用を保証するものではないが、おおまかな参考にはなるだろう。 |
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Core 2世代より古いチップセットの主な仕様と流用可能パーツリスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Intel 865以前の世代からのアップグレード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
該当するPC:ビデオカードスロットがAGPで、メモリがDDR SDRAMの製品 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この世代の主なチップセット:Intel 865、VIA P4M800/P4M800Pro/PM800/PT800/894、SiS648/655/661など | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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この世代のPCは、基本的に流用できるパーツはドライブ類ぐらい。しかも、まだIDEが主流であり、今となっては容量は少なめで速度も遅いものとなっている。ムリに流用するよりは、一気に最新のパーツに交換できるチャンスと見たほうがよいかもしれない。 ドライブ類以外では、電源がかろうじて流用できるが、問題もある。定格出力は300W以上あればよいが、ATX電源コネクタが20ピンで、PCI Express用やSerial ATA用電源コネクタを持っていない古い製品だと、電源変換ケーブルが必要になることがある。最新PCでは多く使われる+12V出力も不安なため、最新の電源に交換するほうが無難だ。 |
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電源 ATX電源コネクタが20ピンの古い電源は、各種の電源変換ケーブルを使うことで流用は可能だが、できれば交換したほうがよい |
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ビデオカード AGPビデオカードは流用できないので、PCI Express x16ビデオカードに交換するか、グラフィックス機能搭載マザーを利用する必要がある |
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メモリ DDR SDRAMは流用できないので、交換するマザーボードに合わせてDDR2 SDRAMもしくはDDR3 SDRAMに交換する必要がある |
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