その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:宮崎真一 | ||||||||||||||||||||
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新世代チップセットのSouth Bridgeでは、飛躍的な性能向上や革新的な機能の追加が施されているわけではなく、その差異を体感するのは難しい。実際、本項で挙げる旧世代South BridgeのすべてがSerial ATA 2.5に対応しており、新世代のものとでは対応規格に差はない。しかし、AMD 780Gと組み合わされるSB700では、SB600で生じていたAHCIを利用するとWindows Vistaのインストールに非常に長い時間を要してしまうという不具合が解消されるなど、バグフィックスが行なわれている例もある。 そこで、CrystalDiskMark 2.1.5aを実行し、各South BridgeのRead性能とWrite性能を測定してみた。結果はグラフのとおりだが、項目に応じて新旧の差が入れ換わる傾向が見て取れた。と言うのも、4KBのRandom ReadではGeForce 8200が突出しているのに対して、512KBのRandom Readでのスコアは芳しくない。一方、旧世代と新世代との比較に目を移すと、SB700とSB600とでは若干SB600のほうが速い傾向にあるようだ。また、前述のGeForce 8200とnForce 630aでは、Random Read 4KB以外はすべてnForce 630aが上回っている。つまり、どちらの場合も旧世代のSouth Bridgeのほうが枯れたデバイスであるためチューニングが進んでおり、パフォーマンス面で有利になったと考えられる。 しかし、そういった状況の中でもICH9Rは突出してICH8Rのスコアを超えるパフォーマンスを発揮している。もともと、SB600などに比べるとICH8Rのパフォーマンスが悪過ぎた面もあるが、たとえばRandom Read 4KBではICH9RがICH8Rの倍近いスコアを出している点は評価できるところだ。 |
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AMD SB700 | ||||||||||||||||||||
SB600の後継South BridgeとなるSB700。SB700では本文中で示したバグフィックスが施されたほか、Serial ATA 2.5ポート数が6に、USB 2.0ポートが12に増強されている。また、RAID機能にもJBODが追加された。 | ||||||||||||||||||||
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NVIDIA GeForce 8200 | ||||||||||||||||||||
GeForce 7050 PVは1チップ構成ながらMCP機能をnForce 630aと別名で呼んでいたが、GeForce 8200にはとくに名前が付けられていない。GeForce 8200では、Serial ATA 2.5ポートが4基→6基へと増強されている。 | ||||||||||||||||||||
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Intel ICH9R | ||||||||||||||||||||
ICH9RとICH8Rとでは、USB 2.0のポート数が12基に増えたぐらいで機能に関してはほとんど差はない。しかし、下記のグラフが示すように、HDDへのアクセス速度に関するパフォーマンスはかなり向上しているようだ。 | ||||||||||||||||||||
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【検証環境】 CPU:AMD Athlon 64 X2 6000+(3GHz)、Intel Core 2 Duo E6750(2.66GHz) マザーボード:Jetway HA06(AMD 780G+SB700)、ASUSTeK M2A-VM HDMI(AMD 690G+SB600)、ECS GF8200A(V1.0)[NVIDIA GeForce 8200]、BIOSTAR TF7050-M2(NVIDIA GeForce 7050 PV+nForce 630a)、ASUSTeK P5E(Intel X38+ICH9R)、ASUSTeK P5B Deluxe(Intel P965+ICH8R) メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=5、1GB)×2 ビデオカード:ASUSTeK EN8500GT SILENT/HTP/256M(NVIDIA GeForce 8500 GT) HDD:Western Digital WD Caviar SE16 WD5000AAKS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 |
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