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新世代パーツの台頭
(1)CPU編
TEXT:鈴木雅暢
新世代はここがすごい!(2)
ミドルレンジ以下のCPUをオーバークロック!
気になる新モデルのOC耐性をチェック
 パーツを定格以上のクロックで動作させるオーバークロックは、自作の一つの楽しみ方として定着しつつある。オーバークロックをする過程そのものを楽しむ方もいれば、できるだけ安く高性能を手に入れたいということから、オーバークロックした状態で常用することを前提としてCPUを選ぶ方もいる。もちろん、メーカー保証外というオーバークロックのリスクを理解した上での自己責任が大原則ではあるが、実際に動作クロックのマージンを大きめに取ってあるCPUも多く、しかるべき注意を払いさえすれば、オーバークロック状態で常用するのも非現実的なことではない。

 新しいCPUが登場した場合にも、そのスペック、定格での性能、消費電力などといったことと同じように、「そのCPUはどこまでオーバークロックできるのか」という、いわゆる「オーバークロック耐性」も(ただの1例に過ぎないにしても)一つの情報として価値が増してきているようだ。とくにそれが、上位モデルと同じアーキテクチャを採用したローエンドモデルであったり、新しいプロセスルールを採用したモデルだったり、一般に「オーバークロックしやすい」と認識されるような種類のものであればなおさらである。
imageBIOSでFSBクロックを上げる
今回はCPUの大まかな傾向を見るのが目的のため、FSBクロックとコア電圧以外は基本的に「Auto」設定を利用している
imageコア電圧もちょっとアップ
定格電圧でのオーバークロックが限界に達した後、0.1VだけCPUコア電圧をアップした。その後さらにFSBクロックを上げて、限界値を結果とした
 というわけで、ここでは2008年前半に登場した新CPUを含めたミドルレンジ以下の割安なCPUを六つピックアップし、改めてオーバークロック耐性とオーバークロック後のパフォーマンスを検証してみた。オーバークロック向けとしては定番的な存在が多いが、45nm世代の新顔であるCore 2 Duo E7200やクアッドコア最安値のPhenom 9500などの結果は興味深いところだ。

 テスト環境は別掲したとおり。CPUクーラーは、Intel CPUとAMD CPUで同じものが使えるように、LGA775/Socket AM2両対応のThermaltake GunMet Orbを利用している。FSBクロックの上昇以外の設定は最小限にとどめ、電圧はCPUコア電圧のみ+0.1Vを上限として上げている。なお、OC動作クリア条件は、StressPrime 2004を10分間動作させ、エラーが出なければ合格とした。
image空冷によるOCにチャレンジ!
Intel CPUとAMD CPUで共通して使えるよう、CPUクーラーはThermaltakeのGunMet Orb(CL-P0478)を利用している
image
【検証環境】
マザーボード:ASUSTeK P5E3 Deluxe(Intel X38+ICH9R)【LGA775環境】、GIGABYTE GA-MA790FX-DQ6(AMD 790FX+SB600)【Socket AM2環境】
メモリ:OCZ Technology DDR3 PC3-14400 Platinum Edition(PC3-14400 DDR3 SDRAM、CL=7、1GB)×2【LGA775環境】、Kingston Technology ValueRAM KVR1066D2N7K2/2G(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=7、1GB×2)【Socket AM2環境】
ビデオカード:NVIDIA GeForce 8800 GTXリファレンスカード
HDD:WesternDigital WD Raptor WD1500AHFD(Serial ATA 2.5、10,000rpm、150GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
Wolfdaleコアの下位モデル
Intel
Core 2 Duo E8200
実売価格:22,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageほかのCPUに比べるとやや高価なのは、最新の45nmプロセス製造で、定格でもかなりパワフルな性能を持っているため。2次キャッシュも大容量なので、さまざまな場面で活躍してくれる。
CPUソケット:LGA775
コア数:2
動作クロック:2.66GHz
対応システムバス:1,333MHz
2次キャッシュ:6MB
TDP:65W
2次キャッシュなどを制限した割安45nmデュアルコア
Intel
Core 2 Duo E7200
実売価格:15,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
image45nmプロセスながら1万5,000円前後と割安なデュアルコアCPU。システムバスや2次キャッシュ容量が制限されているが、SSE4.1など、45nmから追加された機能は搭載されている。
CPUソケット:LGA775
コア数:2
動作クロック:2.53GHz
対応システムバス:1,066MHz
2次キャッシュ:3MB
TDP:65W
旧世代のデュアルコアCPU下位モデル
Intel
Core 2 Duo E4500
実売価格:15,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageE6000シリーズの下位モデル。2次キャッシュと動作クロックが抑えられているため、発熱が小さく扱いやすい。前世代モデルではあるが、最新パーツでなくとも動作し、サブマシンなどにオススメできる。
CPUソケット:LGA775
コア数:2
動作クロック:2.2GHz
対応システムバス:800MHz
2次キャッシュ:2MB
TDP:65W
デュアルコアCPUのエントリーモデル
Intel
Pentium Dual-Core E2220
実売価格:10,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
image価格が1万円前後と非常にお手頃なデュアルコアCPU。Core 2 Duo E4000シリーズに比べ、2次キャッシュのサイズが半減され1MBとなっているが、動作クロックは高めに設定されている。
CPUソケット:LGA775
コア数:2
動作クロック:2.4GHz
対応システムバス:800MHz
2次キャッシュ:1MB
TDP:65W
デュアルコアCPUに生まれ変わった伝統ブランド
Intel
Celeron Dual-Core E1200
実売価格:5,500円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageローエンドに位置する低価格CPU。2次キャッシュが上位モデルと比較して大きく削減されている。動作クロックは低いが、オーバークロック耐性が高く、クロックが2倍の3.2GHzで動作する個体もある。
CPUソケット:LGA775
コア数:2
動作クロック:1.6GHz
対応システムバス:800MHz
2次キャッシュ:512KB
TDP:65W
Phenomシリーズ最安値モデル
AMD
Phenom 9500
実売価格:19,000円前後
問い合わせ先:0120-263-669(日本AMD)
URL:http://www.amd.co.jp/
imageTLBにエラッタを抱えているため敬遠されがちだが、不具合が起こるのはAMDによれば仮想環境のみ。自作PCではまず起こらないため、割安なこのクアッドコアCPUを狙うのもアリだ。
CPUソケット:Socket AM2
コア数:4
動作クロック:2.2GHz
対応システムバス:3,600MHz
2次キャッシュ:512KB×4
TDP:95W
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