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高性能をどう使いこなす?
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鉄人激突!! PC自作ガチンコ勝負
ファイルサーバー対決
鉄人鈴木雅暢が作るファイルサーバー
寝室OKな静音ファイルサーバー
imageこういう場所でネタを織り込むことに小さな喜びを見い出しつつあるが、これだけ文字数が少ないとさすがにつらい
ファイルサーバー製作の条件
10万円以下
1TB以上のHDDを搭載
24時間駆動可能な安定性に配慮
image 24時間稼働を前提としたファイルサーバーということで、常時稼働していても煩わしくないよう「静音」をテーマに構成してみた。予算が10万円とあまり余裕がないため、ストレージまわりについては「拡張性を確保し、後から必要に応じて追加する」という形で妥協することにした。

 静音化に大きく貢献しているのは、AntecのmicroATXケース「Mini P180 White」だ。予算の1/4近くを占めてしまうだけに、ほかの選択肢もいろいろ模索したが、今回のテーマである静音性、拡張性、メンテナンス性をまとめて実現できるのはこれしかない。3層構造のサイドパネルなどといった静音ギミックの効果も大きいが、電源部を分離したデュアルチャンバースタイル、ケーブルをマザーボードトレイの裏側に配線することによって効率化されたエアフローが見事。天面の20cmファン、背面の12cm角ファンはともにファンコンで3段階中の最低にしたが、Celeron Dual-Core E1200、NINJA miniと組み合わせたCPUクーラーファンレス化は何の問題もなかった。

 マザーボードのGA-G33M-DS2Rも、microATXマザーを買うならこれしかないという定番品。ストレージまわりの機能が充実しているICH9Rを搭載していることに加え、6フェーズVRM、オール固体コンデンサという高品質設計も静音マシンとしては心強い。HDDは静音省電力をテーマに開発されたWD Caviar GPの1TBモデルを採用。これを複数台搭載することも考慮して、電源は多少余裕を持たせてEnermax MODU82+の525Wモデル(EPR-525AWT)を選んだが、これらの静音性も非常に優秀だ。

 念のため、数時間連続稼働させた上でCPU温度をCoreTemp 0.97.1でモニタしてみたが、アイドル時はほぼ室温前後、PCMark05などを実行しても室温+12℃程度がピークといったところで、ファイルサーバー用途ならまったく問題ないだろう。
image
image1 静音ケース
「Mini P180 White」はハイレベルの静音性とストレージの拡張性、メンテナンス性を両立できる静音ケース
image2 マザーボード
オール固体コンデンサ搭載の高品質設計とICH9Rの搭載が魅力の「GA-G33M-DS2R」
image3 1TB HDD
低消費電力で動作音も小さい「WD Caviar GP」は静音ファイルサーバーにピッタリ。1TBモデルをチョイス
image4 ファンレスクーラー
人気の「NINJA mini」を採用。ケース内のエアフローがクリアなので付属のファンは使わない
パーツ構成
CPU:Intel Celeron Dual-Core E1200(1.6GHz) 7,000円前後
マザーボード:GIGABYTE GA-G33M-DS2R(Intel G33+ICH9R) 16,000円前後
メモリ:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2) 8,000円前後
HDD:Western Digital WD Caviar GP WD10EACS(Serial ATA 2.5、回転数非公開、1TB) 20,000円前後
光学ドライブ:ASUSTeK DRW-2014L1T B 5,000円前後
ケース:Antec Mini P180 White 23,000円前後
電源:Enermax MODU82+ EPR-525AWT(525W) 16,000円前後
CPUクーラー:サイズ NINJA mini 4,000円前後
合計99,000円前後
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ポイント 1 拡張性とメンテナンス性に注目
 今回は予算が10万円と限られているため、ストレージ容量は最小限にとどめ、HDDは1台しか搭載していない。RAIDも利用していないため、データの安全性なども考慮されていない。本来理想とする形ではないわけだが、後から必要に応じてHDDを追加していけるよう、スケーラビリティを強く意識しているのがポイントだ。

 マザーボードにGIGABYTEのGA-G33M-DS2Rを選んだのは、ICH9Rを搭載していることが大きな理由の一つだ。多機能版ICHであるICH9Rは、ノーマルのICH9に比べて、RAID 0/1/0+1/5機能のほか、eSATAポートマルチプライヤーに対応するなど機能差が大きい。本来は初めからICH9Rと3台以上のHDDを使ってRAID 5としたかったわけだが、ICH9Rは「RAID ReadyDrive」というRAIDボリュームのマイグレーション機能も持っており、単体ドライブと後から追加したHDDの組み合わせでRAIDを構築することができる。

 ケースもまた、ストレージの拡張性、メンテナンス性を強く意識した上での選択だ。3.5インチHDDがそれぞれ2台/3台収納できる制振シリコン付きのシャドーベイは手前に引き出せる構造となっており、HDDの増設や交換作業はとてもしやすい。Western DigitalのCaviar GPも、複数台で使用しても電源や発熱が問題になりくいことを意識して選んだわけだが、電源部を分離した構造のケース内部のエアフローは非常に優秀で、フルに搭載しても発熱が問題となることはなさそうだ。気になってきた場合は、3段階の最低に設定している背面ファンの速度を調整すればよいだろう。また、前面にeSATAポートを持っているのもポイント。外付けHDDを高速に接続できるので、いろいろと使い道があるだろう。
image3.5インチHDDが2台/3台収納できる制振シリコン付きのシャドーベイは、手前に引き出せるため増設作業もしやすい
imageIntelの多機能版ICHのICH9R。AHCIモード、eSATAポートマルチプライヤー、RAID 0/1/0+1/5に対応する
imageMini P180 WhiteのフロントにあるeSATAポートも使えるようにしてあるので、別途HDDエンクロージャの高速接続も可能だ
imageGA-G33M-DS2Rは、ICH9Rを搭載し、6ポートのSerial ATAポートを装備。うち1ポートはeSATA用にフロントへ接続している
ポイント 2 静音性 静音ケース+ファンレスクーラー
 24時間駆動が前提のファイルサーバーということで、静音性にも強くこだわっている。CPUには発熱の小さいCeleron Dual-Core E1200を搭載し、CPUクーラーにはNINJA miniをファンレスで利用。Mini P180 Whiteの二つのケースファン(ともに最低回転で十分)がすぐ近くにあり、エアフローがクリアなため、これでも十分過ぎる放熱能力がある。マザーボードのGA-G33M-DS2Rが、熱に強く自身の発熱も少ない固体コンデンサを搭載している点も心強い。遮音性の高いケースがHDDのシーク音も最小限にとどめてくれる。
imageNINJA miniの付属ファンは使わない。天面と背面のケースファンの回転速度は、ケース裏側にあるファンコントローラで調整できる
image電源部を隔離したおなじみのデュアルチャンバー構造。遮音性の高い3層構造のサイドパネルを採用しており静音性は抜群だ
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