その他の特集(2011年) | |||
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AVマシンと言っても、目的によって必要な性能や機能が異なることは、こちらでも解説してあるとおり。あれもこれも追求していてはキリがないし、予算にも制限があるので中途半端なマシンになりかねない。そこで、今回は条件の一つである「Blu-ray Disc対応」に重点を置き、BD-Videoを快適に再生できるAVマシンを目指してみる。また、できるだけコストを抑え、予算は上限の半分を目標にしてみた。 まず搭載するBDドライブだが、価格が下落したとはいえ、記録型BDドライブはまだまだ高価である。しかし、条件に記録型であることなどというただし書きはないので、ここはBD読み出し、DVD記録に対応したコンボドライブを使うことにする。BDを再生するだけなら、安価なBD-ROMドライブを使う手もあるが、さすがに今時のPCとしてDVD記録機能までないのは疑問が残るので今回は見送った。ただ、2台目のドライブとしてならそれもありだろう。 マザーボードはコストを抑えるために、グラフィックス機能を搭載したものを使用する。さらにBDコンテンツを快適に再生するために、HD動画の再生支援機能とHDMI端子を搭載していることが望ましい。となると、自然とAMD 780G搭載製品に絞られた。当然CPUもAMD系となるので、現時点ではもっとも安価なクアッドコアCPUであるPhenom 9500を選択。 PCケースはAVマシンだけに、少しこだわってみたい。そこでAntecのデスクトップ型ケースである「NSK2480」をチョイス。シンプルなデザインはAVラックに設置しても雰囲気を損なわず、しかも電源を搭載しているのでコストも抑えられる。 最後に、テレビキャプチャデバイス搭載の条件を満たすために、安価なワンセグチューナーを追加した。 結果、当初の目標どおりほぼ予算の半分のコストに収まった。条件がなければ、さらに低価格なAVマシンも目指せるだろう。 |
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1 光学ドライブ BD-Videoの再生がメインなので、コストを抑えるためにBD読み出し、DVD書き込みに対応したコンボドライブを採用 |
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2 ワンセグチューナー 製作条件を満たすために、ワンセグチューナーを搭載。作業しながら見る「ながら見」するのにはちょうどよい |
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3 マザーボード マザーボードはAMD 780G搭載製品を採用。グラフィックス機能&HD動画再生支援機能搭載で、コストを大幅に抑えることができた |
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4 CPU CPUは性能も考慮してPhenom 9500を選択。コストを抑えるならAthlon X2などの低価格CPUを選ぶのもありだ |
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5 HDD ワンセグチューナーによる番組録画なども考え、HDDはコストパフォーマンスに優れる500GBモデルを選択 |
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パーツ構成 | ||||||||||||||||
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ポイント 1 BD-Video再生 HDMI搭載で大画面テレビにも出力可能 | ||||||||||||||||
メインの機能であるBD-Videoを再生する光学ドライブは、BD読み出しとDVD書き込みに対応したコンボドライブ「パイオニア BDC-S02J」を使用。動画再生支援機能搭載のソフトウェアDVDプレイヤー「サイバーリンク PowerDVD 7」がバンドルされており、BD-Videoの再生も快適だ。 また、AMD 780G搭載のマザーボード「ASUSTeK M3A78-EMH HDMI」は、バックパネルにHDMI端子を備えており、大画面の液晶テレビなどに出力することもできる。 |
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BD読み出しとDVD書き込みに対応したコンボドライブを搭載。記録型BDドライブはまだ高価だし、BD-Videoの再生がメインならこちらがオススメ | ||||||||||||||||
マザーボードはオンボードでHDMI端子を搭載。画面をHDMIに対応した液晶テレビなどへ出力することも可能だ | ||||||||||||||||
ポイント 2 テレビ機能 ワンセグチューナーでお手軽テレビ視聴 | ||||||||||||||||
テレビキャプチャデバイスには、バッファローの「ちょいテレ DH-KONE/U2V」を搭載。ワンセグはもともとモバイル機器向けの放送で解像度は低いが、手軽に使える点がよい。なお、モバイル用途では使う予定がないので、付属のテレビアンテナ接続用ケーブルに交換した。 ただ、このマシンの製作後にフルセグメントのデジタル放送対応のテレビキャプチャデバイスが発表された。間に合えばこれをメインとしたAVマシンを作りたかった。 |
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解像度は低いが、手軽にテレビを楽しめるワンセグチューナーを搭載。携帯電話やポータブルゲーム機に録画番組をムーブすることも可能 | ||||||||||||||||
モバイル用途では使わないつもりなので、付属のテレビアンテナ接続用ケーブルに交換。電波の感度はバッチリだ | ||||||||||||||||
ポイント 3 AVマシン向けケース 見た目にもこだわりを | ||||||||||||||||
今回はコストを優先してパーツを選択しているが、せっかくのAVマシンなので見た目にもこだわってみたい。とはいえ、本格的なHTPC向けケースは高価なのでパス。 デスクトップタイプでAVラックに収納しても違和感がない、それでいて安価なケースを探していたら、AntecのNSK2480にたどり着いた。実売で1万4,000円前後の価格は安価とは言えないが、シンプルなデザインと標準で電源を搭載している点が魅力。 内部の作りもしっかりしており、静音タイプの12cm角ファンを2基搭載しているので冷却もバッチリだ。 |
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非常にシンプルなデザインで、380W電源を搭載したデスクトップタイプのmicroATX用ケース「Antec NSK2480」を選択した | ||||||||||||||||
標準で12cm角ファンを2基搭載。静音タイプなので、同時に動作していても動作音はほとんど気にならない | ||||||||||||||||
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