その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||
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オーバークロックがどこまで成功するのかは実際にやってみなければ分からない。しかし、これまでの経験から言えば、オーバークロックしやすいCPUの傾向はある。CPUのダイ(半導体部分)は、アーキテクチャやプロセスルールともに同じであれば、グレードが違っても製造装置は同じものが使われ、同じシリコンウエハーから採られることが多い。そのため、同じコアを採用した上位モデルが存在する場合、定格の動作クロックが低い、ラインナップの下位にあるCPUほど動作マージンに余裕があり、オーバークロックに有利な傾向がある。 また、新しいプロセスルールが導入されたCPUも狙い目。新しいプロセスルールは、将来を見据えて高クロック/低消費電力を実現するために開発されるため、新プロセスルールや新ステッピングの製品は高クロック化に対する余裕があるものが多い。また、CPUの製造ロットナンバーの近いモデルは似た傾向にあるようで、ロットによっては、ものすごいオーバークロック耐性を誇る「神ロット」となる可能性もある。 |
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「Wolfdale」こと45nmプロセス世代のCore 2 Duo E8000シリーズは、ネット上では4GHzを超えるクロックでの動作報告が多数上がっている | ||||||||||||||
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マザーボード選びのポイントは、BIOSにオーバークロック向けの設定が用意されているかどうかだ。Intel CPU用の場合は、FSBクロックとメモリクロックの動作比率を調整できることが最低条件となる。また、AMD CPUの場合はメモリの比率設定の代わりにHyperTransportのクロック(または倍率)を調整できることが条件。低価格なマザーボードではできないものもある点に注意したい。 また、フェーズ数、コンデンサの品質を含めたVRMの品質もオーバークロックの成否を左右する要素だが、この部分の設計は価格にも跳ね返ってくるだけに、全体のバランスを見て調整したい。 |
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Intel CPUではFSBクロックと連動してメモリクロックが上がる。この二つの比率をBIOSで調整する機能を持つことが最低条件だ | ||||||||||||||
チップセットやPLL ICの電圧なども調整できるものがある。設定項目が多いに越したことはないが、それほど突き詰めないならば気にしなくてもよい | ||||||||||||||
AMDには倍率変更可能なCPUがあるが、システムバスクロックを上げるには、HyperTransportのクロックをあらかじめ下げておくと成功しやすい | ||||||||||||||
VRMやチップセットの冷却もポイントとなるが、大型の冷却パーツはCPUクーラーと干渉しやすいため、使用するCPUクーラーも考慮する必要がある | ||||||||||||||
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