その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||
超冷却45nmクアッドOCマシン vs. OC&低電圧マシン | ||||||||||||||
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ここではオーバークロックをテーマとしたマシンを取り上げる。最速を極めるか、超高コストパフォーマンスを狙うのか、オーバークロックのテーマがパーツ選びのポイントになる。 | ||||||||||||||
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45nm世代のCPUが一通り出揃ってきたことをきっかけに、オーバークロックが再び注目されてきている。45nmプロセスルールは、将来を見据えてさらなる高クロックを実現するために開発された最新の製造技術だけに、これで製造されたCPUなら大幅なオーバークロックが可能になるのではないか、というのが注目される理由だ。今オーバークロックマシンを構成するとなれば、最速を狙うこの45nm世代CPUのオーバークロックは当然有力な選択肢だ。もちろん、Pentium Dual-Coreなどの低価格CPUを使ったオーバークロックもいまだ健在だ。ローコストでハイエンドCPU並みのパフォーマンスを得ることができるのは大きな魅力。これを利用してどのようなPCに仕立てるか、これもまた興味を引かれるところだ。 | ||||||||||||||
基本パーツ別の重要度 | ||||||||||||||
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ここではCPUオーバークロックの作業の流れを見ていこう。まず、CPUの動作クロックの仕組について理解しておきたい。CPUの動作クロックは、外部から供給されるFSBクロック(システムバスの1/4)と、CPU内部の動作倍率で決まる。しかし、ほとんどのCPUは内部倍率の上限がロックされているので、FSBクロックを上げていくのが基本だ。 ただし、FSBクロックを上げると、メモリクロックもそれに比例して上がる。この連動は基本的に解除できないが、多くのマザーボードでは連動の比率を変えることができる。たとえば、システムバス800MHzのシステムでDDR2-800メモリを使う設定ではFSBとメモリクロックの比率は1:1だ。ところがシステムバスを1,066MHzに上げると、メモリクロックも1,066MHzまで上がってしまう。そこで、比率を4:3に設定してやれば、システムバスが1,066MHzのときでもメモリは800MHzのままとなる。 FSBクロックを上げるには、マザーボードのBIOSを設定すれよい。また、Windows上からクロックを変えられる「SetFSB」(Abo氏作)などのツールを使うのも便利だ(PLL ICが対応している必要がある)。ベンチマークテストなどで負荷をかけて動作を確認しつつ、FSBクロックを上げていき、エラーなどの症状が出て失敗したらBIOSでメモリクロックが低くなるように設定。これが成功したらさらに上のクロックを試してみよう。 さらにオーバークロックの上限を伸ばす手法の一つとして、冷却の強化がある。半導体は温度が低くなると、電子の移動がスムーズになるので、より高クロックで動作させられる可能性が高くなる。また、動作電圧のアップも、オーバークロックの上限を押し上げる手段だ。ただし、電圧を上げるとその分だけ発熱も大きくなる。冷却性能の強化が必要な上、部品寿命は確実に縮まる。実用性を重視するなら、やらないほうが賢明だ。 |
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1 定格動作を確認しつつ、OCCT Perestroikaなどの負荷をかけるためのソフトや温度表示ツールなどを入手しておこう | ||||||||||||||
2 BIOSかSetFSBなどのツールを使って、FSBクロックをアップしていく。ときどきベンチマークテストなどで負荷をかけて確認する | ||||||||||||||
3 Intel CPUではFSBクロックと連動して上がるメモリクロックがポイント。システムバスとメモリのクロックの比率をBIOSで調整する機能が最低条件だ | ||||||||||||||
4 CPUのコア電圧を上げると、オーバークロックの上限が伸びることが多い。ただし、発熱が大きくなる上に、パーツが破損してしまう可能性もあるので注意 | ||||||||||||||
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