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パーツを選ぶ HDD・光学ドライブの選び方

パーツを選ぶ PCパーツの購入術／処分術 1/3

パーツを選ぶ PCパーツの購入術／処分術 2/3

パーツを選ぶ PCパーツの購入術／処分術 3/3

脱初級の組み立て講座 “もうちょい上”のパーツ構成をシミュレーション

脱初級の組み立て講座 BIOS設定のコツ 1/3

脱初級の組み立て講座 BIOS設定のコツ 2/3

設定を詰める RAID構築でワンランク上のパフォーマンスを実現 1/2

設定を詰める RAID構築でワンランク上のパフォーマンスを実現 2/2

設定を詰める初めてのSLI・CrossFire構築

設定を詰めるマザーボード付属ユーティリティを使い

設定を詰める自作PCに便利なフリーツールを使いこなす

設定を詰める自作PCトラブルレスキュー 1/2

設定を詰める自作PCトラブルレスキュー 2/2

その他の特集（2011年）

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震撼性能！　Sandy Bridgeに死角なし!!

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Part 2　脱初級の組み立て講座

TEXT：芦澤英一

11 ビデオカードを取り付ける

今回使用したビデオカードのように2スロットを占有するものは、マザーボードのレイアウトによっては使えないこともあるので、事前の確認は怠らずに。

（1）ブラケットを外す

今回使用したビデオカードは拡張スロット2本分のスペースを占有するタイプ。装着するPCI Express x16スロットの位置とビデオカードの端子の位置を確認して、固定に用いる場所のブラケットを二つ取り外しておく

（2）ビデオカードを挿し込む

ビデオカードをPCI Express x16スロットに装着する。斜めに入ると接触不良になりやすいので、均等に力を入れて押し込むこと

（3）ネジ止めする

ブラケットをケースに2本のネジで確実に固定する。ヒートシンクが巨大で重量のあるビデオカードなどはとくにしっかりネジを締めておくこと

カードが浮かないように注意
ネジでの固定の際に、接続コネクタが浮いてしまうことがあるので注意。接続不良のもとになることも

どちらに挿せばよい？

ビデオカードに二つ以上出力コネクタがある場合、普通はどちらに接続しても問題ないが、製品によっては最初に使用すべきコネクタが決められていることがあるので、マニュアルで一応確認しておこう。基本的には、ビデオカードの接続スロットに近いほうが、1番のポートとなっていることが多い

12 各種電源ケーブルをつなぐ

意外と忘れやすいのが、電源ケーブル類の接続だ。CPUへの電力供給用の4ピンまたは8ピンのATX12Vケーブル（今回の作例では先に接続済み）や、ケースファンの電源ケーブルは接続を忘れがちなので注意しよう。

CPUファンのケーブル

マザーボードのCPUファン用端子は4ピンだが、ANDY SAMURAI MASTERの電源ケーブルは3ピン仕様なのでPWM信号による回転数制御はサポートされない

ケースファンのケーブル

P182のケースファンは、4ピンペリフェラル電源ケーブルに接続するタイプ。写真のように連結して接続できる

ATX2.2メインコネクタ

P182は、電源ユニットが仕切りで隔離されているので、小さな窓からケーブルを引き出して接続する必要がある。P5K-Eの電源コネクタはP182にとって非常に都合のよい場所に配置されている

電源ケーブルが届かない!?　P182のケーブル取り回しに注意

P182は、ATX2.2メインケーブル（24ピン）とATX12Vケーブル（8ピン）をマザーボードの裏側から通して接続する特殊なケーブル取り回し方式が採用されている。今回使用したASUSTeK P5K-Eは、絶妙な位置にATX2.2コネクタがあったので問題は起きなかったが、マザーボードによってはケーブルが届かないといったことも十分起こり得るだろう。その場合はケースのコンセプトに妥協して内側から接続を試みるか、市販の延長ケーブルを利用するしかない。

構造をうまく利用
P182はマザーボード装着部分と電源ユニット搭載部分の間に仕切りがあり、プラスチックのカバーをスライドさせることでケーブルを通すための穴を作ることができる。通常の方法でケーブルが届かないようであれば、この箇所を利用するなど、いろいろと試してみよう。解決の糸口が見付かるかもしれない

延長ケーブルで対応
P182は電源ケーブルをマザーボードベースの裏側に引き出すので、使用する電源ユニットやマザーボードによってはケーブルが届かないことも考えられる。そういった場合には、市販の電源コネクタ用延長ケーブルを使うことで対応可能となるはずだ

13 ケーブルを美しくまとめる

各種電源ケーブルなどは、ケーブルタイ（結束バンド）を用いてまとめると、見た目がきれいで作業しやすくなるだけでなく、エアフローの改善という実用的な効果がある。P182の場合、電源ケーブル類をマザーボードベースの裏側に取り回す仕様のため、裏側にケーブルを固定できるケーブルタイがあらかじめ装着されている。ただ、ケーブルの本数が多ければ、備え付けられているものだけでは十分まとめ切れないこともあるだろう。そういった場合には、市販のケーブルタイも活用すれば、さらにきれいにまとめることができるはずだ。

ケーブルタイを使ってまとめる

ケーブルタイには、電気製品の付属ケーブルによく利用されているねじって軽く固定できるタイプや、しっかり締められる強力タイプなどさまざまな製品が販売されている。用途に応じて使い分けよう

バラけたケーブルをまとめていこう



P182には、マザーボードベースの裏側にある専用フックにかけて使用できるケーブルタイが付属している		市販のケーブルタイを使用すれば、任意の箇所でケーブルをまとめることができる。まとめて余った先端部は、ニッパなどでカットしておくとなおスマート