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PC自作“再”入門マニュアル
Part 1 パーツを選ぶ
TEXT:保坂陽一
ケースの選び方
imagePCパーツを収納して安全に運用するためのケースは、そのデザインだけでなく、さまざまな機能を備えている。ここでは現在のケースが備える主な機能を紹介しながら、選ぶ際のポイントを見ていこう。
選び方は人それぞれ
 PCの形をイメージすると、まず外見となるケースありきということになるが、実際にはPCのケースはそのほかのパーツを収納し、保護するためのものであるため、ケースなしでも各パーツを接続すればPCとして使用は可能だ。よって、以前は自作パーツの中でもコストダウンのポイントとなっていた。電源付属で1万円以下のものが主流であった時代もあったが、今ではそうした製品は少数派。CPUやビデオカードなどの発熱量の増加に伴って、ケースによる各パーツの冷却や静音化が重視されるようになり、現在の主流は電源なしで1、2万円クラスのものとなっている。しかし、ケースの機能を重視するか、気に入ったデザインをとことん追求するかは自分しだい。バランスの取れた製品が見付かればベストだが、理解した上で購入し、後で試行錯誤するのもそれはそれで自作の楽しみでもある。ここでは一般論としてのイマドキのケースの選び方をチェックしていこう。
imageケースのサイズで選ぶ
使用したいケースで購入するマザーボードのフォームファクターを選ぶ人は多いだろう。ドライブベイの数や奥行きなどもチェックしたい
自分のPCに必要なスペックが実現できるか?
 冷却性能などはひとまず置いておくとして、ケース選びの基本はやはりその拡張性と使い勝手だ。microATXやATXといった標準的なマザーボードのフォームファクターに対応していれば、後のマザーボードやCPUの換装に心配はないが、ケースのサイズはHDDや光学ドライブの搭載数、さらに装着可能なビデオカードなどにもかかわってくる。また、同じフォームファクターに対応したケースでも、ドライブベイの数などによって、サイズは変わってくる。置き場所に困らないコンパクトなケースを買ってみたものの、いざ使ってみるとビデオカードとHDDが干渉して、取り付けられないということが最近は少なくない。後悔しないために、最初は余裕のあるサイズのものを選んでおくほうが無難と言えるだろう。

 逆にケースはとことんコンパクトなものを選び、USBやLANポートを活用して外部機器による拡張を考えるという手もあるが、いずれにせよ、そのマシンを「どう使うか」は、内部のパーツよりもケースの選択によって決まる部分が多いのは確かだ。
ベストなケースを選ぶためのポイント
image(1)電源の有無
電源が付属したケースはコストダウンには有利だが、最近のケースは電源なしがトレンド。使用する電源も含めて、ケースの予算を考えよう

(2)対応マザーボード
ATXやmicroATXといったフォームファクターの対応はケース選びの大前提。スペースが広ければ、大型のパーツなども余裕を持って使用でき、組み立て作業もしやすい

(3)価格
CPUやビデオカードにお金をかけたいなら、ケースの予算は抑えたいところ。デザインにもこだわる場合、それなりの覚悟は必要だ。少々高価でも長く使えるケースを選ぼう

(4)ドライブベイの数
HDDや光学ドライブ、メモリカードリーダーなど、さまざまなベイアイテムを取り付けるドライブベイ。数は多いに越したことはないが、ケースのサイズも気になるところ

(5)材質
スチールやアルミといった材質は、剛性だけでなく、冷却性能や価格、デザインなどにもかかわる、意外に大きなポイント。最近はアルミとスチールのハイブリッド製品もある

(6)冷却性能・静音性
付属ケースファンによる内部の冷却は必須。静音性と両立させるために、ケース構造からこだわったさまざまな製品が販売されている。水冷ユニットなどのオプションにも注目
安心して長く使うために購入前に一度は触れて確認
 ケースのサイズや拡張性に関しては、数値だけでもおおよその想像は可能だが、実際にその作りがどういうものであるかは、手に取ってみないと分からない部分が多い。ケースに使用されている材質はスチールかアルミ(もしくはその両方)がほとんどだが、剛性や立て付けなどは千差万別。一見、デザインは豪華でも、触れてみると剛性がなく、ドライブベイなどに歪みがあり、サイドパネルもぺらぺらなどということがある。そうしたものは安価なことが多いので、一概に悪いとも言えないが、知らずに購入してしまうとガッカリ度は高いと言わざるを得ないだろう。また、安価なケースは動作時に共振による騒音が発生する可能性もある。静音ケースと呼ばれるものの中には、ケース単体で10kg前後のものもあり、組み立て作業などでは苦労するかもしれないが、その分共振は起こりにくい。ちなみに、安価で剛性がなくとも、最近のケースはドライブベイなどの拡張面で劣ったものは少なく、HDDなどを取り付けることによって、パーツそのものが補強材代わりになることもある。後述する冷却性能についても言えるが、どんなケースでも自分なりのアレンジを加えていくことは可能だろう。

 そのほか、使い勝手としては、ドライブベイの固定方法や、USBポートなどのフロントインターフェースの配置もチェックしておきたいポイント。ドライブの固定方法としては、ネジ止めが一般的だが、最近は独自の固定具を使用してツールフリーになったものもめずらしくない。確かに便利ではあるのだが、使ってみるとイマイチ固定がしっかりできなかったり、オプションパーツをなくしてしまうと固定そのものができなくなったりするものもある。組み立てたときは問題なくても、1、2年後にドライブを増設しようとしたら、パーツが見付からなくてできなかった、というのはちょっと悲しいところなので、ほかのパーツや保証書などと同様に、管理はしっかりしておきたい。そうした部分も含め、よほどユーザーの多い人気製品ならともかく、やはりケースは店頭で一度は触れて確認してみたいものである。
拡張性と使い勝手で選ぶ
imageドライブベイの拡張性と使い勝手
なにかと個人で管理するデータの増える昨今、HDDを増設するためのドライブベイの数や、取り付けやすさなどは重要だ
image内部スペースをよく確認
よほど大型のハイエンドモデルでなければ問題はないが、ビデオカードなどを重視するなら、ケースの奥行きなどもよく見ておきたい
imageフロントインターフェースは十分か?
実際に使い始めてから気になるのがUSBなどのフロントインターフェースの数と配置。自分の設置場所に合ったものを選びたい
材質と剛性で選ぶ
imageスチール? アルミ?
材質はデザインなどにもかかわるポイント。写真のケースは外部パネルがアルミで質感を高めつつ、内部はスチールで剛性を確保している
image剛性の高い安心感のあるものを
安価なケースではわりと一般的ではあるが、剛性の低いケースは静音効果も低い傾向にある。しかし、やはり価格は魅力的だ
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