その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | |||||||||||||||||||||||||||||
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ビデオカードは、PCの画面表示を担当するパーツだ。最近はマザーボード(チップセット)に機能が搭載されたものも多いため、必須のパーツではなくなっているが、高性能なPCを自作・アップグレードする際には重要なパーツである。 | |||||||||||||||||||||||||||||
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ビデオカードとは、PCの画面表示を担当するパーツだ。ハードウェア的には、画面表示に必要な各種の計算を担当する「GPU」(グラフィックスチップ)と、GPUが扱うデータを保存する「ビデオメモリ」という2種類のパーツを中心に構成される。これらの役割はちょうどPC全体に似ており、GPUはPC全体におけるCPUに、ビデオメモリは(メイン)メモリに似た役割をになっている。 ビデオカードは、非常に多くのメーカーから多数の製品が発売されている製品ジャンルだが、基本的な製品の違いは、 ・性能の違い(搭載されているGPUやビデオメモリの速度など) ・機能の違い(接続端子やビデオカードクーラーなど) ・付属品の違い(ゲームソフトなど) の3点が主なポイントとなる。 この中で、製品選びの大きなポイントを占め、なおかつ価格に直結しているのは、性能の違いだ。ビデオカードの性能は、基本的には3Dグラフィックスの速度や(画面品質に関する)機能の差となるが、チップセット(マザーボード)に搭載された機能からアップグレードしたり、旧製品からアップグレードしたりする場合は、下記に紹介したようなアプリケーションでメリットが生まれる。 Windows XPまでは、3Dグラフィックスはほぼゲームのみで使われていた機能のため、ゲームをプレイしないユーザーにとっては、ビデオカードの購入やアップグレードは重要度が低かったのだが、Windows Vistaのユーザーインターフェース「Windows Aero」では、3Dグラフィックス機能を使ってデスクトップ画面を描画するため、高性能なビデオカードを導入することで、デスクトップ画面の表示のなめらかさが向上し、操作性の向上さえも期待できる。 また、最新のGPUでは、高性能な動画再生支援機能を搭載している。これは、H.264やWMV、DivXなどの動画圧縮フォーマットの再生時に必要となる演算処理をCPUに代わって実行することで、各種の動画をCPUに負担をかけずに再生するための機能だ。非力なCPUではコマ落ちしてしまうBlu-ray Discなどの高解像度の動画の再生でも、この機能を搭載したビデオカードを追加することでスムーズな再生が可能になる。 |
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ビデオカードの中心となる「GPU」 ビデオカードで中心的な役割をになうのがこのGPUだ。普段はビデオカードクーラーに覆われているため直接見ることはできない |
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ビデオカード搭載によるメリット | |||||||||||||||||||||||||||||
最新鋭のゲームタイトルを快適にプレイ 家庭用ゲーム機をも超える非常に美しい画面を実現する最新ゲームでも、ビデオカードの性能が高ければ快適にプレイ可能だ |
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VistaのAeroもスムーズに表示 3Dグラフィックスが非力なPCではなめらかさに欠けるAeroでの操作も、高性能ビデオカードを搭載したPCではスムーズに |
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高解像度の動画ファイルをらくらく再生 最新ビデオカードに搭載された「動画再生支援機能」も重要だ。1,920×1,080ドットの高解像度の動画が低価格CPUでもスムーズに再生できる |
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ビデオカード選びの際に見るべきポイント | |||||||||||||||||||||||||||||
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続いて、ビデオカードを購入する際に注目したいポイントを紹介しよう。 現在のビデオカードの代表的なスペック(仕様)としては、下図にあるようなものが挙げられる。ここではこれらのスペックと、前ページで紹介した「性能の違い」、「機能の違い」、「付属品の違い」のどれに主に影響するのかを紹介したい。 まず、主に性能にかかわわるのは、コアクロックとGPUの種類、そしてメモリに関する三つのポイントの計5点だ。残りの搭載クーラーと映像出力端子、そしてインターフェースは、主に機能の違いにかかわわるポイントである。 実は現在のビデオカードにおいて、発売メーカーが違っても、基本的な性能や機能には大きくは影響しない。同じGPUやメモリの仕様であれば、メーカーが異なってもほぼ同じ性能が発揮されるという特性があるためだ。 しかしメーカーの違いは、信頼性に関するパーツ(カード上のコンデンサなど)やサポート体制(とくに保証期間)の違いとして、あるいは製品バリエーションの豊富さ(搭載クーラー/出力端子のラインナップや、オーバークロック製品の有無)として、しっかりと存在する。 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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