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PCパーツ100選
TEXT:宇野貴教
液晶ディスプレイ編
AV機器も接続できる多機能モデルが注目を集める
image新製品のほとんどがワイドモデルにシフトしている液晶ディスプレイ市場。低価格モデルと高付加価値モデルの2極化が進み、各社の主力は1125p(1,920×1,080ドット)の表示が可能な24型ワイド以上のモデルに移りつつある。
これが最新のトレンドだ (1)20型以上の低価格化
(2)AV入力の充実
(3)広色域パネルの流行
(4)リモコンの付属
Windows Vistaの登場で
ワイドモデルが当たり前に
 2年ほど前まで、液晶ディスプレイと言えば、17型か19型のスクエア(4:3)モデルで解像度はSXGA(1,280×1,024ドット)、というのが主流であった。その流れが明らかに変化したのは、2007年1月に発売されたWindows Vistaの登場前後だ。Vistaには画面端にミニアプリ(ガジェット)を常駐させる「Windowsサイドバー」と呼ばれる新機能があり、アナログ時計やRSSリーダー、天気などを常に表示させておける。従来の作業スペースを保ったままこの新機能を利用するには、ディスプレイのワイド化が手っ取り早い。
 また、地上デジタル放送やBlu-ray Disc/HD DVDのような高精細デジタルコンテンツの伝送を暗号化する「HDCP」(High-bandwidth Digital Content Protection)への対応が進んだのも同時期で、対応する以上、ワイドパネルを採用したほうが映画などの鑑賞には都合がよいと言える。

 こうした状況の変化によって、現在では新製品のほとんどがワイドモデルになっている。その一方、4:3の従来モデルの価格はすでに下げ止まりに達したようで、機能的にも目新しい動きはない。とはいえ、ビジネスユースではまだ需要があり、姿を消すことはないはずだ。
ワイド液晶ディスプレイの実売価格帯と付加機能
image
最近では20~22型ワイドモデルの低価格化が激しく、とくに5万円前後の製品は17~19型スクエア(4:3)モデルからの買い換えなどで人気を集めている。ローエンドモデルでもHDCP対応は進んでいるが、さらにHDMI搭載などの付加価値を求めると、10万円以上の製品になってしまう
imageHDMI端子の搭載
映像と音声をデジタル伝送するHDMI端子があると、AV機器との接続が容易になる。HDMI端子はAV機器のみ(PC非サポート)とする製品もある
image1125pの実ドット表示
AV用途でWUXGA対応モデルを使うなら、1,920×1,080ドット、アスペクト比16:9のコンテンツを実ドット表示できるものを選びたい
image広色域パネルの流行
Adobe RGB比/NTSC比90%超などと表記された広色域パネルを採用した製品が増えている。とくに緑色の表現力が豊かになるのが特徴だ
高付加価値モデルの台頭
価格は2極化へ
 液晶ディスプレイの低価格化はここ数年続いている傾向だが、それはワイドモデルにおいても同様だ。とくに20~22型ワイドの低価格化は著しく、実売5万円以下で購入できるものも多い。しかし、今一番ホットなのはWUXGA(1,920×1,200ドット)に対応した24型ワイド以上の製品だ。
 これはもちろん、次世代光ディスクや最新ゲーム機の1125p(1,920×1,080ドット)対応ハイビジョンコンテンツを、縮小することなく実ドット(ドットバイドット)表示できることが理由だ。実際にAV機器をつなげて使うことを前提として、HDMI端子やコンポーネント端子などのAV入力を持った製品が登場しており、注目を集めている。
 高付加価値という点では、液晶で表示可能な色の再現領域である「色域」がこれまでのsRGBよりも広く、より多くの色を表示できる広色域モデルが増えている。たとえばAdobe RGBの色域はsRGBと比較するととくに緑の再現性が肉眼により近く、液晶ディスプレイをフォトレタッチやDTPに利用しているユーザーには大きなメリットとなるだろう。
 ユニークなところでは、入力切り換えや画質補正などの各種設定を、液晶ディスプレイ本体のボタンを押さずに操作できるように、リモコンを付属するモデルが現われ始めている。コストアップにつながるため、今のところは高価格製品に限られるが、AV機器を接続して入力切り換えを頻繁に行なうようになると、リモコンの存在は大きくなるだろう。
 より大きな解像度、大きなパネルサイズへと市場がシフトしていくにつれ、機能を絞った低価格モデルと多機能な高価格モデルの価格差はどんどん広がっていく。上の図からも分かるように、とくに24型ワイドでは5万円前後の製品もあれば、15万円を超えるような製品もある。長く使うものだけに、数年先を見据えて購入を検討してほしい。
imageリモコン付属がトレンドに?
設置場所と鑑賞位置が離れても操作できるように、リモコンが付属する製品もある。AV機器を接続している場合に重宝する機能だ
プレイステーション 3との接続をテストする
 WUXGA(1,920×1,200ドット)対応のワイドモデルは、1125p(1,920×1,080ドット)のハイビジョンコンテンツより解像度が高いので、PCの画面だけでなくAV機器の接続先としても活用できる。そこで実際に、HDMI端子を装備するプレイステーション 3を接続して、1,920×1,080ドットの表示が行なえるかテストしてみた。ディスプレイ側がHDMI端子を装備していない場合は、HDMI-DVI変換コネクタを使ってDVIで接続している。

 その結果、次のページから紹介するいずれの製品でもプレイステーション 3からは1125pが表示可能なデバイスとして認識され、WUXGA対応モデルは画面上下に黒フチの出る実ドット(ドットバイドット)表示が行なえた。
imageプレイステーション 3と接続する
1,920×1,080ドットでゲームやBlu-ray Discの再生が可能なプレイステーション 3と液晶ディスプレイを接続して、表示状態をチェックした
imagePS3の表示可能モード
PS3のディスプレイ設定を行なうと、対応する解像度が一覧表示される。今回は用意したすべてのディスプレイが1125p対応と認識された
imageHDMI-DVI変換アダプタ
HDMIとDVIから送出される映像信号には互換性があるため、アダプタを使うことで変換が可能となっている。価格は2,000~3,000円とやや高め
imageHDMIをDVIに変換
変換アダプタを使うことでディスプレイ側のDVI端子にHDMI端子からの信号を入力できるようになるが、この場合音声は出力されない
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