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PCパーツ100選
TEXT:保坂陽一
ベアボーンPC編
筺体形状に変化はないものの、内容は充実
image価格勝負だけでは難しくなったベアボーンPCは、独自の小型マシンへとシフトしてきたが、すでにその筐体形状に新しいものは見られなくなってきており、キューブタイプやミニタワーといったカテゴリー内での差別化がメインとなっている。
最新トレンドはこれだ! (1)マザーボード市場の流行を取り入れた製品が登場
(2)独自機能がより多彩に
(3)価格面ではミニタワータイプが根強い人気
見た目より中身で差別化
 PCパーツ全体で冷却効率の向上が意識されるようになって、PCケース市場では新しい機能や構造などを採用した製品が増えつつあるが、ケースとマザーボードなどがセットになったベアボーンPCでは、むしろ筺体は定番シリーズに手を加えただけのものがほとんどになっており、見た目の変化は乏しくなっている。ただ、それは見た目だけの話。最新のチップセットや機能を素早く取り入れた新製品がコンスタントに投入されるのはもはや当然のようになっている。

 現在のベアボーンPCの代表格とも言えるキューブタイプベアボーンではとくに顕著で、最新チップセットを搭載したモデルも単品売りされるマザーボードの新製品とあまり変わらないタイミングで登場するようになった。さらに、最新チップセットに対応するためにヒートシンクを大型化したり、耐久性をアップするために固体電解コンデンサを採用したりと、マザーボード製品のトレンドを取り込み始めている。そうした作りの差で、上位モデルと廉価モデルの棲み分けがはっきりしているというのも、最近のベアボーンの特徴と言えるだろう。また、上位モデルの中には、指紋認証機能や、PCI Express Mini Cardスロットなど、自作マシンとしてはベアボーンでしか得られない独自機能を備えた製品も増えてきている。
imagePCI Express x16スロットとx1スロットという構成の製品も次第に増えてきたが、やはり対応カード数から言ってPCIスロットは重要。組み立て後の用途をよく考えて製品を選ぼう
コストを追及するなら
 ベアボーンのメリットの一つである、コストパフォーマンスを追求するならば、microATXマザーボードなどを採用したミニタワータイプが根強い人気がある。特徴は乏しいが、汎用性が高く、低価格で素早くマシンを組み立てることができるのは、上級者にとっても大きなメリットだ。このタイプでは最新チップセットモデルの投入はそれほど早くはないが、その分こなれた仕様のマザーボードを搭載した製品が多い。いずれにせよ、うまくベアボーンを活用して、浮いた時間やお金を有効に使いたいところだ。
CPUクーラーを選ぶ上でのポイント
image固体コンデンサを多用した製品
耐久性の高い固体電解コンデンサの採用は、マザーボード単体ではかなり進んでいるが、これがベアボーンにも波及し始めた。熱がこもりやすい小型タイプでは、とくに効果が大きいだろう
image独自機能で差別化
ケースと一体化した指紋認証機能など、独自の機能を搭載することで差別化を図った製品も登場してきている。ベアボーンでなければ実現が難しい機能だ
image根強い人気のミニタワータイプ
microATXタイプのミニタワーベアボーンは今も市場の一角を占めている。個性的なデザインや省スペース性という点では劣るが、扱いやすさやコストパフォーマンスでは優れた点も多い
Shuttle
XPC Prima SP35P2 PRO
実売価格:55,000円前後
問い合わせ先:support@jp.shuttle.com(日本Shuttle)
URL:http://jp.shuttle.com/
指紋認証機能搭載のP35ハイエンドキューブタイプ
image 同社のキューブタイプベアボーンでは最上位モデルに使用されるP2シャーシを採用。フロントインターフェース部に、デスクトップマシンではめずらしい指紋認証機能を内蔵するほか、オンボードグラフィックス機能を持たないP35チップセットを搭載したハイエンドモデルとなっている。

 専用のCPUクーラーに加えて、ヒートパイプを使用した、「OASIS」と呼ばれる大型チップセットクーラーを装備しているのも特徴で、BIOSによる細かなオーバークロック設定も可能。マザーボードのコンデンサも固体電解を採用するなど、キューブタイプの枠を超えた高機能、高品質を備えている。その分価格は高価であり、ビデオカードの用意も必須となるが、それも納得できるだけの製品に仕上がっているのは間違いないだろう。
LGA775 Intel P35+ICH9R DDR2
image筐体上部にシャドーベイを二つ備え、上位モデルならではの拡張性も確保。アルミフレームを採用しているので、冷却面でも申し分なく、ケーブルの取り回しも万全だ
image専用のCPUクーラーによる、ケース左右に流れるエアフローを活用し、チップセットも同時に冷やす仕組。もちろん自己責任の上ではあるが、オーバークロックを楽しむこともできる
SPECIFICATION
対応CPU:Core 2 Quad、Core 2 Duo
メモリスロット:PC2-6400/5300 DDR2 SDRAM×4(最大8GB)
拡張ベイ:5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、シャドーベイ×2
拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI×1、PCI Express Mini Cardスロット×1(本体下部に装備)
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×4、eSATA(Serial ATA 2.5)×2、Ultra ATA/100×1
背面インターフェース:eSATA(Serial ATA 2.5)×2、USB 2.0×6、IEEE1394(S400、6ピン)×1、1000BASE-T×1など
サイズ(W×D×H):210×325×220mm
ASUSTeK
V3-M2A690G
実売価格:21,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ)
URL:http://www.asus.co.jp/
定番690Gマザーボード搭載のミニタワータイプ
image 同社のAMD 690Gマザーボード「M2A-VM HDMI」を採用した、Socket AM2対応のmicroATXミニタワーベアボーンPC。実にスタンダードなmicroATXマシンだが、その分お手頃な価格となっており、手早く作りたい人にはうってつけ。拡張性も十分で、PCI Express x16スロットに取り付けられたライザーカードによるHDMI出力も使用可能なほか、これを取り外すことでビデオカード増設ももちろん可能。PCIスロットも二つ使用できる。5インチベイが二つ使えるのもうれしいところで、3.5インチベイにはメモリカードリーダーも標準装備している。電源出力は250Wと大きくないので、ハイエンドクラスのビデオカードを使うには向かないが、ケースファンを増設すればファンレスビデオカードも利用できる。ホビーからビジネスまで対応できる1台である。
Socket AM2 AMD 690G+SB600 DDR2 グラフィックス機能
imageAMD 690G搭載マザーボードの中でも定評があるM2A-VM HDMIを採用。こだわりの自作派も納得の1枚だ
imageフロントインターフェースはUSBやサウンドだけでなく、IEEE394も搭載。さらに、3.5インチベイにはメモリカードリーダーも装着されている
SPECIFICATION
対応CPU:Athlon 64 FX、Athlon 64 X2、Athlon 64、Sempron
メモリスロット:PC2-6400/5300/4200 DDR2 SDRAM×4(最大8GB)
拡張ベイ:5インチベイ×2、3.5インチベイ×2(ベイ一つ分はメモリカードリーダーで占有済み)、シャドーベイ×1
拡張スロット:PCI Express x16×1(HDMI拡張カードで占有済み)、PCI Express x1×1、PCI×2
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×4、Ultra ATA/133×1
背面インターフェース:USB 2.0×4、IEEE1394(S400、6ピン)×1、ディスプレイ(Dsub 15ピン)×1、ディスプレイ(DVI-D)×1など
サイズ(W×D×H):168×380×354mm
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