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PCパーツ100選
電源編
TEXT:長畑利博
サイズ
CoRE PoWER 2 400W
実売価格:4,000円前後
問い合わせ先:support@scythe.co.jp
URL:http://www.scythe.co.jp/
低価格ながらコネクタが豊富なコストパフォーマンスモデル
image そのコストパフォーマンスの高さでベストセラーとなったCoRE PoWERの後継モデル。国内の電力事情に合わせた90Vの低電圧環境での動作保証や、低価格モデルながらPCI Express 6+2の8ピンコネクタの2個装備など、多機能性をウリとしている。また、ファンは従来と同じ12cm角タイプながら、軸部分の面積を小さくすることにより羽根の面積を増やした冷却性能強化タイプに変更されている。ファンの回転速度は負荷に応じて480~1,050rpmの範囲で変化する仕様。電圧は+12Vが2系統で、ともに18A。+5Vsbは2.5Aとなっている。
400W
image実売価格4,000円前後という低価格モデルながら、多数のコネクタを備えている
image
高負荷時の中心は12.3Vで、±0.5Vの範囲で小さな波が多く出る
SPECIFICATION
ファン:12cm角×1(底面)
電源コネクタ:ATX20/24ピン×1、ATX/EPS12V×1、ペリフェラル×6、Serial ATA×4、PCI Express 6+2ピン×2、FDD×2
image
ニプロン
みなもっとさん ePCSA-650P-E2S-MN
実売価格:39,000円前後
問い合わせ先:06-6487-0605
URL:https://www.nipron.co.jp/
安定性と信頼性を第一に考えた国産モデル
image 高品質・信頼性をウリとしたニプロンのコンシューマ向け電源。独自の基板設計や高品質な国産コンデンサの採用により、高い安定性も確保している。PC用電源としてはめずらしく日本製というのもポイントだ。プラグインケーブルを採用するが、本体側のコネクタが限られているため、同価格帯の製品と比べるとコネクタ数は少なめである。

 8cm角ファンを1基搭載し、本体サイドのスイッチでHIGH/LOWの2段階から回転数を設定できる。LOWに設定してある場合も、負荷や温度に応じて自動的にHIGH設定に変更されるなど安全性を重視した設計になっている。
500W
image本体横のディップスイッチでファン速度を2段階で設定可能
image
電圧は12.2Vで一定。非常に高い安定性を誇っている
SPECIFICATION
ファン:8cm角×1(背面)
電源コネクタ:ATX20ピン×1、ATX24ピン×1、ATX12V×1、EPS12V×1、ペリフェラル×8(最大)、Serial ATA×4(最大)、PCI Express 6ピン×1、FDD×2(最大)
image
自分のPCに最適な定格出力を調べる
 電源ユニットのパッケージに記載されている定格出力は常用可能な最大値であり、実際にはその数字の6、7割を下回る消費電力のパーツ構成で利用するのが電源の安定性や寿命によいと言える。しかし、自分のパーツ構成に合った出力の電源ユニットを購入しようとしても各パーツごとの消費電力を実際に調べるのは手間がかかる。

 そんな場合に役立つのがASUSTeKが提供している電源用ワット数計算機だ。マザーボードやCPU、ビデオカードといった各パーツをプルダウンメニューから選択すると、そのパーツ構成に必要となる定格出力の目安を表示してくれる。

 また、Windows XPでの利用に限られるが、電源のプロファイルを変更してPCの消費電力を節約するためのフリーソフトLocal Coolingでも、現在のパーツ構成のおおまかな消費電力を表示してくれる。
imageASUSTeKのサイトで提供されている「電源用ワット数計算機」ではパーツを選ぶことで電源の推奨出力を計算してくれる
imageフリーソフトの「Local Cooling」を使うと現在の構成を分析して、おおまかな消費電力を表示してくれる
ベンチマーク検証
 今回のテスト内容は、+12V出力の電圧変化、騒音レベル、そして消費電力の差である。アイドル時はWindows Vista起動後、システムが安定した状態、高負荷時は3DMark06 Build 110をループモードにして実行、20分間経過した状態としている。+12Vの変化は「SpeedFan」の電圧モニタ機能を利用してチェックし、こちらの製品紹介に掲載している。

 静音性については、ファンが停止状態であったAS Power Silentist S-450EBが飛び抜けている。次点でToughpower QFan 650Wが非常に静かだ。本体にあけられた吸気口による風切り音が聞こえるものの、ぱっと聞いた感覚では無音に近い。M12 SS-500HMも静音性は高い。

 消費電力は、高負荷時でのZippy-500W G2の低さが目立つ。続いてSS-500HM、CMPSU-450VXなど、いずれも高効率をうたう製品の省電力性が高い。安めの製品ながら、スーパーサイクロン SS-400ETも優秀だ。

 +12V出力の安定性の面では、Toughpower QFan 650W、Zippy-500W G2、みなもっとさん ePCSA-650P-E2S-MNの3製品が完全なフラット状態で非常に安定している。多少のブレはあるが、M12 SS-500HM、ODIN GT 550W、CMPSU-450VXも安定性は高いと言える。
image
image
【検証環境】
CPU:Intel Core 2 Quad Q6700(2.66GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5B Deluxe/WiFi-AP(Intel P965+ICH8R)
メモリ:Transcend JetRAM PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB(CL=5)×2
ビデオカード:MSI NX7900GS-T2D512EZ(NVIDIA GeForce 7900 GS)
HDD:日立GST Deskstar 7K500 HDT725032VLA360(Serial ATA 2.5、7,200rpm、320GB)
OS:Windows Vista Ultimate、騒音測定距離:ファンから約10cm、室内暗騒音:33.6dB、室温:25℃
総評
 静音性については各製品とも高いレベルになってきた。設置する環境やコダワリにもよるだろうが、高負荷時の騒音がもっとも高いZippy-500W G2であっても、ガマンできないほどうるさいわけではない。基本的には電圧の安定性やコストパフォーマンスの面から選んでいくのが妥当だろう。安定性については、グラフを見れば一目瞭然と言える。コストパフォーマンスの差はあるものの、上位6製品については、いずれも買って後悔することはないだろう。全体を見てみると、価格がやや安く、静音性と効率の高いSS-400ET、それに加えて安定感もあるCMPSU-450VXも悪くない。また、さらに安い価格帯ではWINDMILL PRO HEC-400WA-TZが静音性や保証の面から見て優秀だ。

 今回は安定性、静音性、拡張性を兼ね備えたToughpower QFan 650Wをゴールドレコメンドに、シルバーレコメンドには安定性と静音性に加え、斬新な機能を搭載するODIN GT 550W、そして安価ながら性能のバランスのよいSS-400ETを選択した。
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