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PCパーツ100選
サウンドデバイス編
TEXT:藤本 健
クリエイティブメディア
PCI Express Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio
直販価格:7,980円
問い合わせ先:03-3256-5577
URL:http://jp.creative.com/
PCI Express x1
接続のX-Fi
imageSound Blasterシリーズとして初のPCI Express x1対応版。EAXは4.0までの対応で処理速度などは上位製品に劣るが、X-Fi Crystalizer、X-Fi CMSS-3DなどX-Fiとしての機能は利用可能だ。もちろんVistaにも正式対応しているので、最新のマシンにおいても心配なく使えるのがうれしい。低価格なので気軽に利用できるのも魅力。
PCI Express x1
SPECIFICATION
サウンドチップ:X-Fi Xtreme Fidelity
音声入出力:S/P DIF IN(光角型)、S/P DIF OUT(光角型)、LINE IN/マイク(ミニ)、LINE OUT(7.1チャンネル、ミニ)
imageLINE入出力はもちろん、光角型のS/P DIFも入出力ともにカード上に装備しているのはうれしいところ
image
●THD:0.00115%●S/N:74.97dB
クリエイティブメディア
Sound Blaster Digital Music SX
直販価格:11,800円
問い合わせ先:03-3256-5577
URL:http://jp.creative.com/
セレクタとしても便利な
USBサウンドデバイス
imageSound Blasterシリーズとしてはめずらしく、ステレオミニジャックだけでなくアナログの入出力に金メッキのRCAピン端子が用意されているのがポイント。その入力はLINEが2系統あるほか、マイク入力、S/P DIF入力と豊富で、それぞれをスイッチで切り換えて使うことができる。そのため、入力セレクタ的に使うことができて便利だ。
USB
SPECIFICATION
サウンドチップ:非公開
音声入出力:S/P DIF IN(光角型)、S/P DIF OUT(光角型)、LINE IN(RCA)、LINE OUT(2チャンネル、RCA)、マイク、ヘッドホン
image一通りの入力端子を、本体上面のスイッチで手軽に切り換えて利用できる
image
●THD:0.00218%●S/N:71.51dB
クリエイティブメディア
Sound Blaster X-Fi XtremeGamer Fatal1ty Professional Series
直販価格:22,800円
問い合わせ先:03-3256-5577
URL:http://jp.creative.com/
最大限にゲームを
楽しむためのカード
image製品名からも分かるとおりゲーマー向けに作られた製品で、X-Fi Fatal1tyモデルのPCIカードのみを製品化したものだ。そのため入出力端子こそシンプルだが、性能はX-Fi Xtreme Fidelityそのもの。EAX ADVANCED HD 5.0に対応しており、Quake 4、バトルフィールド2142といったゲームにおける音の再現性を向上させてくれる。
PCI
SPECIFICATION
サウンドチップ:X-Fi Xtreme Fidelity
音声入出力:LINE IN/マイク/デジタルI/O(ミニ)、LINE OUT(7.1チャンネル、ミニ)、AD-LINK、AD-EXT
imageゲーマー向けに特化しているため、最低限のインターフェース以外はオプションとなる
image
●THD:0.00140%●S/N:71.32dB
ローランド
EDIROL UA-4FX
実売価格:19,000円前後
問い合わせ先:050-3101-2570
URL:http://www.roland.co.jp/
真空管アンプの音を
DSPでシミュレート
imageいろいろあるUSBオーディオインターフェースの中で、とても楽しく遊べるのがこのUA-4FX。USBバスパワー駆動ながら、本体内にさまざまなエフェクト機能が搭載されており、EQ、コンプ、歪み系、コーラス……と使える。さらに真空管アンプのボタンを押すと、温かみ味のある丸いサウンドに変身。オーディオ鑑賞用としても便利な機能だ。
USB
SPECIFICATION
サウンドチップ:非公開
音声入出力:S/P DIF IN(光角型)、S/P DIF OUT(光角型)、LINE IN(RCA、XLR)、LINE OUT(2チャンネル、RCA)、MIDI IN、MIDI OUT、マイク(XLR、ミニ)、ヘッドホン(ホン)
imageRCAのLINE入出力、XLR端子など、端子の構成はどちらかと言うとDTM寄りだ
image
●THD:0.01334%●S/N:68.73dB
クロスレビュー
image今回、9種類のサウンドデバイスを同じアンプ、スピーカーでどう違って聞こえるか、筆者と編集担当岩崎の二人で一緒に聞き比べてみた。音楽CDをWAV形式でリッピングしてHDDから2チャンネル再生したが、昔と違って、どれも結構なレベルに来ているため極端な差は出なかった。とはいえ音の解像度や音域のバランスなどの違いはあり、必ずしもS/Nの結果がよければ、よい音とは限らないのもおもしろいところだ。
オンキヨーの2製品がオーディオ再生用としてベスト
 サウンドカード、オーディオインターフェースの聞き比べはよく行なっているが、年々差がなくなってきているという印象だ。今回はあえてオンボードのサウンド機能は聞き比べの対象に入れなかったが、そのせいもあって、どれもかなりの高品質。

 少なくとも、ノイズが気になるというレベルの製品は存在せず、どれを選んでもそれなりに満足のいく製品であることは間違いない。そうした中で、先日リリースされたばかりで、非常に高品位と評判な音楽CD「camomile Best Audio」(藤田恵美)を使って聞き比べたところ、やはりオーディオメーカーであるオンキヨーの2製品、SE-200PCI、SE-U55SXがベストという結果になった。

 今回はあえて点数での評価も行なってみた。絶対評価と言うよりも、差を付けるための相対評価だから、もしオンボードサウンドに点数を付ければ10点以下という点になりそうだ。とにかく、非常に高度な争いになっていたことは繰り返し伝えておきたい。

 また同じ80点でも、PRODIGY HD2、XtremeGamer Fatal1ty、UA-4FXで同じ音というわけでなく、音の方向性が違う。このため、人によって好みが分かれるのも事実。この数字は一つの参考とした上で、自分の耳で聞いて判断してほしい。
image今回の試聞に用いた「camomile Best Audio」(藤田恵美)。レコーディングエンジニアとオーディオ設計のプロがタッグを組んでマスタリングされた高音質CD
Fast Track USB
今回の試聞ではリファレンスとして活用させてもらった。実際、標準的な音で、よくも悪くも特徴がない印象。逆に言えば問題点がなく音域のバランスも取れた失敗のないサウンドデバイスといったところ
橋本
60
岩崎
75
音のつながりが荒々しい音という印象を受けた。試聞には用いなかったが、ロックなどでは好印象だろう。意図せず試聞のリファレンス機材に用いたが、今回の機材の中ではちょうど中間ランクと言える
Barracuda AC-1 Gaming Sound Card
ゲーマー向けということであまり期待はしていなかったが、オンボードサウンドと比較すると格段によい音。ただし、SE-U55SXなどと比較すると、1枚紙でも通した感じで、広がりも感じられない音だ
橋本
50
岩崎
60
音の立ち上がり、立ち下がりの余韻や音の広がりがあまりなく、高域・低域ともに楽器の音色の再現性がイマイチではあるのだが、小さくまとまって破綻のない音との印象も受けた
AUDIOTRAK PRODIGY HD2
ともにEnvy24HTを搭載するSE-200PCIとの音質比較は何度か経験があり、若干劣るところはあるが、単独で聞くとかなりよい音と実感できる。音の解像度も高く、ステレオ感もしっかりしている
橋本
80
岩崎
80
シンプルな2チャンネル再生の回路構成から来るのか、音に非常に力強さを感じた。ただ弱音部などの再現性はイマイチ。オペアンプ交換を行なうと、また味付けも変わるのだろう
WAVIO SE-200PCI
音の広がり、ダイナミックレンジとも非常にしっかりしており、解像度が高いクッキリした音だ。とくにボーカルやギターの音域の広さを存分に感じられ、オーディオとして完成した製品という印象だった
橋本
100
岩崎
100
VLSC回路によるものか?よくも悪くもオンキヨーの音で、味付けされた感じでもあるのだが、解像感や広がりを感じる聞いていて楽しくなる音。今回の試聞ソースとの相性もよいのだろう
WAVIO SE-U55SX
オーディオメーカーの製品だけに、音質、バランスとも非常に優れていて聞きやすい。高域の音の抜け、音の広がりも感じられる。今回の中では文句なしのトップだ。SE-200PCIと音の傾向は似ている
橋本
80
岩崎
80
SE-200PCIとよく似ており、ブラインドテストで違いが分かるかどうか自信はないが、強いて言えば音の余韻や響きが若干甘めに感じた。デジタル入出力豊富で機能はこちらが上だろう
PCI Express Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio
Sound Blasterシリーズ初のPCI Express x1対応ながら低価格帯の製品だが、音を出すとかなりよい。傾向はX-Fi XtremeGamer Fatal1tyと似て聞きやすい。ただ微妙に音質の差が感じられた
橋本
70
岩崎
60
音の傾向はX-Fi上位モデルと似ているが、わずかに分離が悪いのか、Fatal1tyと比べると高域を中心に濁りのようなものが感じられた。ただ、価格と機能を考えれば、悪くない選択肢だ
Sound Blaster Digital Music SX
単独で聞けば結構よい音で、S/Nのテストも悪い数字ではない。ただ、ほかと比較して見劣りしてしまうというのが実際のところ。手軽に扱える音源という意味では悪い選択肢ではない
橋本
40
岩崎
50
今回の中では、もっとも平板な音との印象を受けたが、元ソースを歪めているような印象はないので、音の再現という点だけ取ってみれば悪くない選択肢。もちろんノイズもほとんどなかった
Sound Blaster X-Fi XtremeGamer Fatal1ty Professional Series
ゲーム用にもオーディオ観賞用にも使えるオールマイティなサウンドカード。今回の中で最高とは言えないものの、実際にオーディオを聞いてみても低域から高域までフラットで聞きやすい印象だ
橋本
80
岩崎
65
若干高域と低域が強調気味で、少し人工的な音にも感じたが、音の解像度や定位などにはまったく問題が感じられない。アコースティック楽器が好みの耳には、さほど合わないというだけのことだろう
EDIROL UA-4FX
S/Nのテストは振るわなかったが、実際に聞くと印象は異なる。楽器メーカーの製品ゆえか、高域までクッキリとした音で解像度が高い。オンキヨー製品とは違い、楽器のモニタリング用といった雰囲気だ
橋本
80
岩崎
85
USBバスパワー動作にもかかわらず音の立ち上がりはハッキリとしている。力強さが失われていない、きっちりとまとまった音。その分音場の広がりは少し小さめか?
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2010年9月号
発売日:7月29日
定価:1,080円
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