その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:芦澤英一、鈴木雅暢、宮崎真一 | ||||||||||||||
AMD CPU対応製品 | ||||||||||||||
AMDプラットフォームのポイントはPhenomへの対応 | ||||||||||||||
AMDプラットフォームのマザーボードを購入する際、現在もっとも熱い注目を集めているのはPhenom対応マザーだろう。そこで、HyperTransport 3.0などPhenomへの完全対応を果たしているAMD 7シリーズのチップセットをベンチマークで比較してみた。 まず、Sandra Professional XII SP1では各モデルであまり差が見られない(Integerの項目ではX38が突出しているように見えるが、計測内容が異なるのでプラットフォーム間での性能比較にはならない)。しかし、3DMark06 Build 110では、さすがにIntel X38には劣るもののハイエンド向けのAMD 790FX、ミドルレンジ向けのAMD 790X、そしてローエンド向けのAMD 770と、やはりハイエンドの790FXが一番良好な数値を出している。さらに、CrystalDiskMark 1.0ではSequential Writeの測定結果がモデル順に並んでいるほか、3DMark06 Build 110でも同じような傾向になった。つまり、パフォーマンスの観点で言えば、最上位モデルであるAMD 790FXが最良の選択肢になると言えるだろう。 しかし、Phenomでの利用には注意が必要だ。と言うのも現在発売されているPhenom 9600/9500にはエラッタ(構造上の欠陥)があり、システムへの不具合を回避するには対応BIOSにアップデートする必要がある。ただし、このBIOSに変更するとパフォーマンスが10~15%低下してしまう。GIGABYTE製マザーボードがいち早く対応BIOSをリリースしているが、エラッタ回避BIOSにアップデートするかどうか判断に迷うところだ。 |
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AMD 7シリーズマザー Phenomへの完全対応やPCI Express 2.0、CrossFireXのサポートなど、AMD 7シリーズ搭載マザーボードは新機能が魅力的な製品である |
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Phenom 9600 クアッドコアのPhenom。アドレスを一時保管するバッファのTLBにエラッタがあり、回避BIOSにアップデートすると性能が低下してしまうという問題が発生している |
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【検証環境】 CPU:AMD Phenom 9600(2.3GHz)、Intel Core 2 Quad Q6600(2.4GHz) マザーボード:MSI K9A2 Platinum(AMD 790FX+SB600)、MSI K9A2 CF-F(AMD 790X+SB600)、BIOSTAR TA770 A2+(AMD 770+SB600)、GIGABYTE GA-X38-DQ6(Intel X38+ICH9R) メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=5、1GB)×2 ビデオカード:NVIDIA GeForce 8800 GTリファレンスカード HDD:Seagate Barracuda 7200.10 ST3250410A(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB) OS:Windows Vista Ultimate |
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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価格:未定 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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AMDのクアッドコアCPU「Phenom」に対応するハイエンドマザーボード。チップセットにはAMD 7シリーズの最上位モデルAMD 790FXを搭載し、HyperTransport 3.0やPCI Express 2.0に対応している。ビデオカード用スロットの構成はPCI Express x16が2本に、PCI Express x8(x16形状)が2本で、4枚のビデオカードによるCrossFireXにも対応。ヒートパイプ式の冷却機構は、チップセットと電源回路部に加えてメモリも冷却できる「ASUS Cool Mempipe」を搭載する。同社によれば、メモリの温度を約10℃下げることができると言う。電源回路は計10フェーズで、コンデンサはすべて固体電解タイプを採用するなどハイエンドらしい安定性を重視した設計だ。また、着脱しやすいI/OシールドのQ-Shield、ケーブル配線を簡単にするQ-Connectorなど、使い勝手に対する配慮もなされている。 | ||||||||||||||
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SPECIFICATION 対応CPU:Phenom、Athlon 64/FX/X2、Sempron メモリスロット:PC2-8500 DDR2 SDRAM×4(最大8GB) ディスプレイ:- グラフィックス機能:- 拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×2、PCI Express x8(x16形状)×2、PCI×2 主なインターフェース:Serial ATA 2.5×6、eSATA×1、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×6、IEEE1394×1 LAN:1000BASE-T×1、無線LAN(IEEE802.11b/g) |
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MSI | ||||||||||||||
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実売価格:15,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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チップセットにAMD 790Xを採用するベーシックな構成の製品。AMD 790Xは、AMD Phenomをサポートし、HyperTransport 3.0とPCI Express 2.0に対応する。上位モデル790FXとの違いは、790FXがCrossFireXと、CrossFireでのフルレーン(16レーン×2)接続に対応するのに対して、790Xは8レーン×2のCrossFireにのみ対応すること。K9A2 CF-Fでは、2本のPCI Express x16の間隔が広く取られており、大型のハイエンドビデオカードであっても使いやすいスロット配置になっている。搭載コンデンサは日本製で統一されており、ミドルレンジ製品ながら品質も高い。CrossFire以外の基本機能が上位製品に劣らない本製品の実売価格は約1万5,000円と安く、コストパフォーマンスは抜群と言ってよいだろう。 | ||||||||||||||
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SPECIFICATION 対応CPU:Phenom、Athlon 64/FX/X2、Sempron メモリスロット:PC2-8500 DDR2 SDRAM×4(最大8GB) ディスプレイ:- グラフィックス機能:- 拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×2(x16/-またはx8/x8)、PCI Express x1×1、PCI×2 主なインターフェース:Serial ATA 2.5×4、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×4、IEEE1394×1 LAN:1000BASE-T×1 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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