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その他の特集（2011年）

激突！Bulldozer vs. Sandy Bridge

震撼性能！　Sandy Bridgeに死角なし!!

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ミドルレンジ編

TEXT：宮崎真一

ASUSTeK

P5B Deluxe

実売価格：23,000円前後

LGA775マザーボードの中ではもはや定番モデル

チップセット的には前世代の製品となるものの、現在でも人気が高い定番モデル。古いとは言っても人気製品だけあってBIOSアップデートが頻繁に行なわれており、BIOSのバージョン1221ではクアッドコアのCore 2 Extreme QX9650もサポートする。

Intel P965＋ICH8R

LGA775

ATX

RAID

コストパフォーマンス		3

拡張性		5

品質		4

SPECIFICATION
対応CPU：C2D/Quad/XE、Pentium D/4、Celeron D
メモリスロット：PC2-6400 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express x16×1、PCI Express x4（x16形状）×1、PCI Express x1×1、PCI×3
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×7、eSATA×1、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×4、IEEE1394×1
LAN：1000BASE-T×2

ライター宮崎真一のコメント

固体電解コンデンサはVRMにしか搭載されていないが、8フェーズVRMを採用するなど、安定性も期待できる。ただ、付属品の指向性マイクについては不要と感じる人がほとんどだろう。

編集部のコメント

枯れたチップセットというのは安定志向のユーザーにとくに好まれるところ。 965シリーズは一線を退くこととなったもののその分熟成が進んでいる。先人の情報も多いだけに安定を求めるならオススメ。

ASUSTeK

P5K-E/WIFI-AP

実売価格：23,000円前後

無線LAN機能を搭載した使い勝手のよいモデル

IEEE802.11gに対応した無線LAN機能を備えた製品。システムバスは1,333MHzをサポートし、メモリはPC2-8500を同社が独自にサポート。8フェーズのVRMを採用するほか、独自の冷却機能であるStack Cool 2などを装備し、安定性の向上を図っている。

Intel P35＋ICH9R

LGA775

ATX

RAID

コストパフォーマンス		3

拡張性		5

品質		5

SPECIFICATION
対応CPU：C2D/Quad/XE、Pentium XE/D/4
メモリスロット：PC2-8500 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express x16×1、PCI Express x4（x16形状）×1、PCI Express x1×2、PCI×3
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×6、eSATA×2、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×6、IEEE1394×1
LAN：1000BASE-T×1

ライター宮崎真一のコメント

デスクトップPCでも標準で無線LAN機能が利用できる点は大きなメリットだ。また、すべてのコンデンサに固体電解タイプを採用するなど、機能性と品質の両立を実現したマザーボードである。

編集部のコメント

Serial ATA 2.5ポートを基板上に6基備え、バックパネルには2基のeSATAポートを備えている。ICH9Rのポートマルチプライヤー機能を組み合わせれば、拡張性はかなり高くなるだろう。

BIOSTAR

TP35D2-A7

実売価格：13,000円前後

コストパフォーマンス抜群なP35マザーボード

実売で1万円台前半というリーズナブルな価格が魅力的な製品。拡張スロットには、PCI Express x16スロットのほか、PCI Express x4スロットも1本装備。また、同社が独自にPC2-8500のメモリをサポートしている点も注目しておきたいところ。

Intel P35＋ICH9

LGA775

ATX

RAID

コストパフォーマンス		5

拡張性		3

品質		3




	※バックパネルの写真はRev.1.0のものです

SPECIFICATION
対応CPU：C2D/Quad/XE、Pentium DC/XE/D/4、Celeron 4xx
メモリスロット：PC2-8500 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express x16×1、PCI Express x4×1、PCI Express x1×1、PCI×3
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×4、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×6
LAN：1000BASE-T×1

ライター宮崎真一のコメント

PCI Express x16スロットとPCIスロットが大きく離されている点は好印象。その一方、VRMは3フェーズ構成で、Serial ATA 2.5ポートは4基だけである。価格相応のスペックと言えるだろう。

編集部のコメント

ミドルレンジ製品ながらローエンドマザーボード並みの価格を実現している点は驚き。PCI Express x16スロットの横にかなりスペースを設けてあり、大きめのビデオカードを挿しても干渉の心配がない。

GIGABYTE

GA-P35-DS3（Rev2.0）

実売価格：17,000円前後

品質はそのままに機能削減で低コストを実現

GA-P35-DS3Rの下位モデルにあたる製品。Ultra Durable2仕様に準拠し、品質の高さはそのままに、ICH9RをICH9に変更することで低価格化を実現した。また、GIGABYTEロゴのコントローラを搭載することで、Serial ATA 2.5ポートは計六つ装備する。

Intel P35＋ICH9

LGA775

ATX

RAID

コストパフォーマンス		3

拡張性		4

品質		5




	※バックパネルの写真はRev.1.0のものです

SPECIFICATION
対応CPU：C2D/Quad/XE、Pentium DC/XE/D/4
メモリスロット：PC2-8500 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×3
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×6、eSATA×2（付属ブラケット利用）、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×8
LAN：1000BASE-T×1

ライター宮崎真一のコメント

ICH9の“無印”を採用しているので、AHCIモードが利用できないなどのデメリットはあるものの、少しでもマザーボードにかかる費用を抑えたいユーザーには、食指が動く1枚と言えるだろう。

編集部のコメント

GIGABYTEマザーはリビジョンが変わると仕様変更が行なわれるのが伝統だが、本製品ではRev2.0となり、USB 2.0ポートが4基から8基に増えた。ただしパラレルとシリアルポートは削除されている。