その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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どの規格に対応したメモリソケットが何本あり、最大で何GB搭載できるのか。メモリまわりの仕様も要チェックだ。Intel系ではチップセット、AMD系ではCPUに内蔵されているメモリコントローラに影響される。しかし、X38やP35のようにDDR2とDDR3の両方のメモリコントローラを内蔵しているチップセットの場合、どちらに対応したスロットを実装しているか(あるいは両方実装しているか)を、個別にチェックする必要がある。 ATXおよびmicroATXマザーボードではメモリソケットは最大で4本、最大容量は8GBというのが一般的なスペックだが、ローエンド製品ではソケットを2本しか持たず、最大搭載容量が4GBや2GBという製品もある。また、対応メモリについても最新規格に対応していればよいというものでもない。現在では、DDR2 SDRAM DIMMの価格が暴落しているが、DDR3 SDRAM DIMMは10倍前後も高価だ。性能面では少々劣るが、安価で使い回しも可能な現行規格。性能面で有利で、将来性はあるが現状ではかなり高価な新規格。どちらを選ぶかはユーザーしだいだ。 |
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DDR2とDDR3両方のソケットを搭載したコンボマザーボード。最初はDDR2 SDRAMを使いつつ、将来的にDDR3 SDRAMに乗り換えることが可能 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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拡張スロットの種類、構成もマザーボードのごく基本的な機能の一つであり、そして製品ごとの違いが大きい部分と言える。拡張スロットとしては、ビデオカード用のPCI Express x16、周辺機器接続用のPCI Express x1、PCIスロットと、主に3種類が使われている。さらにハイエンド向けでは、2倍のデータ帯域を持つPCI Express 2.0に対応している製品もある。また、マルチGPUでの利用を考えているならば、PCI Express x16スロットを2本、そしてフルレーンでのSLIやCrossFireが可能なのかどうかも重要だ。 拡張カードに関しては、PCI Express x1とPCI、自分の利用したいカードがどちらに対応しているかが問題となる。拡張カードのPCI Express x1への移行は徐々に進んでいるが、PCI対応のカードもまだまだ健在である。また、GPUクーラーが2スロット分のスペースを占有するハイエンドビデオカードを利用する場合には、隣接するスロットが使えなくなるため、スロットのレイアウトも考慮する必要が出てくる。 |
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PCI Express 2.0に対応したRadeon HD 3870搭載ビデオカード。こうした製品の実力を発揮させるためには、チップセットの対応が必要だ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PCI Express x16 主にビデオカード用の拡張スロット。データ帯域は上下4GB/sずつの合計8GB/s。PCI Express 2.0対応スロットは2倍の16GB/sになる |
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PCI Express x1 PCIスロットの後継となるべく開発された周辺機器用の拡張スロット。データ帯域は上り下り合計で500MB/sと高速だが、対応カードはまだPCIより少なめ |
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PCI 初代Pentium時代から使われている汎用の拡張カード用スロット。データ帯域はほかのPCIスロットと共有で片方向133MB/sと低速だが、対応カードが豊富 |
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ストレージインターフェースは、主にチップセットのICH(South Bridge)によって提供される機能だ。ポイントとしてはSerial ATAとIDEポートがいくつあるか、RAID機能やAHCIモードのサポート、eSATA対応などをチェックしておきたい。 IntelチップセットではICHに「R」が付いるかどうかで機能に差があり、付いていない場合はRAID機能を搭載しないローエンドタイプとなる。一方、AMD CPU向けチップセットは、ローエンドでもRAID機能を標準でサポートし、ハイエンド製品ではさらにRAIDコントローラを追加し、合計で10~12ポートという非常に多くのSerial ATAポートを搭載しているマザーボードもある。 |
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Serial ATA 標準的なインターフェースとなったSerial ATA。搭載ポート数はマザーボードによって変わる |
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RAID 高機能なICHは、HDDまわりの高速化、高信頼化に役立つRAIDなどの機能を搭載している |
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eSATA 内蔵HDDとほぼ同じ高速なデータ転送を外付けHDDでも可能にするeSATA |
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ICH(South Bridge) ストレージまわりの機能は組み合わせるICHによって異なってくる |
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マザーボードの多機能化が顕著になっているなかで、各メーカーや製品ごとの独自性が表われてきているのが、バックパネルI/Oの構成だ。USB 2.0、LAN、オーディオといった基本的なコネクタに加えて、2系統目のLAN、IEEE1394といった定番的な追加インターフェース、さらにはDVIやHDMI、eSATAといった新しいインターフェースがトレンドとして浮上。どのコネクタを搭載しているのかはマザーボードによって異なり、バラエティに富んだものとなっている。さらに、POSTコード表示用のLCDやLED、CMOSクリアスイッチなど、積極的に付加機能を付け加えるアプローチを採っている製品もある。 別途アドオンカードやブラケットケーブルで端子を追加できる場合もあるが、組み立てやメンテナンスの作業がめんどうで、場合によってはケース内のエアフローを阻害することにもなりかねない。使用したいインターフェースがバックパネルに標準装備されているかどうかも、製品選びの一つの目安だ。 また、最新トレンドとは逆に、PS/2やパラレル、シリアルといったレガシーコネクタが省かれることも多くなってきている。もしこれらのポートが必要ならば、事前に確認しておく必要があるだろう。 |
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