その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
TEXT:清水理史 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
半透明効果や開いているウィンドウを3D表示で切り換えられるフリップ3Dなど、Windows Vistaの魅力の一つに、Windows Aeroと呼ばれる新しいユーザーインターフェースがある。 しかし、PCのスペックが一定の水準を満たしていないと、Aeroは自動的に無効化されてしまう。Vistaはインストールの最終段階でPCのパフォーマンスを診断して、要件を満たしていないとAeroをOFFにするようになっているのだ。古いマシンをVistaにアップグレードした場合などは、「わずかにAeroの要件を満たしていない」となりがちなので注意したい。 Aeroは見た目や使いやすさの面だけでなく、画面描画をグラフィックス機能で行なうことによってCPU負荷を下げる効果もある。パフォーマンス面で有利になるケースもあるので、できれば有効にしておきたいところだ。 なお、Windows Vista Home BasicはもともとAeroをサポートしていない。 |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windows Aeroの動作要件は、1GHz以上のCPU、1GB以上のメモリ、Pixel Shader 2.0をサポートして128MB以上のメモリを搭載したDirectX 9対応グラフィックスとなっている。最近までWindows XPが動作していたという新しめのPCなら、おそらくCPUの条件はクリアできているはず。グラフィックス機能は、NVIDIAならGeForce FX 5x00シリーズ以降、ATIならRadeon 9x00シリーズ以降のGPUを搭載していればOKだ。 この条件を満たしていれば、実はメモリが1GB以下でもAeroは動作する。個人設定の「ウィンドウの色とデザイン」でON/OFFを切り換えられるので、試しに有効にしてみてほしい。ただ、Aeroの真のパフォーマンスを引き出したいなら、やはり前述の要件を満たすべきだ。 |
||||||||||||||
半透明効果が有効にならない! Aeroが有効にならない場合、ウィンドウのタイトルバーやスタートメニューなどに半透明効果が適用されない |
||||||||||||||
搭載メモリは1GB以上? コンピュータのプロパティを表示すると搭載メモリを確認できる。1GB以上であればAeroの要件を満たしている |
||||||||||||||
グラフィックス機能はOK? デバイスマネージャの詳細画面でアダプタを確認。GPUの種類や搭載メモリを確認し、Aeroの要件をチェックしよう |
||||||||||||||
個人設定を開く ハードウェア的な条件を満たしている場合は設定を確認する。デスクトップを右クリックし、個人設定からウィンドウの色とデザインを選択 |
||||||||||||||
手動で設定を切り換える 配色の部分で「Windows Vistaベーシック」などが選ばれている場合は、「Windows Aero」にすることでAeroが有効になる |
||||||||||||||
Vista対応ドライバは必須 ドライバの問題も考えられるため、最新のドライバをダウンロードしてインストールすることも忘れずに。Vista用ドライバを入手しよう |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windows Vistaは、もともとWindows XPと高い互換性を持ったOSだが、それでもソフトウェアやハードウェアの互換性の問題は“ゼロ”ではない。 と言っても登場から半年以上が過ぎ、メーカーの対応などによってほとんどの互換性問題は解消しており、メーカー製のソフトウェアやハードウェアであれば、よほど古いものを除いて、ほぼ互換性は確保できていると考えてよいだろう。 どちらかと言うと互換性の問題があるのは、オンラインソフトなどの個人制作のソフトウェアだ。これらはどうしても対応に時間がかかる上、ソフトウェアによっては制作が中断されていることもあり、Vistaへの対応は進んでいない。 ただし、正式にVistaに対応していないソフトやドライバの場合でも、工夫しだいでは利用可能な場合もある。便利なユーティリティなど、どうしても手放せないソフトがある場合などは互換性の設定などを変更してみるとよいだろう。 |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
ソフトウェアやドライバがVistaで動作しない理由はいくつか存在するが、その中でも解決可能なものは大きく分けて二つある。一つはセキュリティの設定による問題だ。Vistaではユーザーアカウント制御やシステムフォルダへのアクセス制限など、セキュリティ機能が強化されている。これを回避するには、インストーラや実行プログラム本体を右クリックから「管理者として実行」することで、問題を回避できる。 もう一つはOSのバージョンチェックの問題だ。ソフトウェアのインストーラがOSのバージョンチェックを行なっていると、Vistaは未対応のOSと判断されてしまうことがある。こんなときはインストーラのプロパティで互換性の設定を行なうことで回避できる場合がある。 |
||||||||||||||
管理者として実行 比較的古いオンラインソフトなどの多くは、Vistaでの動作に問題がある場合もある。右クリックで管理者として実行してみよう |
||||||||||||||
常に管理者として実行する 実行プログラムの場合は、プロパティで管理者として実行する設定が可能。毎回、右クリックして選択する手間が省ける |
||||||||||||||
それでもダメなら互換モード OSのバージョンチェックでインストーラが起動しないときなどは、互換モードを使うことでインストールやソフトの実行が可能な場合もある |
||||||||||||||
互換性アシスタントからインストール インストール失敗後にプログラム互換性アシスタントが起動する場合がある。推奨設定を選ぶことで互換モードや管理者権限が自動的に設定できる |
||||||||||||||
ユーザーアカウント制御をOFF どうしても動作しないソフトがあるときは、ユーザーアカウント制御を無効にすることも検討。セキュリティレベルが低下するので、自己責任で |
||||||||||||||
Vista対応パッチを確認 パッケージ版のソフトウェアなどは、インターネット上からVista用パッチをダウンロードすることでインストールできる場合もある |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください