その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:清水理史 | ||||||||||||||
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登場から半年が経過し、落ち着いたとは言っても、新しいOSだけあってまだまだトラブルに見舞われることも少なくないWindows Vista。とくにパフォーマンスや互換性、さらにWindows XPとのデュアルブートなどは要注意だ。ここでは、Windows Vistaでありがちなトラブルの解決方法を紹介しよう。 | ||||||||||||||
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「新しいOSは重い」。新OSがリリースされると毎度言われることだが、やはりVistaも決して軽いOSではない。 快適に動作させるためのメモリは2GB以上とも言われており、デュアルコアCPUや高性能なビデオカードに人気が集まっていることからも分かるとおり、まずはPC自体のパフォーマンスを向上させることを検討したい。とはいえ、予算の関係でできない人は多いはず。 このような場合は、Vistaの設定を変更することで、なるべくPCに負荷がかからないように工夫するとよいだろう。Vistaには数々の新機能が搭載されており、それが使いやすさを実現している一方で、PCに高い負荷をかけてしまっている。つまり、Vistaの機能の一部を無効にすることで、負荷をなるべく軽減してしまおうというわけだ。 もちろん、その分、利便性が低下することになるので、実際にどう設定するかは使い方しだいだ。機能を有効にしたときと、無効にしたときで使い比べてみてから決めるとよいだろう。 なお、パフォーマンスに関しては、セキュリティ対策ソフトなどの常駐ソフトも大きく関係する。併用するアプリケーションの選別も重要なポイントだ。 |
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バックグラウンドで動作しているアプリケーションやサービスが多くなると、それだけCPUパワーやメモリを消費したり、HDDへのアクセスが増えてパフォーマンスが低下したりする。Windows Vistaには「ロープライオリティI/O」というバックグラウンドサービスの優先度を動的に下げる機能が搭載されているが、それでも動作しているサービスの数は少ないほうが有利だ。自分の環境には不要なサービスを無効にしたり、インデックス作成を停止させたりするのも一つの手だ。 | ||||||||||||||
コントロールパネルから スパイウェア対策ソフトのWindows Defenderにはスタートアッププログラムの監視機能も用意されている。コントロールパネルから起動できる |
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ソフトウェアエクスプローラ ソフトウェアエクスプローラを利用すると、Windowsの起動時に実行されるプログラムを一覧できる。一部のサービスはここで無効化が可能だ |
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インデックスを作らない インデックスのオプションを利用すると、インデックスサービスの範囲を設定可能。特定のフォルダのみに絞り込んだり、無効にしたりできる |
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Windows Vistaの場合、ユーザーインターフェースなどの視覚効果を変更することでもパフォーマンスに影響がある。これは、Vista(Home Basicを除く)の標準インターフェースである「Windows Aero」が、PCのグラフィックス機能(GPU)を利用して画面描画を行なうためだ。逆に言えば、グラフィックス機能が強力なほどVistaは軽快に動作する。 もし手持ちの環境のグラフィックス機能が非力なら、視覚効果の設定を変えることで負荷を下げればよいだろう。 コントロールパネルの「システムとメンテナンス」にある「パフォーマンスの情報とツール」を利用すると、さまざまなパフォーマンス設定が可能だが、ここから視覚効果の調整を行なうことが可能となっている。 視覚効果の設定は、「デザインを優先する」、「パフォーマンスを優先する」など、あらかじめ決められた組み合わせを選ぶことも可能だが、パフォーマンスを最優先するとWindows 2000風のクラシックスタイルになってしまう。多少めんどうだが、ボタンやフォント、ウィンドウなど、個別に設定するほうが、パフォーマンスと見た目のバランスを取りやすいだろう。 なお、最低でも「ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する」、「デスクトップコンポジションを有効にする」、「透明感を有効にする」の三つをチェックしておけば、Aeroが有効になる。 |
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パフォーマンスオプションを起動 コントロールパネルの「システムとメンテナンス」にある「パフォーマンスの情報とツール」。パフォーマンスに関するさまざまな情報表示や設定が可能だ |
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視覚効果を選択する 視覚効果の設定は、あらかじめ決められた組み合わせとユーザーによるカスタマイズの両方が可能。できればカスタムで個別に効果を選び、自分好みの設定を見付けたい |
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パフォーマンス最優先は見栄えに難あり 「パフォーマンスを優先する」を選ぶと、クラシックデザインになり、サイドバーの背景などもグレーで表示される。見た目はあまりよくない |
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基本的に後からハードウェア構成を変更できないノートPCの場合、パフォーマンスオプションのカスタマイズはもちろんだが、電源設定にも注目したい。 多くのノートPCは出荷時にメーカープリセットの電源プランが用意されているが、バッテリ駆動時間を稼ぐためにマシンパワーを極力使わないようなプランになっている可能性がある。コントロールパネルの電源オプションで「詳細な電源設定の変更」を選んで、電源管理状態を一度確認しておこう。 |
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プリセットの電源プランを確認 メーカー製のノートPCなら複数の電源プランがプリセットされているはず。常用しているプランの詳細を一度確認しておこう |
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コントロールパネルから設定変更 プランの設定で変更できるのはディスプレイの電源/輝度やスリープ関連だけ。詳細設定はもう1階層深いところにある |
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プランの詳細をカスタマイズ 詳細設定ではCPUやPCI Expressの電源管理をパーセンテージで決められる。「ACアダプタ接続時は常時フル稼働」といった設定も可能だ |
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