その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:寳諸 宏 | ||||||||||||||
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PCの内部は、ケースファンなどによって吸い込まれたホコリがたまりやすい。ホコリがたまるとケース内の冷却に悪影響を与え、パーツの故障を誘発する可能性がある。最悪の場合、積もったホコリに引火して火災を引き起こしかねない。そうならないためにも、ケース内部の清掃は定期的に行ないたい。 ケースの内部は、デリケートな電子部品が多いので、とくに水分と静電気は大敵。電子部品に対しては、OAクリーナーや静電気でホコリを吸い付けるハタキの使用は御法度だ。使用する掃除道具はエアブロアーや掃除機など、基本的には空気を利用するものに限定される。 まず、ビデオカードや各種拡張カードといったパーツを組み込んだ状態での清掃方法だが、この場合はエアブロアーや掃除機で大きなホコリを取る以外に、効果的な清掃方法はない。 各パーツの清掃は、できれば一度取り外してから行なうとよい。ケースに取り付けたままエアブロアーを使用すると、吹き飛ばしたホコリが拡張スロットやマザーボードの裏側になどに入り込んでしまう可能性があるためだ。 個別のパーツの清掃は写真解説を見ていただくと分かりやすいが、重点的な清掃箇所は「ファンを使用する場所」である。また、ファンをエアブロアーで清掃する場合は、ファンが回らないように注意しよう。これはファンに予想外の負荷がかかることで、故障してしまう場合があるからだ。 |
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おおまかなホコリは掃除機で吸引 パーツ装着状態では、大まかなホコリ取りやフレームの拭き取り清掃にとどめておこう。掃除機の場合はジャンパピンの吸い取りなどに注意 |
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カード上のホコリはエアブロアーで 電子部品であるカード類やマザーボードの清掃は、静電気を起こす掃除用品(ホコリ取りブラシなど)を避け、エアブロアーですませる |
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ファンの掃除 ファンのホコリはエアブロアーで吹き飛ばす。その際、ファンが回転しないように固定して清掃するとよい |
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電源の掃除 電源はファンがホコリを吸い寄せてしまう。分解して掃除したいところだが、危険なのでエアブロアーで吹き飛ばす程度にとどめたほうがよい |
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CPUクーラーの掃除 CPUクーラーは、ファンはもちろんだが、ヒートシンク部分にもホコリがたまりやすい。フィンとフィンの隙間を重点的に清掃しよう |
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光学ドライブやHDDの掃除 ドライブ類は乾いた布などで拭くのが原則。光学ドライブのフロントベゼルの汚れが激しい場合は、中性洗剤を含ませた布を絞り、拭き取ろう |
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ケーブル類の掃除 抜き取ったケーブル類はクリーナーを含ませた布やティッシュなどで、ホコリや汚れを軽く拭き取ってやる |
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ファンフィルタを活用しよう ファンフィルタを装着するとPC内へのホコリの吸入が減り、ファンにもホコリが付着しにくくなる(その代わりにフィルタの清掃が必要になる) |
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PCケース本体は平面の面積が大きく、電子部品などへの影響も少ない部分が多いので、OAクリーナーを直接吹き掛けたり、水拭きしたりするといった、大胆な掃除方法が使える。 もちろん、特殊な塗装や素材を採用した製品など、一部には清掃方法が限られる製品もあるが、通常は洗剤で湿らせた布でガシガシ拭いてしまってもOKだ。もっとも、一般論としては金属は水に弱い(腐食しやすい)ため、OAクリーナーや中性洗剤で汚れを拭き取った後には、乾いた布で拭き、よく乾かしておくのがベターだ。 また、ケースの継ぎ目や凹凸のある部分は、たまったホコリをエアブロアーで吹き飛ばしてから水拭きしてやると、ホコリが固まらずきれいに掃除できる。 ただし、ケースのフロント側は光学ドライブやメモリカードリーダーなどが装着されているため、こちらはOAクリーナーを直接吹き掛けたり、水拭きしたりするのはNGだ。この場合は一度ドライブ類を外してから水拭きするか、布にOAクリーナーを染み込ませてから、ドライブ類を避けて拭き取るのがよい。 また、ユーザーが喫煙者の場合は、表面がヤニで汚れやすい。ヤニによる汚れはOAクリーナーでも落とせるが、落ちにくいときは中性洗剤を含ませた布を固く絞ってから力を入れて拭き取ると、より落としやすい。 |
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ケースの掃除はクリーナーの使用もOK よほど特殊な素材や塗装を行なっていない限り、直接クリーナーや洗剤を吹き付けて布で拭き取るという掃除方法でOKだ |
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細かい部分はエアブロアーを使う ケースの継ぎ目やへこんだ場所などは、最初にエアブロアーを使って、たまったホコリを吹き飛ばしてやるとよい |
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拡張スロットのブラケット、バックパネルのUSBやLANポートなど、外部にむき出しになっているコネクタ類は、ホコリがとくにたまりやすい。 しばらく使っていない端子にコネクタを接続すると、ホコリや汚れも一緒に巻き込んでしまうため、ショートさせてしまう危険を伴う。 そこで、このような外部端子も、ホコリの除去から始めるのがセオリーだ。まず、掃除機やエアブロアーで大型のホコリを除去して、さらに綿棒などを使って細かい部分や接点部分の汚れをていねいに取り除いていく。 通常の清掃はこれだけでOKだが、あまり長い間放置していた場合は、端子表面の酸化などが原因でコネクタを接続しても導通しないことがある。そんなときに役立つのが、アルコール系の接点清掃剤や、接点復活剤だ。また、使わないコネクタはコネクタカバーでフタをしてしまうのも効果的。 |
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エアでホコリを飛ばす まずはエアで目に見えるホコリを飛ばしておく。抜き挿しする頻度の高いUSBコネクタなどは、これだけで日常的なメンテナンスは十分と言える |
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綿棒で隙間や接点の汚れ落とし さらに接点や隙間に付いた細かいホコリや汚れを綿棒を使って落とす。接点清掃剤や接点復活剤を染み込ませて清掃するのもよい |
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コネクタカバーでホコリを防止 使用しないコネクタにはコネクタカバーを付けてホコリの付着を防止。ディスプレイ用、USB用、LAN用など、さまざまなタイプがある |
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