その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:加藤勝明 | ||||||||||||||||||||
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最新のGPUを搭載したAGP版ビデオカードは古いマシンのパワーアップに非常に有効。しかしAGPバスにはいくつかのバージョンがあり、マザー側とビデオカード側のバージョンによっては装着できない(装着しても動作しない、場合によってはマザーボードが燃える)ことがある点に注意したい。 このような“相性”が発生するのは、AGPの信号電圧に異なる規格が三つ存在しているためだ。基本的にAGP 3.0のカードはAGP 2.0のスロットに対応するように設計されているため、最新のAGP接続の製品をAGP 2.0対応マザーに装着しても4Xモードで動作するはずだが、まれに動作しない場合もある((2)参照)。AGP 3.0対応のカードと2Xが限界のAGP 1.0対応のマザーボードには電気的に互換性がない。 バージョン間のトラブルを防ぐためにスロット側とビデオカード側に誤挿入防止の切り欠きが用意されている。AGP 3.0対応ならスロット後方部分に近い部位にキーが用意されているので一目で判断できるが、一部のマザーにはどんなビデオカードでも挿せる「ユニバーサル」タイプのものがあり、1.0/2.0両方に対応するのだが、3.0カードだとまれに動作しないことがある。AGPビデオカード購入の際はスペックシートをよく確認してから選びたいところだ。 |
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AGPのバージョンに注意 | ||||||||||||||||||||
(1)マザーボードのAGPバージョンを確認 まずはマザーのAGPスロットの仕様を確認しよう。切り欠きがスロット後部にあるのならまず間違いなくAGP 8X仕様のカードを装着可能だが、形状からはAGP 2.0対応なのか3.0対応なのか判断できない。マザーボードメーカーのスペックシートをチェックしておくことが重要だ。AGP 2.0マザーに3.0カードを装着することは可能だが、その際の動作モードは4Xとなるため性能は若干落ちる。また、キーがスロット前方にある場合は3.3V動作にのみ対応したAGP 1.0世代のマザーだ。 |
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切り欠きの位置で対応状況は大方把握できるが、なかには切り欠きのないユニバーサルタイプのスロットを搭載したマザーがある。この場合はAGP 1.0/2.0両対応だ | ||||||||||||||||||||
(2)ビデオカードの対応をメーカーWebサイトで確認 最新のAGP版ビデオカードならカード側のAGPの規格は3.0。この場合はマザー側も3.0対応のものが理想だが、2.0対応でも一応動作する……というのが一般的ルールだ。ただ3.0のカードを2.0マザーと組み合わせる場合、まれに問題が発生するので、一応2.0に対応しているか否かをビデオカードのスペックシートで確認しておこう。「AGP 3.0専用」と銘打たれているなら、AGP 2.0仕様のマザーボードでは動作しないことになるからだ。 |
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画面はリードテックのWebサイト。同社のAGPビデオカード製品について、バージョンによる対応状況が書かれている | ||||||||||||||||||||
AGPのバージョンによる仕様の違い | ||||||||||||||||||||
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AGP 3.0対応のビデオカード ハイエンドビデオカードの「Sapphire X1950 PRO」。AGP 3.0に対応しているが、WebページにはAGP 2.0マザーで動くかどうかの記載がなく、対応は不明。対応状況が明記された製品を選ぶのが無難だ |
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2007年7月下旬の時点でHDDのギガバイト単価は一部で24円を切るものもあり、容量では500GBの製品の買い得度が高い。この機に新しいHDDの購入を考えている読者もいるはずだ。 ところで、HDDの買い換え、買い増しで悩ましいのが旧マシンからの環境移行だろう。ユーザーデータはもちろん、各種アプリケーションやWindowsの設定をイチからやり直すのはとにかく手間で、時間もかかる。そこで利用したいのがVista Ultimate/Enterprise/Businessに用意されている「Complete PCバックアップ」だ。これは、外付けHDDや複数のDVDメディアに現在のHDDの内容を丸ごとバックアップするための機能で、あらかじめ旧環境を書き出しておいて、それを新しいHDDに復元すればスムーズに環境移行が行なえるというわけだ。また、環境を整えた直後の状態をスナップショットとして丸ごとバックアップしておけば、調子が悪くなったときに簡単にもとの状態に戻すことができる(この場合、ユーザーデータは別途バックアップしておく必要がある)。 Complete PCバックアップを実行するには、バックアップ先のHDDまたはDVDメディアを用意した状態でコントロールパネルで「バックアップと復元センター」を起動し、「コンピュータのバックアップ」を実行する。手順はウィザードに従うだけなので難しくないはずだ。完了すると、バックアップ先には「WindowsImageBackup」というフォルダが作られる。 バックアップの復元は、Vistaのインストールディスクで起動して、「コンピュータを修復する」を選択、システム回復オプションから「Complete PC復元」を実行すればよい。 |
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バックアップと復元センター ファイル単位のバックアップやHDD丸ごとのバックアップはコントロールパネルの「バックアップと復元センター」で実行する |
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バックアップ先を選ぶ Complete PCバックアップのバックアップ先は、HDDかDVDメディアを選ばなければならない。必要な枚数を考えると、DVDはややめんどう |
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インストールディスクで起動 復元はVistaのインストールディスクから起動して行なう。あらかじめBIOSで光学ドライブの起動順序をHDDより優先させておく |
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コンピュータを修復する インストーラのメニューが表示されたら、「今すぐインストール」ではなく左下の「コンピュータを修復する」を選択する |
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Complete PC復元 システム回復オプションからが表示されたら、中央にある「Complete PC復元」メニューを選ぶと復元作業が始まる |
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復元するデータを選ぶ デフォルトで直近のバックアップを選ぶことが推奨されるが、複数のバックアップデータがあるなら、任意のものを使うことが可能だ |
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パーティションを削除してから復元 復元が始まる前に復元先のパーティションは削除される。消してしまってもよいか、改めて確認しておきたい。復元作業自体はなかなか高速だ |
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