| その他の特集(2011年) | |||
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| TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||
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| ここでは、起動はするが、その後に問題が露呈し、不安定になってしまう例を考えてみよう。最近のPCパーツは低消費電力化しており、冷却が正常でなかったり、設定ミスで少々のオーバークロック状態になっていたりしてもそれなりに動いてしまうことは結構あり、起動はするのに不安定という現象は多くなっている。比較的原因の切り分けはしやすく、高い負荷がかかった場合に耐えられなくなるということなので、どんな時に問題が起きるか、そのときどのパーツに負荷が大きくかかるかを考えることで、どのパーツに原因があってトラブルが発生しているのか、ある程度推測することができる。また、起動はするが、あるパーツを認識しないといった状況も、当然ながらその見えないパーツとその周辺に原因があると考えられる。ドライブ類のトラブルはケーブルに原因があることも多い。 | ||||||||||||||
| CPUを正しく認識しない | ||||||||||||||
BIOSが対応していないCPUを装着している場合、このような表示が出て動作クロックなどが正しく設定されない。表示が出るのはまだよいほうで、まったく起動しない場合もある |
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| メモリがデュアルチャンネル動作していない | ||||||||||||||
メモリがデュアルチャンネル動作していなくとも安定性に影響を与えることはないが、本来の能力は引き出せないので直しておこう |
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| HDDを正しく認識しない | ||||||||||||||
HDDが故障していると、HDDの認識に妙に時間がかかったり、見えなくなったりする。不定期に起こるなら電源容量不足の可能性もある |
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BIOSで認識するのにOSインストーラから見えないのは、単純にOSがドライバを持っていないだけの場合もある。BIOS設定で誤ってRAIDモードになっている場合にも認識されないことがある |
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IDE HDDの場合、ケーブルのマスター用のコネクタ(先端側、黒)にスレーブ設定のHDDを接続していたりすると不具合が起きることがある |
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| 光学ドライブを認識しない | ||||||||||||||
ICH8以降のIntelのSouth BridgeではIDEが非サポートなので、IDEデバイスの一覧には表示されないこともある。落ち着いて接続を確認しよう |
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IDEのドライブはジャンパピンに注意。まれにだが、設定は正しくともマスターデバイスがないのにスレーブ接続すると不安定になるケースも…… |
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| Serial ATA光学ドライブでAHCIは×!? | ||||||||||||||
Serial ATA接続の光学ドライブはAHCIモードでは問題が起きることがある。マイクロソフトの情報を見ると、SP1まで待ったほうがよさそうだ |
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| OSインストールは、大量のファイルコピー、圧縮されたファイルの展開などが行なわれるため、CPUやメモリ、HDDにかなりの負荷がかかる作業だ。初めて組み立てたPCであれば、最初に挑む関門と言える。何か不安定要素があるなら、この段階で判明することはかなり多い。よくあるのが、序盤でのファイルコピー中のトラブル。「*.dllがありません」などと、読み取りエラーのように指摘されるため光学ドライブなどを疑いがちだが、大抵はメモリに原因がある。念のためインストールCDにゴミや傷などが付いていないか確認するとともに、BIOSでメモリ設定を確認し、オーバークロック状態などになっていないか確認しよう。設定が正しい場合は、Vistaのメモリ診断ツールなどでメモリが壊れていないかチェックしよう。 また、ファイルの展開中や、インストール終盤になって不定期に固まってしまったり青画面が出る場合は、CPUの冷却不足、動作クロック設定ミスなどの可能性が高い。動作クロックなどは自動設定で正常に指定してくれるはずだが、BIOSのバージョンが古かったり、逆にCPUが新し過ぎたりする場合にはBIOSにその情報がなく、「Unknown CPU」などと表示され、正常に設定されない。実際にシステムバス1,333MHz版CPU未対応の古いBIOSを搭載したマザーボードにCore 2 Duo E6550を挿して起動してみたところ、CPUクロックは正常だったが、メモリがシステムバスに連動して勝手にオーバークロックされてしまい、大変危険な状態で起動したということがあった。CPUもマザーボードも定番製品を同時期に新規に揃えた場合などはこういうことはあまり発生しないが、世代の古い製品を流用したり、少々イレギュラーな組み合わせになるととたんに頻発する。アップグレードの際には旧CPUでBIOSを最新版に更新してから、がセオリー。なお、もし対応BIOSでもこういうことが起きるならCMOSクリアで大抵直る。 |
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OSインストールもCPUやメモリ、HDDにかなりの負荷がかかる作業だ。何か不安定要素があるなら、この段階で判明することはかなり多い。また、トラブルにはある程度パターンがあり、それによってだいたいの原因は推測できる |
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| OSインストール中に落ちる | ||||||||||||||
| 落ち方である程度の原因の切り分けが可能 | ||||||||||||||
| ・ファイルコピー中に「*.dllがありません」などと何度も違うファイルで警告される場合、メモリの可能性大 ・ファイルの展開中に固まったり、青画面が出たりする場合、CPUの熱暴走の可能性が高い ・ファイルコピーが長時間停止、または再起動後の立ち上がりに失敗する場合、HDDに問題がある可能性が高い |
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| OSインストールをクリアできるということは、OSインストール程度の負荷では問題が表面化しないということ。主要パーツの中でOSインストール中に比較的負荷が低いパーツと言えば、ビデオカード。OSインストール後にビデオカードのドライバをインストールしたら急に不安定になってしまった、ハイエンドビデオカードなのにWindows Aeroを有効に設定したとたんに不安定になる、といった不具合は、ビデオカードの電源コネクタを挿し忘れている時の典型的な症状である。 3Dゲームや3Dベンチマーク中に強制再起動やハングアップなどが起きる場合ももちろんビデオカードが一番疑わしいが、この場合はCPUの冷却不足や電源容量不足も考えられる。CPUも少々の冷却不足くらいなら、OSインストールを問題なくクリアしてしまうことが多いし、メモリもなかなか表面化しないことがある。マザーボードに付属しているハードウェアモニタツールや、各種パーツのチェックツールなどで温度を確認しておきたい。最近はWindows上から気軽に利用できるものも増えているので、安心して利用するためにも、とくにトラブルが起きていないパーツも一通り確認しておきたいところだ。 |
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各パーツの温度CPUの冷却不足が疑わしい場合、マザーボードメーカーが用意しているハードウェアモニタツールなどを利用してCPU温度を監視してみよう |
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メモリの故障メモリエラーが疑わしい場合はメモリ診断ツールでチェックしてみよう。Vistaにも標準のメモリ診断ツールが用意されている |
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HDDの故障汎用のS.M.A.R.T.ツールはむやみに警告ばかり出すことも少なくない。HDDが怪しい場合はHDDメーカー純正ツールでテストするのが一番確実だ |
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| OSインストールには問題はなかったが、その後不安定になった | ||||||||||||||
| 特定の処理で落ちる場合はここを疑え | ||||||||||||||
| ・CPUベンチマーク実行時や動画再生時/エンコード時→CPU、メモリ ・3Dベンチマークや3Dゲームの実行時→ビデオカード、CPU、メモリ、電源容量 ・とくに負荷をかけていない通常のOS操作→メモリ、CPU |
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発売日:1月28日
定価:1,080円(税込)
発売日:2011年12月22日
販売価格:1,029円(税込)
発売日:2011年11月15日
販売価格:1,575円(税込)
発売日:2010年12月9日
販売価格:1,764円(税込)
発売日:2010年11月27日
販売価格:999円(税込)
発売日:2010年3月12日
販売価格:2,310円(税込)
発売日:2010年3月16日
販売価格:882円(税込)

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