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Vista対応パーツ100製品 ベンチマーク決戦
フラッシュメモリ編
TEXT:保坂陽一
カードリーダーで転送速度は変わる?
メモリカードの性能を引き出すカードリーダー
 最後はカードリーダーなどのインタタ-フェースの違いによる転送速度の差をチェックしてみよう。各社から発売されているカードリーダーはUSB 1.1と2.0といったインターフェースの違いはもちろんだが、カードリーダーそのものの性能による差は少なくない。前ページで試したメモリカードの中には、カードリーダーやPCを換えることで、ReadyBoostが使用できなくなったものも存在した(それだけギリギリの性能と考えるなら、あまりReadyBoostの効果も期待できないかもしれないが)。また、今回は試すことができなかったが、40MB/sの性能を持つと言うサンディスクのExtremeIVや、今後発売が予定されている各社の超高速モデルでは、現在のメモリカードリーダーでは転送速度が頭打ちになってしまう可能性もある。次ページで紹介している飛鳥のCF32Fなどは、まさしくExtremeIV対応をうたった高速モデルである。宝の持ち腐れにならないよう、ボトルネックは解消したい。
image自作ユーザーにとって、多機能ドライブは非常に便利な製品であるが、各機能の性能がベストとは限らない
image高速転送をうたう最新のカードリーダーであれば、標準的なメモリカードで大きな差が出ることはなさそうだ。あとはデザインで選んでも問題はないだろう
最新メモリカードリーダーなら安定した成績
 下に記したカードリーダー6製品で、同じSDメモリーカードの転送速度をテストしてみたが、どれもSDHC対応のSDメモリーカードが使用可能な新しめの製品であり、高速転送をうたっている製品のみならず、大差のない結果となった。ただ、1製品、5インチベイ用の多機能ドライブであるサイズのコンパネ 4号だけは振るわない結果だ。このドライブのカードリーダー部の接続ケーブルによるロスなども考えられるが、これは便利な多機能ドライブの落とし穴と言ったところ。自作PCユーザーにはこの手の製品を使っている人も多いと思われるが、気になるようであれば、一度USB接続のカードリーダーを購入して比較してみるとよいかもしれない。同じサイズのKAMA READERは低価格ながら転送速度も出ており、3.5インチベイに空きがあるのならお勧めだ。FDDとのコンボドライブであるオウルテックのFA404MXも問題はないが、ここで使用しているのはSDHC対応の新ファームウェアモデルであるので、従来モデルがどうであるかは試してみる必要がありそうだ。
imageソニーのVAIOノートのメモリースティックスロットにはReadyBoostで使えるものも。ただ、今回試したマシンではUSBカードリーダーより転送速度がやや劣る結果であった
少しでもReadyBoostの効果を上げるために
 メーカー製PCなどに内蔵されているカードリーダーは交換もできないので、そのまま使っているという方も多そうだが、実はメモリカードの性能を引き出せていないという可能性が高い。VAIOノート(前のテストで使用しているVGN-SZ93S)のメモリースティック デュオ専用スロットでは、USBカードリーダーよりも1MB/s以上遅かったという結果もあり、ReadyBoostに使えるのはよいが、最高のパフォーマンスを引き出せてはいない。このように、ReadyBoostを活用するときは、インターフェースを含めた全体のパフォーマンスにも気を付けてみると、より効果的に活用することができるのではないだろうか。
image
【テスト環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E6300
メモリ:ノーブランド PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB×2
マザーボード:Intel DG965RY(Intel G965)
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLAT80 (Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)
OS:Windows Vista Home Premium

【テスト内容】
上記環境に各USBカードリーダーをUSB 2.0接続し、レキサー・メディア プロフェッショナル SDカード 2GBの転送速度を計測。使用容量は500MB
今回テストしたUSBメモリカードリーダー
アイ・オー・データ機器
USB2-W12RW
実売価格:3,000円前後
image「速」と書かれたパッケージが目を引く、合計29種類のメディアにアダプタなしで対応可能なメモリカードリーダー。SDHC対応
オウルテック
FA404MX
実売価格:4,000円前後
image3.5インチベイ内蔵型のFDD+カードリーダー。ハードは従来製品と同等だが、ファームウェアアップデートで8GBのSDHCにも対応
サイズ
コンパネ4号
実売価格:4,000円前後
image多機能な5インチベイ用内蔵ドライブ。カードリーダーやファンコントローラを備え、組み換えでスリム光学ドライブも内蔵可能
サイズ
KAMA READER SCKMRD-1000-WH
実売価格:2,000円前後
imageSDHCに対応した3.5インチベイ内蔵型カードリーダー。2本のUSBケーブル付属で、内蔵と外付けの両方に対応することができる
バッファロー
MCR-C30H/U2-PK
実売価格:3,000円前後
image30種類のメディアにアダプタなしで対応可能なUSBカードリーダーの高速モデル。もちろんSDHCにも対応している
プリンストンテクノロジー
PRD-123XWH
実売価格:3,000円前後
imageサイドにあるスタンドを回転させると縦置きも可能なコンパクトカードリーダー。対応メディアは21種類で、高速転送が可能
CardBus使ってますか?
 CardBusとは32bitのバスマスタ転送方式に対応した、PCカードの高速インターフェース規格の一つ。前述のとおり、残念ながらPCカードスロット経由ではReadyBoostは使用できないが、対応カードリーダーを使用することで(スロット側の対応にも注意)、通常のカードリーダー(16bit転送)とは段違いの速度を得ることが可能だ。

 Vistaになってもドライバのインストールが必要なのはめんどうではあるが、ここでテストした飛鳥の「CF32F」は超高速転送をうたうだけあって、効果は絶大。p.89のカードリーダー経由でのテストよりも速いという結果になった。ノートPCを持ち歩くハイエンドデジカメユーザーの方などにはぜひお勧めしたい逸品である。
imageCardBusに対応したPCカードを備えているなら対応アダプタを使わない手はない。バッテリ駆動時にもうれしいところだ
image
【テスト環境】
ソニー VAIOノート VGN-SZ93S(CPU:Intel Core 2 Duo T7200
メモリ:PC2-5300 DDR2-SDRAM 512MB×2
HDD:160GB
OS:Windows Vista Home Premium)

【テスト内容】
上記ノートPCのPCカードスロットに各アダプタを接続し、サンディスク ExtremeIII 2GBの転送速度を計測。RCF-CBA2はVista対応ドライバのVer 1.01、CF32Fは製品付属ドライバを使用。使用容量は500MB
バッファロー
RCF-A2
imageいわゆる普通のコンパクトフラッシュアダプタ。価格も1,000円以下なので、とりあえず持っておくには便利ではあるが……
バッファロー
RCF-CBA2
imageCardBusに対応したアダプタ。同社のWebサイトでVista対応ドライバも公開されている。実売価格3,000円前後
飛鳥
CF32F
imageデジカメユーザーにはフォトストレージなどで知られる同社のCardBus対応高速CFアダプタの新製品。実売価格は5,000円前後
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