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本当に速いパーツ 本当にお買い得なパーツは どれだ!?
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Vista対応パーツ100製品 ベンチマーク決戦
フラッシュメモリ編
TEXT:保坂陽一
メモリカードはReadyBoostに使えるか?
低価格化の進むメモリカードを活用する
 続いて、USBメモリと同様にReadyBoostに使用できるメモリカードもチェックしてみよう。デジカメユーザーの方などであれば、余っているメモリカードを活用するチャンスである(ただし、ReadyBoost使用時の必要容量を考えると、十分現役で使えるメディア容量が必要になってしまうが)。最近では1,000万画素クラスの高画素デジカメも普及しており、高速なメモリカードとそうでないものでは、撮影時のレスポンスが大きく変わってくる。もし、1枚撮影するたびに書き込み時間が気になるというような場合は、高速なメディアに交換することをお勧めしたい。もちろん、安価で大容量であればよいという人もいるだろうが、市場でのメモリカードの値下がり、高性能化は目まぐるしく進んでおり、一度使ってしまうと古いメモリカードには戻れなくなるほど。それでは、高速なUSBメモリと高速なメモリカードではどちらの転送速度が速いのだろうか。
imageはやりのデジタル一眼レフなどを含む、高画素デジカメのレスポンスはメモリカードの転送速度で大きく変わる。PC側のカードリーダーが古めの場合は交換してみるのもよいだろう
手持ちのメモリカードが流用できる手軽さで勝負
 今回用意した各メディア(レキサー・メディアはSDHCタイプのサンプルもお借りできたので同時に計測している)のテスト結果を見てみると、今回の環境でReadyBoostが使用できなかったのは、ソニーのメモリースティック PRO デュオ(スタンダードモデル)一つのみで、最低2MB/sの転送速度が保証されるClass 2のSDメモリーカードでも、それなりの成績をマークしている。また、ハイエンドデジカメユーザーに人気のサンディスク ExtremeIIIなどは評判どおりの優秀な転送速度であることが分かるが、価格を考えるとこれをReadyBoostに使用するのはもったいないところ。同じくメモリースティック PRO デュオのハイスピードタイプでも同じことが言えそうだが、そこは自分の周辺環境にもよるだろう。ちなみにここでは記していないが、Microdriveなどはさすがに遅く、ReadyBoostはもちろん不可であった。

 ただし、転送速度を見ても分かるとおり、USBカードリーダー+メモリカードの組み合わせでは、高速タイプのUSBメモリにはかなわない。コストは製品にもよる上、どちらも価格変動が激しく、どれがベストとは言い難いのが現状ではあるが、多くのSDメモリーカードでは安定した書き込み速度が得られているので、デジカメの撮影時などにはよいが、読み出し速度が重視されるReadyBoostで活用するのであれば、USBメモリのほうが確かと言えそうだ。

 ちなみに、ノートPCではPCカードスロットやSDメモリーカードなどの専用スロットをReadyBoost用に使用できれば、かさ張らずに空きスロットをムダなく活用できるわけだが、残念ながらPCカードスロット経由などではReadyBoostが使用できない。SDメモリーカードスロットなども、ノートPCのものはほぼ活用できないようである(次のテストではVAIOノートのメモリースティック デュオスロットを活用できているが、これはまれなケースと言える)。カードリーダーが内部でUSB接続されているような場合は使用できるはずなので、一度お使いのノートPCをチェックしてみるとよいだろう。
imageSDメモリーカードスロットを搭載しているノートPCは多いが、残念ながらほとんどの製品でReadyBoostは使えないようだ。すべてとは言えないので、一度チェックしてみるとよいだろう
image
【テスト環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E6300
メモリ:ノーブランド PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB×2
マザーボード:Intel DG965RY(Intel G965)
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLAT80 (Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)
OS:Windows Vista Home Premium

【テスト内容】
上記環境にUSBカードリーダー(バッファロー MCR-C30H/U2-PK)をUSB 2.0接続し、各メモリカードを接続。使用容量は500MB
今回テストしたUSBメモリ
Ready ReadyBoost対応
転送速度 メーカー公称の最大読み込み速度
SD:SDメモリーカード
SDHC:SDHCメモリーカード
CF:コンパクトフラッシュ
MS Duo:メモリースティック PRO デュオ
SDメモリーカードのClass表記は、SD Card Associationで定められた速度規格。Class 2であれば2MB/s、Class 6であれば6MB/sの最低転送速度が保証される
Ready SDHC
A-DATA
SDHC 2.0 Turbo 4GB
実売価格:6,000円前後
転送速度:非公開(Class 6)
image激安メディアの代名詞ともなっているA-DATAのSDHC対応製品。しかし、Class 6に対応し、実際の計測でも良好なお買い得品だ
Ready SD
ATP
Pro Max SD 1GB
実売価格:7,500円前後
転送速度:22.5MB/s
imageSDメモリーカードの中では速さに定評のある製品。今回の計測でも書き込み速度はトップクラスの成績となっている
Ready SDHC
アイ・オー・データ機器
SDHC-S4G 4GB
実売価格:20,000円前後
転送速度:非公開(Class 6)
imageClass 6のスピードクラスに対応したSDHCメモリーカード。読み出し速度、書き込み速度ともに優秀だが、価格はやや高価である
Ready CF
アイ・オー・データ機器
CF115-4G 4GB
実売価格:18,000円前後
転送速度:17.45MB/s
imageほぼ公称値どおりの読み出し性能を発揮している堅実なコンパクトフラッシュ。今回のテスト環境では書き込み性能が今一つの結果だ
Ready SDHC
エレコム
MF-FSDH04G 4GB
実売価格:14,000円前後
転送速度:7MB/s(Class 4)
image書き込み性能は良好だが、読み出し性能が振るわないのが残念。ReadyBoostよりはデジカメやDVカメラ向きの製品と言える
Ready CF
サンディスク
ExtremeIII 2GB
実売価格:22,000円前後
転送速度:20MB/s
image独自技術でデータ転送時のエラーも防ぐという、プロカメラマン向けの高性能コンパクトフラッシュ。さらに高速な「IV」も近日発売
MS Duo
ソニー
MSX-M1GS 1GB
実売価格:4,000円前後
転送速度:非公開
imageスタンダードなメモリースティック PRO デュオ。ReadyBoostは不可であったが、世代を考えれば仕方のないところか
Ready MS Duo
ソニー
MSX-M1GNU 1GB
実売価格:10,000円前後
転送速度:10MB/s
imageメモリースティック PRO デュオのハイスピードモデル。上位モデルとしての性能には納得だが、容量からするとかなり割高である
Ready SD
バッファロー
RSDC-G2G 2GB
実売価格:9,000円前後
転送速度:20MB/s
imageランダム書き込み速度は低いが、シーケンシャル書き込みでは高い値をはじき出す。総合的に見るとバランスの取れた製品である
Ready SDHC
松下電器産業
RP-SDR04GJ1K 4GB
実売価格:17,000円前後
転送速度:5MB/s(Class 2)
imageリファレンス品とも言えるSDHCメモリーカード。突出した性能ではないが、書き込み性能に秀でており、デジカメなどとの相性良好
Ready SD
レキサー・メディア
プロフェッショナル SDカード 2GB
実売価格:9,000円前後
転送速度:20MB/s
imageSDメモリーカードの中ではあらゆる面でトップクラスの性能を備えた逸品。Extremeシリーズと並ぶ、デジカメユーザーのステータス
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