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TEXT:橋本新義 |
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GIGABYTE |
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GV-N76G256D-RH |
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16,000円前後 |
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URL:http://www.gigabyte.co.jp/
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル) |
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AGP版では貴重なファンレス仕様カード
定番GPUの7600 GSを搭載しつつ、AGP版のミドルレンジではめずらしくファンレスを実現した製品だ。ただしヒートシンクはヒートパイプ非搭載のタイプなので、ケース内のエアフローにも注意が必要。 |
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コアクロック:400MHz
メモリクロック:800MHz
ビデオメモリ(バス幅):256MB DDR2 SDRAM(128bit)
インターフェース:DVI-I×1、Dsub 15ピン×1、S-VIDEO/HDTV OUT×1 |
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エクスペリエンスインデックス
グラフィックス: 4.6
ゲーム用グラフィックス: 4.8 |
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信号変換チップにも専用ヒートシンクを装着 |
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GIGABYTE |
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GV-NX76G256D-RH |
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13,000円前後 |
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URL:http://www.gigabyte.co.jp/
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル) |
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GeForce 7600 GS |
PCI Express x16 |
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高性能クーラーを搭載するファンレスモデル
GIGABYTEオリジナル冷却機構「Silent-PIPEII」を搭載する製品。ケース内のエアフローを効率的に利用するフィン形状により、効率的な冷却を狙う。コンデンサにすべて日本メーカー製を採用するなど、信頼性にも配慮。 |
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コアクロック:450MHz
メモリクロック:800MHz
ビデオメモリ(バス幅):256MB DDR2 SDRAM(128bit)
インターフェース:DVI-I×1、Dsub 15ピン×1、S-VIDEO/HDTV OUT×1 |
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エクスペリエンスインデックス
グラフィックス: 4.6
ゲーム用グラフィックス: 4.8 |
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複数のヒートシンクをつないだ形状がポイントだ |
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最新のビデオカード(GPU)において、3Dグラフィックスの機能についで機能強化が激しいのは、動画再生支援機能だ。NVIDIA GeForceでは「PureVideo」、AMD(ATI)のRadeonでは「Avivo」という名称で知られるこれらの機能は、動画再生の高画質化と動画再生時のCPU負荷低減を狙ったものだ。
今回は、3Dグラフィックス性能と同様に動画再生支援機能にもGPUによる性能差があるのか、HD動画再生中CPU負荷率をチェックしてみた。動画データとしては解像度1,920×1,080ドットのWMV HDデータを使った。これをHDDにコピーして再生し、NVIDIA/ATIのハイエンドとローエンドという4種類のカードでCPU負荷率を測定している。ただしテスト環境のCPU(Core 2 Extreme X6800)では強力過ぎるため、システムバス 200MHz×内部倍率6倍=1.2GHz動作で測定している。
結果はグラフのように、NVIDIA製品が有利で、なおかつハイエンド製品のほうが負荷率が低い傾向となった。
ただし、Vista環境ではオーバーレイが廃止されるなど動画再生の扱いが大きく変わったため、ドライバのバージョンにより再生画質やCPU負荷率が大きく変動することがある。これはあくまでも2007年3月時点での結果としてご覧いただきたい。 |
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ドライバでの動画再生設定が豊富に
NVIDIAとATIの最新ドライバでは、動画再生画質の設定も多く備える。ただし再生支援機能は、両社ともユーザーによるON/OFFは不可能になっている |
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GPUによって負荷に差が
今回の条件ではNVIDIA有利で、かつ高速GPUのほうが負荷率が低い。メーカーの比較はともかく高性能GPUのほうが有利であるのは興味深いところ |
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【検証環境】
CPU:Core 2 Extreme X6800(1.2GHz動作)
マザーボード:ASUSTeK P5N32-E SLI(NVIDIA nForce 680i SLI)
メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB)×2
HDD:Maxtor DiamondMax 10 6L250S0(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)
OS:Windows Vista Ultimate
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InnoVISION |
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Geforce 7600GT 256MB PCI-E |
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17,000円前後 |
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URL:http://www.inno3d.com/
問い合わせ先:support@kohryu.com(興隆商事) |
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GeForce 7600 GT |
PCI Express x16 |
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低価格ながらGeForce 7600 GTを搭載
実売価格1万7,000円前後と低価格な7600 GT搭載カード。クーラーにオリジナルの円形モデルを搭載するのも特徴だ。コンデンサは固体高分子タイプではないが、ルビコンをはじめとするオール日本メーカー製仕様だ。 |
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コアクロック:560MHz
メモリクロック:1.4GHz
ビデオメモリ(バス幅):256MB GDDR3 SDRAM(128bit)
インターフェース:DVI-I×2、S-VIDEO/HDTV OUT×1 |
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エクスペリエンスインデックス
グラフィックス: 5.9
ゲーム用グラフィックス: 5.5 |
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円形のクーラーは小型だが、静音性は意外と高い |
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Leadtek |
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WinFast PX7600GS TDH 256MB HDMI |
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16,000円前後 |
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URL: |
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GeForce 7600 GS |
PCI Express x16 |
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HDMI端子を装備したHTPC向けカード
大型テレビなどで採用の進むHDMI端子を装備した、7600 GS搭載製品。HDMI端子搭載カードが使われることの多いHTPCに向け、オリジナル設計のヒートパイプ付きクーラーも装備する。HDMI接続ケーブルなど、付属品も充実。 |
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コアクロック:490MHz
メモリクロック:700MHz
ビデオメモリ(バス幅):256MB DDR2 SDRAM(128bit)
インターフェース:DVI-I×1、S-VIDEO/HDTV OUT×1、HDMI×1、S/P DIF IN(同軸)×1 |
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エクスペリエンスインデックス
グラフィックス: 4.4
ゲーム用グラフィックス: 4.7 |
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HDMI+DVI-I仕様なので、使い勝手がよい |
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XFX |
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NVIDIA GEFORCE 7600GT FATAL1TY 256MB RoHS 650MHz |
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25,000円前後 |
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URL:http://www.xfxforce.com/
問い合わせ先:info@synnex.co.jp(シネックス) |
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GeForce 7600 GT |
PCI Express x16 |
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OC+ファンレスのゲーマー仕様カード
有名プロゲーマー「Fatal1ty」のブランドを冠した7600 GTカード。ファンレスながらコア650MHz/メモリ1.6GHzと超高クロックで、クラスを超えた性能を誇る。ただし発熱はかなり大きいため、使用時は注意したい |
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コアクロック:650MHz
メモリクロック:1.6GHz
ビデオメモリ(バス幅):256MB GDDR3 SDRAM(128bit)
インターフェース:DVI-I×2、S-VIDEO/HDTV OUT×1 |
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エクスペリエンスインデックス
グラフィックス: 5.9
ゲーム用グラフィックス: 5.6 |
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ヒートシンクは背面にもおよぶ。干渉には注意 |
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ミドルレンジクラスを中心に最近増加しているのが、GPUやビデオメモリを規定以上のクロックで動作させるオーバークロック(OC)仕様のビデオカードだ。OCカードは標準仕様の製品と比べてお買い得な価格設定がなされており、さらに(ユーザーの手によるOCと違い)カードメーカーの製品保証が得られる点などから人気が高い。
とくにここ1年ほどでは、比較的低価格なGPU(NVIDIA GeForce 7600 GS/7300 GTが多い)に対し、標準より高速なGDDR3メモリを組み合わせた製品がトレンドだ。ビデオメモリのクロックアップはゲームだけでなくAeroの動作にも非常に効果的なため、Vista環境ではとくにコストパフォーマンスがよくなる。とくに1万円前後のものは性能向上度が非常に高く、お買い得。
さて、今回はOCカードの代表として、GeForce 7600 GTを搭載したXFX製「NVIDIA GEFORCE 7600GT FATAL1TY 256MB RoHS 650MHz」と標準モデル(InnoVISION製)間で、3DMark06を使った性能比較を実施した。結果はグラフのとおりの性能向上となっている。NVIDIA GEFORCE 7600GT FATAL1TYはコア650MHz(90MHzアップ)/メモリ1.6GHz(200MHzアップ)となる仕様だが、これにより1ランク上の製品とほぼ同等の速度となっている。
コストパフォーマンスを重視するユーザーはとくに注目しておきたい。 |
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高速メモリを使用したカードが増加
1年ほど前はミドルレンジ以上の製品の装備だったGDDR3メモリだが、最近はローエンドクラスのOCカードでの採用が急増している |
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OC率によって大幅な性能アップも
今回はとくにクロック向上率が高いカードを使ったこともあり、1ランク上のGPUに迫る結果に |
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【検証環境】
CPU:Core 2 Extreme X6800(2.93GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5N32-E SLI(NVIDIA nForce 680i SLI)
メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB)×2
HDD:Maxtor DiamondMax 10 6L250S0(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)
OS:Windows Vista Ultimate
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