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Vista対応パーツ100製品 ベンチマーク決戦
TEXT:芦澤英一
GPU非搭載
マザーボード編
優良マザーでパーツの性能を最大限に引き出す
imageマザーボードは自作PCの土台となる重要なパーツだが、パフォーマンスという面ではほかのパーツほど製品の性能差に大きな開きはない。いかに接続するパーツの性能を引き出せる環境が整っているかが、選択のポイントとなるだろう。
ベンチマーク前の基礎知識
IntelとAMDマザーの違い
 Intelプラットフォームの製品とAMDプラットフォームの製品のパフォーマンスを公正に比較するのは難しい。CPUのアーキテクチャに大きな違いがあり、そのためマザーボードに要求される設計や仕様そのものが異なるからだ。

 とくに顕著なのはメモリまわりで、Intelプラットフォームではメモリコントローラをチップセット(MCH)に搭載するのに対し、AMDプラットフォームではCPUに内蔵するのでメモリアクセスのレイテンシが小さくなる。そのため、メモリに関するベンチは多くの場合AMDのほうに優れた数値が出る。逆にAMDが劣勢なのは、Intelの開発によるCPU拡張命令を使用したマルチメディア系のテスト。AMDのCPUも最新の拡張命令を備えてはいるが、ベンチスコアではどうもIntelに軍配が上がるようだ。
Intel系マザーボード
AMD系マザーボード
image image
Intelプラットフォームでは、メモリコントローラをチップセット(MCH)に搭載する分、メモリ系ベンチでは劣勢に立つことが多い メモリコントローラをCPUに内蔵するAMDプラットフォーム。メモリ関連のスコアはマザーボードの性能ではなく、CPU性能の一部と言える
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主要チップセット比較表
Intel CPU向けチップセット
North Bridge Intel 975X Intel P965 NVIDIA nForce 680i SLI
システムバス 1,066MHz 1,066MHz 1,333MHz
対応メモリ PC2-5300(DDR2-667) PC2-6400(DDR2-800) PC2-6400(DDR2-800)
最大メモリ容量 8GB 8GB 8GB
SLI/CrossFire対応 CrossFire(x8×2) SLI(x16×2)
主な対応South Bridge ICH7/R/DH ICH8/R/DH nForce 680i SLI MCP
South Bridge ICH7/R/DH ICH8/R/DH nForce 680i SLI MCP
Serial ATA 4(3Gbps) 4/6/6(3Gbps) 4(3Gbps)
RAID 非対応/RAID 0/1/0+1/5 非対応/RAID 0/1/0+1/5 RAID 0/1/0+1/5
IDE 1(Ultra ATA/100) 1(Ultra ATA/133)
LAN 100BASE-TX 1000BASE-T 1000BASE-T×2
AMD CPU向けチップセット
North Bridge NVIDIA nForce 590 SLI AMD 580X CrossFire
システムバス 2,000MHz 2,000MHz
対応メモリ CPUによる CPUによる
最大メモリ容量 CPUによる CPUによる
SLI/CrossFire対応 SLI(x16×2) CrossFire(x16×2)
主な対応South Bridge nForce 590 SLI MCP SB600
South Bridge nForce 590 SLI MCP SB600
Serial ATA 6(3Gbps) 4(3Gbps)
RAID RAID 0/1/0+1/5 RAID 0/1/0+1
IDE 1(Ultra ATA/133) 1(Ultra ATA/133)
LAN 1000BASE-T×2 1000BASE-T
起動が速くなる
ベンチマーク外の豆知識
OSの起動時間を短縮させる
 マザーボードによってベンチマークのスコアが激的に変わることはほとんどない。となると、実用的な快適さという面では、マザーボードが備えている機能を上手に使いこなすことがベンチマークスコア以上に重要とも言えるだろう。ここでは、BIOSの設定で行なえる、OSの起動時間短縮法をいくつか紹介したい。

 まず、BIOSの「Advanced BIOS Features」や「Boot」といったメニューにあるドライブの起動優先順位をチェックしよう。通常、初期設定では光学ドライブかFDDが先頭に設定されていることが多いが、これをOSがインストールされているHDDに変更しよう。BIOS起動時にほかのドライブを探しに行かない分、起動が速くなるからだ。なお、OSをインストールする際には光学ドライブを先頭に設定する必要がある。

 また、最近のマザーボードには数多くのオンボード機能が搭載されているが、実際に使用しない機能はBIOSで無効(Disabled)に設定しておいたほうがよい。なぜなら、各機能が有効(Enabled)に設定されている限り、OSは起動時にドライバを読み込む時間を要し、リソースも消費する。とくにRAID機能はドライブの検出に時間がかかるので、使用しないなら積極的に切っておきたい。
Boot順はHDDを先頭に
imageBIOSの初期設定状態では、光学ドライブやFDDの起動優先順位がHDDよりも高く設定されていることが多い
image
imageOSがインストールされているHDDを先頭に変更すれば、ドライブ検出時間が短縮され、多少はOSの起動時間が短くなる
BIOSで不要な項目をDisableに
imageオンボード機能のIDE/Serial ATA RAIDコントローラを有効に設定していると、ドライブ検出画面で多少の時間を要する
imageIDE/Serial ATA RAIDコントローラを無効化して起動時間を短縮可能。ただし、該当するコントローラに光学ドライブを接続している場合は無効化できないことも
image現在あまり使われなくなったシリアル/パラレルポートなどのレガシーデバイスも無効化しておけば、リソースの節約になる。ただし高速化効果を実感できるとは言い難い
imageBIOS起動時のメモリチェックを簡略化する設定(「Quick Boot」など)もEnabledにすれば、起動時間を短縮できるはずだ
性能アップにはマザーボードメーカー独自の機能にも注目
 現状のパーツだけで性能アップを狙うといった場合には、オーバークロックがもっとも手っ取り早い方法だろう。ASUSTeKの「AI Overclocking」では、ユーザーがほとんど手間をかけずに、簡単にオーバークロックの設定を行なってくれる。

 また、各社マザーボードには、メーカー独自の高速化機能が提供されている製品もある。こちらもASUSTeKの独自機能だが、同社の一部製品に採用されているPEG(PCI Express Graphics)Link Modeは、マザーボード側からビデオカードのクロックなどのパラメータを制御する機能で、高速な設定にすると3DMarkなどのベンチマークでも効果が確認できる。

 ただし、オーバークロックやこうした機能は、場合によってはシステムが不安定になるリスクもあり、必ずしも性能アップを実現できるというわけではないことを念頭に置いて試みてほしい。 
image画面はASUSTeK「PEG Link Mode」の設定項目。各社マザーボードは、それぞれ独自のオーバークロック機能などを搭載している場合がある
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