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Vistaマシン完全作成マニュアル
Vista使うならこんなマシン
TEXT:保坂陽一
CASE 行くぞLAN PARTY?! 

ゲーム専用Vistaセカンドマシン
ムダを削ってストイックなゲームマシン?
image まだWindows Vistaも発売直後ということで、対応ゲームは多くはないかもしれないが、どうせVistaマシンを作るなら、Aeroを見越してビデオカードを強化しておこうという人は多いはず。しかも、まだ現役のWindows XPマシンがあるので、ニューマシンはセカンドマシンになるという人も多いだろう。ということで、セカンドマシンにすることを前提に、ゲームに特化したコンパクトマシンを作ってみた。

 ベースに使用したのはASUSTeKのG965搭載ベアボーンPC「T3-P5G965」。キューブタイプほどではないが、それに迫るサイズのミニタワーだ。このベアボーンPCの何がよいのかと言えば、ATX電源が搭載可能なこと。ハイエンドビデオカードにも対応可能な大容量電源が搭載できると考えたわけだ。しかし、内部は狭いので、なるべくスマートに使うために、内部ケーブルが着脱可能な450W電源を採用。これを付属の250W電源と交換した。残念ながら付属のものより奥行きがあったため、シャドーベイが使用できなくなってしまったが、セカンドマシンということで、光学ドライブを排除し、5インチベイにHDDを取り付けることに決定。OSインストール時のみ、光学ドライブを取り付ける形である。HDDはゲームマシンということで容量よりも速度を重視ということでWestern DigitalのWD Raptorを使用し、普通の3.5インチ変換アダプタを使う代わりに、HDD静音化ケースにセットしてみた。

 さて、肝心のCPUとビデオカードだが、CPUはガチガチの本命、Core 2 Duoの最上位モデル E6700。E6600辺りでオーバークロックを楽しむというのもよいが、十分なパワーさえあれば、ゲーマーとして求めるのは安定性ではないだろうか。ビデオカードは、大型カードになる一歩手前のクラス、GeForce 7900 GS搭載のファンレスタイプをチョイス。挿し込んでみると、T3-P5G965ではどうやらこれくらいのサイズのビデオカードが限界の様子だ。ちなみに、PCI Express x16スロットの上にあるPCIスロットはビデオカードのヒートシンクのおかげで使用できない。Sound Blasterが必須という場合は、ビデオカードはファン付きの1スロットタイプを選ぼう。

 こうして完成したゲームマシンは、実にストイック。これはこれでアリだ。むしろ家で使うより、外に持って出て見せびらかしてみたいところだが、あまり国内ではその機会もなさそう。それよりマシン負けしないように腕を磨くべき?
image
(1)G965搭載ベアボーンPC
Aeroも使えるグラフィックス機能を搭載したベアボーンPCは人気アイテム。今回は単純に拡張性で選んだ
(2)高速HDD in HDD静音化ケース
電源交換でシャドーベイが使えなくなってしまったので、セカンドマシンを前提にして、5インチベイにHDDを搭載。HDD静音化ケースも使用し、ファンレスビデオカードにBTXケースと、静音性も高いマシンになった
(3)GeForce 7900 GS搭載 ビデオカード
imageGeForce 7600クラスでもゲームによっては十分だが、余裕を持ってGeForce 7900 GSを選択。電源を交換したことで、動作にも不安はなくなった
(4)Intel Core 2 Duo E6700
CPUは Core 2 Duoの最上位モデル。クアッドコアはまだ対応ゲームが少なく、その恩恵を受けることができる場面はわずか。よってこれがベストだ
(5)450Wのケーブル着脱可能電源
imageこのベアボーンPCでは通常のATX電源が使えるということで、付属のものより容量の大きなものに。ケーブルの着脱が可能なものを選んだが、実は意外に内部でかさ張った……
大容量電源に交換
image大容量な現源と交換。キューブタイプなどのより小さなベアボーンではこうはいかない。しかし、入れてみるとサイズはギリギリ。着脱式だが、ケーブルそのものが太かったのも予想外
高速HDDを5インチベイに
image5インチベイに静音化ケースを使って、HDDを内蔵。光学ドライブなんてゲーム中には使わないぜ!と言うとカッコよく聞こえるが、実はここにしかHDDが入らなかっただけ?
大型ビデオカードを搭載
imageファンレスの製品も登場しつつあるGeForce 7900 GSクラスは、狙い目のビデオカード。ヒートシンクの大きさに注意は必要だが、小型マシンでもギリギリ入る製品は多そうである
ベアボーンPC ASUSTeK T3-P5G965 32,000円前後
CPU CPU Intel Core 2 Duo E6700 66,000円前後
CPUクーラー CPUクーラー ASUSTeK T3-P5G965付属 -
マザーボード マザーボード ASUSTeK T3-P5G965標準 -
メモリ サンマックス・テクノロジーズ SMD-51248HP-8E×2 19,000円前後
ビデオカード MSI NX7900GS-T2D256EZ 28,000円前後
HDD1 Western Digital WD Raptor WD1500ADFD 28,000円前後
HDD静音化ケース サイズ Quiet Drive 5,000円前後
電源 サイズ 剛力プラグイン 450W 7,500円前後
主要パーツの合計 185,500円前後
CASE 大型液晶テレビで使いたい

HDMI対応省スペースリビングPC
拡張性を素直に活かす
 同じベアボーンPCでもこちらはスタンダードなVistaマシンに。チップセットが945Gで、Core 2 Duo対応のベアボーンPCも市場に多く出回っている。オンボードグラフィックス機能は少々心もとないが、PCI Express x16スロットがあれば問題解決。とくに大型のビデオカードを使わなくても、現行の製品であれば、基本的に何を選んでもAeroの動作には十分だ。PCIスロットにテレビキャプチャカードを搭載すれば、Media Centerもしっかり使える。サウンドカードを搭載してゲームマシンにするのもありだろう。

 ここで選んでいるビデオカードは、MSIのHDMI出力付きGeForce 7600 GS搭載ビデオカード「NX7600GS-MTD256E」。十分な性能もさることながら、大型液晶テレビなどと接続して使用するのもおもしろい。Media Centerなどを活かすのであれば、ベストなカードの1枚ではないだろうか。

 これに限らず、コンパクトでもちょっとしたパーツを追加してやるだけで、十分なVista環境になるはず。自分なりにパフォーマンスを引き出してもらいたい。
image945G搭載のキューブタイプベアボーンPC
キューブベアボーンのスタンダード、ShuttleのXPC SD32G2(実売価格:29,000円前後)。Vista世代のマシンはコンパクトに、という人は多く、Core 2 Duoが搭載できるキューブタイプは注目が集まっている
ビデオカード+テレビキャプチャカード
imagePCI Express x16+PCIスロットという組み合わせは現在のキューブタイプでは一般的なもの。ヒートシンクの大きなビデオカードは難しいが、それだけにカード選びには楽しさもある
HDMI出力でテレビに接続
imageHDMI出力付きのビデオカードを使って、ビデオデッキ代わりにテレビに接続。大型液晶テレビもどんどん普及しているところなので、こうしたカードの存在はうれしいところだ
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